【追記:4本目】◤黒澤 - 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込50 黄ラベル 29BY 3本目!1800ml <長野> ── dಠಠb「この程度じゃ満足できない、もっと透明感と酸が欲しい」#Fruity/Dry 




 ※2019年1月16日 (水) に4本目 (720ml) を開けたので、こちらに追記します。4本目

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 ▲『ボキャブライダーSP 高校生対抗!2018 夏の英単語選手権』より。同年代に囲まれると逆に生々しいな (笑) 。


 2本目 (720ml) は少しスパルタ仕上げで育てましたが、この1800mlはキチンと冷蔵管理してました、黒澤 (くろさわ) の直汲みイエローです。


kurosawa_yellow29by3_3.jpg 3本目の「Type 7」の1800mlにおける軽さと抜け感を期待していたものの、ちょっと酸が足りないカナートという印象です。というより、甘旨にまろやかな伸びと膨らみが出てしまい、バランス上、存分に味としての酸っぱさを感じれないというか。

 まあ、この酒に与えられた宿命としてクワナリ細部にフォーカスされながらオレに飲まれてるので──なにせ「marvelous」が期待されてますので──アレですが、日本酒マトリクス全体的の中では際立つ銘酒であることに疑いの余地はないです。それこそ、この隣に長陽福娘の生酛なんかを置いた日にゃあ、もう飲み比べるのも可愛想なほど、酒としての存在感は別格!

 とはイエイ、この程度じゃ満足できませんね。まだ完全にポテンシャルが発揮されてないのか、単に上手に成長できないのか、それは残りの3本を飲んでみないと分かりませんが、やっぱ29BY的な酒米属性なのかな。やや重いですね



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 bottle size:1800ml





【682】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込50 黄ラベル 29BY 1800ml <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


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▪︎酒米/精米歩合:美山錦 (麹) ひとごこち (掛) /65%
▪︎酵母:長野酵母(※真偽不明。基本的には非公開なので参考程度で。)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:18%
▪︎処理:直汲み生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年3月
▪︎管理状況:2018/7/26に着。3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年8月27日 (月) /ろくまるの次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──トロピカルなフルーツアロマもあるけど、やっぱ白いキャラメルという表情の方が前に出る。これがあると、そこらの生酛との圧倒的な差異がなくなっちゃうんだよな。もっともっと透明感が欲しい。先日の720mlよりは抜け感ありそうだけど。

 さて──。

 なかなか良い。少しサンタリーナだけど、凝縮感はありますね。まだまだ過度に「旨口サイド」には振れてないし、新酒時期のゴリゴリ&ゴワゴワもクワナリ取れてるので問題なく旨いですね。「Type 7」の1本目の1800ml (marvelous) には適わないけど、それに次ぐことだけは確か。そして先日の720mlよりはイイ。ガスは少しだけどあります。



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 それでも旨みが素早く閉じた先に、舌に乗る乳酸の実体があって、少しクニュリとしたハイチュウなテクスチャーあります (笑) 。余韻には黒澤チョークな粉草感。うーん、やはり少し酸の輝きが足りてないので香りの質感に乳白色なマット感があるかなー。つまりオレにとっては透明感不足というか。

 関係ないけど、今、スゲえ雷



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 ▲オマエら、生々しいぞ (笑) 。



 ワイングラス──チロリに氷ポチャンVerです。

 甘やかなキャンディー来ましたね。色もそこそこ付いてるかな。ややホロ甘苦い、カルアミルクのような味わいなので、そこまでオレの望むような酸が寄り添うわけでもないけど、まあいいでしょうね。つうか、これに文句言ったら日本酒は引退間近っつうことで (笑) 。 

 問答無用に「excellent」の的を射抜くほどじゃないけど、存在感だけは他の2倍ある感じ。意外にワイングラス&氷ポチャンより原酒をグイ呑みでクイっとがイイ。





── 2日目。

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 立ち香──そこそこミルキーかなあ。「Type 7」よりも赤い成分が少ないというか。

 昨日よりは視界が晴れてきたかな。それでもトロピカルな果実味を形成するために、もう一声「酸」が欲しいんだよなあ。まあ、十分に旨いけど、これで「完成」だとは思わないし、まだ半分以上あるので、720mlに移して1週間くらい冷蔵放置した方が良さげ。

 ほら、先日の菊鷹みたいなさ。ちょっと最後が少し重いし粉っぽい。このホロ苦い感じはカルアミルクみたいで嫌いじゃないんだけど、液の球体感を下支えする酸のコーティング感が途中で剥がされちゃうのが少しイヤ。

 moukan1973♀には中身を伝えずに持たせたけど、♡☺♡「かなりドライで最初すごい苦かったけど温度が上がったらまあまあ飲めた」だと。ま、言ってることはわかる。完璧な仕上がりの「Type 7」のようにガブガブ飲む感じに乏しいんだなあ。





── 3日目。

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 ▲奥の黄緑ワインはどこでも売ってるアラン・ブリュモンの1,000円ちょいの白。これも「佐々木酒店」にあったんだけど「残り2本か」などと思ってよく見ると、まさかの「2014」と「2016」が1本ずつ。ちなみに現行ヴィンテージは「2017」です。一体どういう売れ残り方してんだ (笑) !?



 残り5合くらいだけど、ギュインギュイン旨みが暴発して、これは少し苦みが強過ぎる。なので、残りは720mlに採って、更なる残りで「篠峯ブレンド」の隙間を埋めました。「篠峯:30%、黒澤:70%」くらいかな。意外にも香りは「篠峯」が支配してるけど、きっと「愛山」のハイポテンシャルな酸がイイ仕事をしてくれるでしょう。つうか、黒澤酒造で「愛山」の生酛純米大吟醸とか造ってくんねえかなあ。

 ひとまず720mlは冷蔵で4週間くらい様子を見ようかね





── 約2ヶ月目。

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 ▲『Remixed With Love By Joey Negro Vol. 3』 ──遂にドロップ。[詳細まとめ






※1800mlの残りを720mlに詰めたのは8月29日のこと。冷蔵庫で落ち着かせてみたけど、まだまだですね。

 立ち香──イイ感じのトロピカルな甘やかさ。やっぱ三色の中では黄色が一番フルーティーだなあ。実は2回ほど軽く舐めてるんだけど、2〜3日前に少し確認したらヨサーゲだったので改めて。

 まだまだゴワッシュだけど、甘みは随分と伸びて来た。ここまで来れば「甘くない」とは言わせない。やっぱ「穂積」なんかより綾瀬はるかにグラマラスなので、もはや同じ組ではないですね。あっちは酸っぱい酒だけど、こっちは甘旨系。

 マドラーで多めに割り水すると滑らかフルーティーになって、この言葉は使いたくはないけど飲みやすくなります



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 お燗──。

 生酒の長野燗らしく、香りは結構なホットミルク (笑) 。液面もポヨポヨで、まるで溶かした飴のような粘性。

 あああ。甘いけど、そこそこゴワッシュは取れる。旨みの立体が酸に押し潰される流れはありますね。ちょっと退けがドスンと辛いので、これは割り水してALC.度数を15%くらいに落として燗につけるのがヨサーゲ。

 まあまあかな。こっちの方がイマドキ感があってキャッチーだけど、やっぱ「穂積」の方がオレは好きかな



↑↑↑ 3本目 ↑↑↑


 4本目!!!
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 4本目の黄色信号、黒澤です。3本目の記事の下に追記してます。3本目は2018年8月27日に1800mlで開けて、残りを720mlに採って寝かせて2018年10月26日頃に飲んだので、ぼちぼちカナート。まだ両サイズ1本ずつあるので、ここらで確認です。

 別に焦っちゃいないけど、もうすぐ30BYが出るんだなぁ、とか思い始めてます (笑) 。



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 bottle size:720ml





【733】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込50 黄ラベル 29BY 4本目! <長野>





▪︎酒米/精米歩合:美山錦 (麹) ひとごこち (掛) /65%
▪︎酵母:長野酵母(※真偽不明。基本的には非公開なので参考程度で。)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:18%
▪︎処理:直汲み生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年3月
▪︎管理状況:2018/7/26に着。5℃ (野菜室) で管理。
▪︎試飲日時:2019年1月16日 (水) /土佐しらぎくの次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──うわっ、なんだこれ!? 超絶みたらし団子なんすけど (笑) 。確か先日の「Type 9 液漏れVer」でも同じようなこと書いてわ。もう完全に「醤油」と「砂糖」と「酒」で作ったタレ。えええっ〜〜〜!? ヨソウガイデス。液面を動かすと「ボンタン飴」も来ました。それでも確かに在る、パツンとしたアロエっぽい甘酸。

 飲んでみる──怖い・・・みたらし団子は大好きだけど、でも・・・。

 不思議 (笑) 。なんだこれは・・・。でも、スゲえ軽くて捌けがいいな。もはや味や香りで語るべき段階は通り越してる。麦チョコ的なブーケ (熟成香) もあるっちゃあるんだけど、なんか強めに煎った焦げ感というか、鋭角的なアタックとしてスマートに入って、やがてはミネラリーな魅惑の余韻を残して行くんだよな。これは予想外の方向に化けたというか、ちょっと動揺してます。



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 味クラーヴェ──どっちも初日の状態です。

 並べて飲むと、やっぱ「土佐しらぎく」は余韻が汚い──草を通り越してホコリというか (笑) 。ま、所詮は新酒の生酒なんで、いちいち細部も全体も不完全だから仕方ないんだけど、でもまあ、この酒質であれば、造り手としては「早飲み設計」ではあるだろうね。実際、今時期からグイグイ味も出てるし、寝かせて別次元に飛躍するような酒ではヌワイです。

  黄色信号はねえ・・・もはや別ステージというか別ジャンルの酒。



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 ワイングラス──。

 この段階になると、これまでの3本で感じて来たような〝重さ〟は、もはやヌワイですね。他のスペックと比べて少し酸が弱いので、思ってたより熟成定数は大きめだけど、ビタージューシイなダンディー生酛とは言える。ただ、若い状態で感じたトロピカルなフルーティネスを簡単には探せなくて、今はイイ意味で穏やかな落ち着きを兼ね備えた、非常にシックなトーンに陰ってます。

 とはイエイ、温度が常温に近づくと、酸と焦げみが絶妙に癒着して、なんとなく紅茶というか、少し甘めのエキゾチックな茶葉みたいなアロマが滑らかに膨らむんだよね。さすがにいろいろな表情を見せてくれますね。





── 2日目。

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 2日目ということもあるだろうけど、ワイングラスだと熟香も熟味もさほど前に出ませんね。「土佐しらぎく」とはステージが違う。結構ホロ苦い余韻がミネラルの砂塵の中で長く続くんだけど、この風に舞うような柔らかいニュアンスのミネラリティを新酒で体現するのは困難でしょうね。

 もはや若い状態で感じたトロピカルなフルーティネスにはなかなか出会わないんだけど、なんとも予想外な方向に熟成の舵を切った感じ──ま、ストックしてる1800mlはまたこれとは違った表情を見せてくれそうだけど。

 温度が上がると出てきました、チャロマ (お茶なアロマ) 。「Type-9」より軽やかですね。10℃以上の温度帯をワイングラスでチビチビやるのがベター。

 他に信じられないくらい旨い状態の「黒澤」をオッパイ知ってるので、正直、含んだ瞬間に飛び上がることもないし、実際、もう一声、何か決定的なチャームポイントが欲しい気もするけど、それでも興味は尽きないし、他の多くの日本酒を〝無意味の井戸〟に突き落とすくらいの個性は余裕でありますね。

 一応、残りの2本には期待しておきます。それより「穂積 生 27BY」のラスト1本をいつ開けるかだな。これは確実に別世界へ連れて行ってくれるでしょう。





── 4日目の昼間。

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 ♡☺♡「うまい。ワールドクラス。やっぱ格が違う。初日はあんなこと言ったけど (笑) 。つうか、おかきヤバイ。これ超旨い。」[※あんなこと

 まあ、他の多くの銘柄とステージが違うのは確かなんだけど、オレの中で常に高いレベルを求められる「黒澤」にあっては、やはり、何かが足りない。冷た過ぎるのはダメですね。温度が上がると紅茶っぽいアロマも出て来て、そのへんは少しだけ「篠峯 愛山45」の熟成式に似てるものの、熟成定数は大きめなので、2年以上は持てないかな





── 11日目。

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 ワイングラス一杯分ほど残して1週間くらい放置してたけど、実はちょいちょい舐めてました。 赤いヤツ (長陽福娘) の後だと異様に軽く感じるわ (笑) 。ミルクティーのようなアロマありつつ、麦チョコ様の焦げみは余韻の中でしか現れないので、これ、熟成したブラン・ド・ブランみたいなモカ・フレイヴァーだよね。ケナルデルの2004を想ひ出したわ。

 このレベルの麗しのミネラリティは「長陽福娘 限定直汲み 純米吟醸 山口9E酵母 27BY」とか「ろくまる 雄山錦うすにごり 生酒 26BY」とか、ほんの一部の酒でしか体験できない高貴な属性。


moukan1972♂






日本酒 生酛 山廃 黒澤 on_list_good 浜辺美波

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