◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ヴィエイユ・ヴィーニュ ブリュット「Exhilarante/エグズィラロント」2006 




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 ▲ニチレイ『切れてる!サラダチキン』は〝切れてる〟というよりは〝肉細胞が破壊されてる〟という印象の方が強く、単体でボリボリ食べて楽しいことはヌワイです。つまり〝何かのカヤク〟として活かされないのなら──「調理」という工程を1枚挟まないのなら、──基本「不要」です。冷たい状態で解凍するには自然解凍が必要で時間も掛かるので、サラダの具として使い勝手がいいのかは微妙。味も微妙。ついでに言うと深キョンの衣装はもっと微妙です (笑) 。[TV CM



 毎度アクセスありがとうございます。


 もはや我が家の定番&鉄板銘柄になってます、毎度ブリュン・セルヴネイです。コート・デ・ブランのアヴィーズ/Avize (グラン・クリュ) に拠点を置くRMです。アヴィーズには日本でもお馴染みの実力派RMがひしめく、まさに現代ブラン・ド・ブランにとっての聖地中の聖地ですね。ある意味、メニルのRMより野心的でキャラの濃い造り手が多いかもしれない。



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Exhilarante/エグズィラロント」はブドウの出来の良いヴィンテージだけに仕込まれる「浮き浮きさせる、陽気にさせる」という意味の上級キュヴェで、このドメーヌお得意のブラン・ド・ブランではなく、ピノ・ノワールが10%とムニエが10%がアッサンブラージュされた混醸タイプ。

Cote_des_Blancs_Mancy.png  シャルドネに関しては「アヴィーズ」「クラマン」「オジェ」のグランクリュの畑で育つ樹齢60年の古樹 (ヴィエイユ・ヴィーニュ) のモノを使用。黒ブドウは一体どこで育ててるんだろうな──Mancy/マンシーっつう耳慣れない村 (格付けなし) で極小量だけ作ってるみたい。

 ここのドメーヌの特徴である「ノン樽、ノンマロ (ステンレス発酵/貯蔵、マロラクティック発酵ナシ) 」のスタイルをこのキュヴェでも貫き、瓶熟96ヶ月、ドサージュはおそらく5g/1L以下──4gです。つい最近、これの2008が2007をスっ飛ばしてリリースされた。直近だと2006の前は2004だけど、これはたぶんもう、どこにも売ってないと思います。



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◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ヴィエイユ・ヴィーニュ ブリュット「Exhilarante/エグズィラロント」2006




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 立ち香──やっぱ、歴然とシャルドネ以外の香りがしますねえ。この、コトコトと煮詰めて黒ずんだ濃厚ジャムのようなアロマが鼻毛同士の隙間にベトっと引っ掛かるイメージ (笑) 。長期熟成させたブラン・ド・ブランなんかによくあるバターっぽい熟香はなくて、しっかり黒ブドウのコクを感じさせます。そしてミンティーなアロマの風に乗って沸き立つ、昆布のような旨みのヒント。

 特にブショネはないでしょう──。



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 ♡☺♡「長いこと寝てたなあ、みたいな味だね。旨い。

 やっぱ2006は酸が瑞々しいんだなあ──というのが第一印象。確かにしっかり熟成された香りや味わいも外皮では身に纏ってるんだけど、余韻のロードを駆け抜ける直線的な酸はどこまでも清冽。ノンマロらしい透明感がありつつ、そこにブリュレな焦げみが重なる様はまるで新品のインナーに古着のアウターを重ねたようなアンバランスさもあるが、やはり、ワインとしてのフィネスは一級。

 実は2006のミレジメはいろいろ飲んでるけど、まあ、値段も値段だが、やはり今のところはアンリオですね。しかしなんでこのアンリオを「税抜6,281円」で買えたんだろう。ヴェリタスもこの直後に値上げしちゃったんだよな。今の楽天最安値は代官山ワインサロンの税込8,964円です。



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 ♡☺♡「果汁が濃いっ──千鳥風。先週のクレマンとはエラい違いだな (笑) 。

 そりゃそうだろ。値段が倍以上なんだから同じじゃオマル。旨いは旨いけど、まだまだ瑞々しさもあるので、もう1回買って3〜4年ほど自前で寝かせてもいいかな。飲み疲れしない軽やかな熟成ワインというタッチはいいんだけど、そこまで上級感があるわけじゃない。だったら同じブリュン・セレヴネイの「ミレジメ2003」の方が濃いし存在感もある。

 ただこの2003も、たぶんもうどこにも売ってない。シャンパーニュはワイン全体で見れば、流通数は非常に限られるので──所詮は狭いエリアの地方物産品だし──、日本酒同様、案外すぐになくなるし、特にミレジメ商品は余程の大手メソンの出物でもない限り、忘れた頃のバック・ヴィンテージの再入荷なんかヌワイ。

 まずはNVから。最新ロットより、商品名が「Sélection/セレクシオン」から「 Mélodie en C/メロディ・オン・セー」に変わった。ノンマロのブラン・ド・ブランとして、ここまで入門編に最適なキュヴェはそうはない。






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Emmanuel Dampt / エマニュエル・ダンプ シャブリ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2015 (1,790円)

 こちらは日曜に開けました。薄っす (笑) 。





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DOMAINE GACHOT MONOT / ドメーヌ・ガショ・モノ ブルゴーニュ・ブラン 2015 (3,067円)

 moukan1973♀が微妙な顔になったので、仕方なくウメムラのお任せ品も同じ日に開けてみた。

 香りは極めてシャンパーニュのブラン・ド・ブランなんかに近い感じ。なかなか品良くフルーティー。ところが、うちのお姫様は、♡☺♡「あああ、さっきのヤツよりはマシだけど、シャンに比べれば偏差値55くらい。飲めばわかるよ。」などとヌカす。

 本当にその通りだ (笑) 。味は薄いけど、ミネラルと酸の輪郭がクッキリしてるのでテクスチャーが豊かな分、なんとか〝飲んでる感〟は得られるものの、これならもう1枚足してシャンを買うか、先日の、


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 Domaine Daniel Seguinot & Filles / ダニエル・セギュノ「シャブリ」2015 (1,790円)


を買って、残りの1,200円で刺身と焼き鳥を買った方がシアワセになれる。そう考えると、かつて諏訪のワイン王が「シャンはコスパがいい」と言っていた意味が今になってようやく分かってきた。確かにスタート価格は──マトモなモノは4,000円〜と高いが、ヒエラルキーにおける同じクラスのモノはブルゴーニュじゃ同じ値段では絶対に買えないわな。つまり、たとえばシャンパーニュ全体における5,000〜7,000円クラスのクオリティのワインを同じ価格でブルゴーニュに求めるのは無理 (笑)

 まあ、旨すぎるワインはシャンに任せて、スティルワインは、基本2,000円以下のデイリーユースなモノを地道に探す──この作戦で、今のところはイイかな。もはや10,000円程度の白のスティルワインで満足できる自信なんかない。シャンパーニュは白ワインとして、あまりにゴージャスかつ芳醇で、そして、濃ゆい液体。最近つくづくそう思う。そして一部の日本酒はコレにすら勝てる。


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