◤Pascal Doquet / パスカル・ドケ「Arpège / アルページュ」プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット NV (Dégorgement:2015/1)  




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 ▲あくまでも「いいですねえ〜」の時の表情です。




 毎度アクセスありがとうございます。


 パスカル・ドケは、コート・デ・ブラン地区のVertus/ヴェルテュ (プルミエ・クリュ) のドメーヌ。登録こそSR (ソシエテ・ド・レコルタン=同族/親戚等の栽培者が収穫したブドウを使ってワイン醸造) だけど、実質的にはRMと思って差し支えないです。

 よく知らないけど『ワイナート65号』で表紙を飾ったあたりからジワジワ人気が出てきてるようで、フィッチなんかに入っても5,000円以下のNVはすぐに売り切れます。今回は自前で輸入したヴェリタス瓶を10%OFFのポイント6倍以上の時に拾ったので、なんとか実質フィッチプライスで買えたのかな?

 つうか、この65号、今はじめてちゃんと目次を見たけど、欲しいですね (笑) 。ピエール・ジェルベ、セレック、ベレッシュ・エ・フィス、シャルトーニュ・タイエ等、過去に我が家の食卓を盛り上げた蔵元がオッパイ紹介されてます。しかもアンリオまで。そして、今、楽天で買いました



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 NVのアッサンブラージュ比はその年ごとに変わるみたいね。この瓶は2010年が62%、2011年が38%だけど、たまたまネットで見つけた──おそらく前年ロットのモノだと、2008年が35%、2009年が50%、2010年が15%となってる。ドサージュは4.5g/1L、マロラクティック発酵アリ、ボトリングが2012年3月でデゴルジュが2015年1月なので瓶熟は34ヶ月。ちなみにブドウは、ヴェルテュの他にBergères-les-Vertus/ベルジェール=レ=ヴェルテュ、Villeneuve-Renneville-Chevigny/ヴィルヌーヴ=レンヌヴィル=シュヴィニーのモノ──いずれもプルミエ・クリュ──が使われてるようだ。

 つうかこれ、飲んでる最中に「Dégorgement:2015/1」を知ったよ (笑) 。もしも最初から知ってたら躊躇するくらい追熟してるけど、結果的に素晴らしい仕上がりです。自前で熟成させるのは面倒だし場所取るし、これは熟成ブラン・ド・ブランのNVとしてはなかなかの塩梅じゃないだろうか。もう1本欲しいです。下手なミレジメより全然いいよ。



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◤Pascal Doquet / パスカル・ドケ「Arpège / アルページュ」プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット NV




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 ▲便利で意外にイケるセブンイレブンの『焼き鳥盛り合わせ』。「鳥皮」が冷凍に不向きなのでベチャっとしてるけど、それでも「鳥もも」のクオリティには満足できる。もう少し「つくね」に脂があればクワナリ良い。つうか、なんなら少し値上げして「鳥もも3本」でもいい。ちなみに『焼鳥炭火焼』はイマイチ。


 というわけDE、ココからのつづき。


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──この時点でダラダラと3時間くらい飲んでます──


 立ち香──香りは割りと穏やか。空駆けるシャルドネ林檎の弾けるエネルギーはヌワイ。完熟したブドウを摘んでるのか、ブラン・ド・ブランにも関わらず、そこそこ「赤いニュアンス」にも出会う。マロラクティック発酵はしてるだろうね。ややミンティーなアロマの風もそよぎ、少し海藻系ミネラル由来の旨みの先読みがある。

 特に問題はなさそうだけど──。

 ♡☺♡「さすがシャンですね。果汁が濃い。ちゃんと酸っぱい。今日飲んだワインの中で間違いなく一番うまい。やっぱシャンでしょ。



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 ▲ここでも共演&残酷なスプリットが繰り返される。もはや滝沢カレンは〝誰でもない〟な。



 ドライな超高級シードルという感じで、結構ホロ苦いタッチの余韻も。つうかこれ、クワナリしっかり熟してるじゃねえか。ラベルを見ると──飲む前にはあまり見ない──、デゴルジュが2015年の1月って、オイ (笑) 。ヴェリタスは一体どっから引っ張って来たんだ!?

 とはイエイ、これは手間要らずのナイス追熟だ。味わいや香りに熟した纏いはあるものの、それでも透明感のある軽やかな液性。泡は少し弱いけど、逆にワインとしての裸の実力をアケスケに語り出す。こりゃ、同じような値段のブルゴーニュやシャブリを何回セレクトさせても連中がオレたちを満足させる1本を選ぶことは不可能だな──そもそもシャンパーニュですらマトモに選べないんだから (笑) 。



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 どんどん良くなるな。熟成ブラン・ド・ブランとしてイイ塩梅の育ち具合だと思うな。元々が34ヶ月の瓶熟だから、2012年の3月のボトリングから数えれば、すでに約6年半もワインが瓶の中で眠っていたわけだろ?

 煮詰めた林檎のような焦げた渋みに少ないドサージュがブリュレなスイーツ感をもたらし、コクの固形化としての硬いハチミツのようなアタックが心地良い。酸もミネラルもコート・デ・ブランのシャルドネとしてはそこまで厳しいわけでもなく──そればかりか黒ブドウのようなフルーティネスすら感じさせる。メニルVerのNVもあるんだけど、むしろこっちの方がリッチでゴージャスかもしれない。

 ♡☺♡「これ旨い。ウメムラのスティルワインは薄いし酸が足りない。うちにはシャンがあるし、だったらアルパカでいい (笑) 。

 これは〝ある意味、出物〟かもしれないな。手軽に熟成ブラン・ド・ブランを手間賃ナシで楽しむにはマタとない好機とは言えるだろう。





── 2日目の昼。

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Vincent et Sophie Morey / ヴァンサン・エ・ソフィー・モレ サントネー レ・ザット ブラン 2015(4,471円)


 シャンの前に、今日も昼間からスティルワインの残りを飲む──。

 dಠಠb「昨日より酸が出て引き締まったミネラルを強く感じる。
 ♡☺♡「たしかに昨日よりはマシ。

 とはイエイ、少しでも温度が上がると、もうダラっと甘苦い。値段を見ても見なくても満足はできない。4,471円も出せば、白ワインとしてこれより綾瀬はるかに旨いシャンパーニュが買える。



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Alpaca / アルパカ シャルドネ・セミヨン (チリ) 499円 (税抜)!


 dಠಠb「なんか味が汚くなってきたな (笑) 。こっちは逆に冷た過ぎるとダメだな。ソービニオンブランの方がワイン水としてマシだし使える。なんか少しガソリンみたいな匂いがするんだけど。
 ♡☺♡「ソービニオンブランの方がいい。ま、これはこれかな (笑) 。



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 ▲いくらなんでもこれは酷い・・・(笑) 。


Alpaca / アルパカ ソービニオンブラン (チリ) 499円 (税抜)!


 今回は3日目もかけてダラダラ飲んでるけど、ポテンシャルなんかまるでヌワイので、基本的には飲み切りハウスワインですね。開けたてはそこそこ良かったよ。

 ♡☺♡「たまの息抜きで使えるかもしれん (笑) 。
 dಠಠb「まあ、次はニューワールド系やスペインやイタリアワインを適当に拾ってみるよ。たぶん同じ値段のシャブリやブルゴーニュよりは満足度は高いんじゃない? うちに3,000円くらいのボルドーの白が1本だけあるから、来週はこのへんを開けてみるか。今回ポロポロ拾った2,000円未満の白だとダニエル・セギュノ (1,790円) だけが唯一オカワリしてもいいと思えるかな。ブっちゃけ、ウメムラが選んだ3,000円以上のブルゴーニュより旨い (笑) 。





── 2日目の夜。

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 というわけDE、シャンがあんじゃん

 週末に開けた3本だけでなく、ここ最近開けた他の6本を含めても、白ワインとしては先週のブリュン・セルヴネイコレが桁違いに旨い。泡がほとんど抜けた今の状態だと、さらにそれを強く想ふ。


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浜辺美波

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