【720mlに移して約2ヶ月後】◤黒澤 - 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込50 黄ラベル 29BY 3本目!1800ml <長野> ── dಠಠb「この程度じゃ満足できない、もっと透明感と酸が欲しい」#Fruity/Dry/Michel Thomasミッシェル・トマ AOCサンセール ブラン2010 




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 ▲『ボキャブライダーSP 高校生対抗!2018 夏の英単語選手権』より。同年代に囲まれると逆に生々しいな (笑) 。


 2本目 (720ml) は少しスパルタ仕上げで育てましたが、この1800mlはキチンと冷蔵管理してました、黒澤 (くろさわ) の直汲みイエローです。


kurosawa_yellow29by3_3.jpg 3本目の「Type 7」の1800mlにおける軽さと抜け感を期待していたものの、ちょっと酸が足りないカナートという印象です。というより、甘旨にまろやかな伸びと膨らみが出てしまい、バランス上、存分に味としての酸っぱさを感じれないというか。

 まあ、この酒に与えられた宿命としてクワナリ細部にフォーカスされながらオレに飲まれてるので──なにせ「marvelous」が期待されてますので──アレですが、日本酒マトリクス全体的の中では際立つ銘酒であることに疑いの余地はないです。それこそ、この隣に長陽福娘の生酛なんかを置いた日にゃあ、もう飲み比べるのも可愛想なほど、酒としての存在感は別格!

 とはイエイ、この程度じゃ満足できませんね。まだ完全にポテンシャルが発揮されてないのか、単に上手に成長できないのか、それは残りの3本を飲んでみないと分かりませんが、やっぱ29BY的な酒米属性なのかな。やや重いですね



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 bottle size:1800ml





【682】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込50 黄ラベル 29BY 1800ml <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


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▪︎酒米/精米歩合:美山錦 (麹) ひとごこち (掛) /65%
▪︎酵母:長野酵母(※真偽不明。基本的には非公開なので参考程度で。)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開
▪︎ALC:18%
▪︎処理:直汲み生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年3月
▪︎管理状況:2018/7/26に着。3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年8月27日 (月) /ろくまるの次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──トロピカルなフルーツアロマもあるけど、やっぱ白いキャラメルという表情の方が前に出る。これがあると、そこらの生酛との圧倒的な差異がなくなっちゃうんだよな。もっともっと透明感が欲しい。先日の720mlよりは抜け感ありそうだけど。

 さて──。

 なかなか良い。少しサンタリーナだけど、凝縮感はありますね。まだまだ過度に「旨口サイド」には振れてないし、新酒時期のゴリゴリ&ゴワゴワもクワナリ取れてるので問題なく旨いですね。「Type 7」の1本目の1800ml (marvelous) には適わないけど、それに次ぐことだけは確か。そして先日の720mlよりはイイ。ガスは少しだけどあります。



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 それでも旨みが素早く閉じた先に、舌に乗る乳酸の実体があって、少しクニュリとしたハイチュウなテクスチャーあります (笑) 。余韻には黒澤チョークな粉草感。うーん、やはり少し酸の輝きが足りてないので香りの質感に乳白色なマット感があるかなー。つまりオレにとっては透明感不足というか。

 関係ないけど、今、スゲえ雷



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 ▲オマエら、生々しいぞ (笑) 。



 ワイングラス──チロリに氷ポチャンVerです。

 甘やかなキャンディー来ましたね。色もそこそこ付いてるかな。ややホロ甘苦い、カルアミルクのような味わいなので、そこまでオレの望むような酸が寄り添うわけでもないけど、まあいいでしょうね。つうか、これに文句言ったら日本酒は引退間近っつうことで (笑) 。 

 問答無用に「excellent」の的を射抜くほどじゃないけど、存在感だけは他の2倍ある感じ。意外にワイングラス&氷ポチャンより原酒をグイ呑みでクイっとがイイ。





── 2日目。

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 立ち香──そこそこミルキーかなあ。「Type 7」よりも赤い成分が少ないというか。

 昨日よりは視界が晴れてきたかな。それでもトロピカルな果実味を形成するために、もう一声「酸」が欲しいんだよなあ。まあ、十分に旨いけど、これで「完成」だとは思わないし、まだ半分以上あるので、720mlに移して1週間くらい冷蔵放置した方が良さげ。

 ほら、先日の菊鷹みたいなさ。ちょっと最後が少し重いし粉っぽい。このホロ苦い感じはカルアミルクみたいで嫌いじゃないんだけど、液の球体感を下支えする酸のコーティング感が途中で剥がされちゃうのが少しイヤ。

 moukan1973♀には中身を伝えずに持たせたけど、♡☺♡「かなりドライで最初すごい苦かったけど温度が上がったらまあまあ飲めた」だと。ま、言ってることはわかる。完璧な仕上がりの「Type 7」のようにガブガブ飲む感じに乏しいんだなあ




◤Michel Thomas / ミッシェル・トマ AOCサンセール ブラン 20102,274 円




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 ▲近所の酒屋で適当に買って来たらそこそこ有名な生産者だったし、この2010年は楽天なんかじゃどこにも売ってない (笑) 。現行ヴィンテージは「2016」です。



 うちからチャリで6〜7分の「佐々木酒店」は創業102年の業務用酒販店みたいだけど、見た目も店内も──我々が通うような地酒屋レベルから見れば至って普通の酒屋。地酒──「東洋美人」「仙禽」「五橋」なんかも少々。基本、酒なら手広くなんでもある。そう考えると「松屋酒店 (フィッチ) 」は改めてスゲえな──見た目オンボロの普通の酒屋なのに中に入るとRMモノのシャンパーニュがゴロゴロ (笑) 。


佐々木酒店1 そこまでマニアックな店じゃないので、ワインに関しては現行品より少し古いビンテージなんかが平然と売れ残ってます。穴場というよりは、田舎のオモチャ屋に昭和のボードゲームや子供向けアニメのグッズなんかがホコリを被って並んでる感じ (笑) ?

 シャンパーニュは数種類ながら、モエやヴーヴやアンリオに混ざって3,000円未満の謎メゾンが2種類ほどあるので、今度moukan1973♀と買って〝夏の想ひ出〟に店の外で飲んでみるか。近くに〝散財の悪魔の棲む館・異常石井〟もあることだしチーズでもツマミに。

 2,000〜3,000円クラスのフランス産AOCワインは1年で全種類制覇できそう。パっと見、50種類もないな。サンセールもコレを含めて2種類だけだし。奥にウォークインのセラーがあって、そこには高級品がズラリと並んでる──模様。見てもわからんから入ってない。



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 ▲髪の量以外、基本この人はあんま変わらんな (笑) 。



 立ち香──この価格帯の商品をそこまで神経質に扱う感じもないので少し不安だったけど、一応天井の照明はLEDだったし、実際に香りに関しては特に問題なさそう。爽やかシトラス。果汁の雫がピチャっと弾けるような瑞々しい透明感。硫黄系ミネラルなんかの熟香は感じないなあ。「2010」という条件に寄り添うなら、強いて言えば香りの面は幾分マットですね。そこまでキラキラもしてないけど、歴然とイエロー&オレンジ色にフルーティー。

 ソーヴィニヨン・ブラン100%だって──。

 あ、これアタリだわ。もう1本あったから、また明日買いに行こっ。なにげに「2010」は楽天でも買えないしクワナリの拾い物かも (笑) 。微かにガスを感じるな。3,000円クラスの取るに足りないブルゴーニュのシャルドネより全然いいわ。シャブリほどのミネラルがない分、果汁をダイレクトに感じれるので、極めてジューシイですね。つうか、この透明感のある輝かしいフルーティネスがこの値段で味わえるなら、わざわざ7,000円も出して無理してピュリニー・モンラッシェを買う必要さえないと思うわ。だったらこれを3本買った方が絶対に幸せになれるし、もしくはこれ2本と焼き鳥15本という組み合わせもいい (笑) 。



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 ▲というわけDE、さっそく翌日に残りの1本を買って来た。次は「2016」と垂直試飲かな。



 酸は十二分に足りてますね。しかし「2010」でコレかあ。現行で出回ってるのは「2016」だけど、逆にどんだけキビキビしてんだよ (笑) 。これは垂直飲みしたい感じではある。少し温度が上がってからの方がグラマラスな甘旨も捕まえやすくなる。これは近場で買えるナイスな拾い物だ。

 とにかくね、1,000〜1,800円クラスの白に比べて歴然とハイクラスな満足感を得られるのがいいよ。そりゃあ、細部のフィネスはさすがに7,000円のシャルドネには及ばないけど、要は満足度の問題なんだよ。コスパとも違うな。満足度だよ。例えばシャンパーニュ。旨いヤツは平気でで5,000円6,000円するけど、コスパとかそういう問題ではなく、満足できるから買うんだよ。いくらコスパが良くたって、3,000円以下のクレマンなんかじゃ満足できないわけだろ?

 そういう意味では、このサンセールには満足できる。デイリーユースとしてはこのラインを上限に攻めたい──3,000円オーバーのワインを毎日は飲めないわけだし。ズバリ、税込1,800〜2,300円の範囲で満足度の高いモノを、これから〝ヤミクモ砲〟を連射して見つけて来ます。あとは800〜1,799円で気不味くならないヤツな (笑) 。





── 3日目。

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 ▲奥の黄緑ワインはどこでも売ってるアラン・ブリュモンの1,000円ちょいの白。これも「佐々木酒店」にあったんだけど「残り2本か」などと思ってよく見ると、まさかの「2014」と「2016」が1本ずつ。ちなみに現行ヴィンテージは「2017」です。一体どういう売れ残り方してんだ (笑) !?



 残り5合くらいだけど、ギュインギュイン旨みが暴発して、これは少し苦みが強過ぎる。なので、残りは720mlに採って、更なる残りで「篠峯ブレンド」の隙間を埋めました。「篠峯:30%、黒澤:70%」くらいかな。意外にも香りは「篠峯」が支配してるけど、きっと「愛山」のハイポテンシャルな酸がイイ仕事をしてくれるでしょう。つうか、黒澤酒造で「愛山」の生酛純米大吟醸とか造ってくんねえかなあ。

 ひとまず720mlは冷蔵で4週間くらい様子を見ようかね





── 約2ヶ月目。

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 ▲『Remixed With Love By Joey Negro Vol. 3』 ──遂にドロップ。[詳細まとめ






※1800mlの残りを720mlに詰めたのは8月29日のこと。冷蔵庫で落ち着かせてみたけど、まだまだですね。

 立ち香──イイ感じのトロピカルな甘やかさ。やっぱ三色の中では黄色が一番フルーティーだなあ。実は2回ほど軽く舐めてるんだけど、2〜3日前に少し確認したらヨサーゲだったので改めて。

 まだまだゴワッシュだけど、甘みは随分と伸びて来た。ここまで来れば「甘くない」とは言わせない。やっぱ「穂積」なんかより綾瀬はるかにグラマラスなので、もはや同じ組ではないですね。あっちは酸っぱい酒だけど、こっちは甘旨系。

 マドラーで多めに割り水すると滑らかフルーティーになって、この言葉は使いたくはないけど飲みやすくなります



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 お燗──。

 生酒の長野燗らしく、香りは結構なホットミルク (笑) 。液面もポヨポヨで、まるで溶かした飴のような粘性。

 あああ。甘いけど、そこそこゴワッシュは取れる。旨みの立体が酸に押し潰される流れはありますね。ちょっと退けがドスンと辛いので、これは割り水してALC.度数を15%くらいに落として燗につけるのがヨサーゲ。

 まあまあかな。こっちの方がイマドキ感があってキャッチーだけど、やっぱ「穂積」の方がオレは好きかな。


moukan1972♂






日本酒 生酛 山廃 黒澤 on_list_good 浜辺美波

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