◤Quenardel & Fils / ケナルデル&フィス ブリュット ブラン・ド・ブラン NV 




2018_7_7Quenardel4711.jpg
 ▲最近、近所の八百屋が多国籍な惣菜を置き始めて──肉じゃがの隣にチャプチェがあり、その隣には焼き鳥があり、その隣はサモサであり、カツ丼とガパオライスはまるで生き別れて離れ離れになっていた兄弟が感動の再会を果たしたかのように仲良く並んでいる──、そして当然、土地柄「ナン」まである。200円。味は──世の中の全ての創造物がそうであるように──至って普通である。




 毎度アクセスありがとうございます。


 Quenardel et Fils/ケナルデルは、誰もが欲しがるピノ・ノワールの名産地Verzenay/ヴェルズネイ (グラン・クリュ) のRMだけど、跡取りに恵まれず、2015年からは、完全にブルゴーニュのラブリュイエール家が彼らの畑を引き継いで経営してます。こうしたケースは珍しくないようだけど、珍しいのは〝ヴェルズネイの畑が売りに出されること〟であり、おそらく多くのネゴシアンが名乗りを上げたんでしょう。不動産価格、高そう〜。[詳細

 つまり、瓶熟に6年を要するこのキュヴェは、まだ新体制での醸造ではないということになるんだけど──2015ヴィンテージが新体制にとっての初摘みになるのなら、このブドウが使われたNVがリリースされるのは、おそらく2020年頃──、それでもナゼカ、写真のオバハン (新しい醸造チームのリーダーであるナディーヌ・ギュブラン女史) のビジュアルばかりが派手にアナウンスされるのって、話としては少しややこしくないか?



Montagne_de_Reims_Verzenay.png



 このブラン・ド・ブランは、輸入元のアナウンスによると「ベリュ、セザンヌ産のシャルドネ100%、平均樹齢約30年、6年間のビン熟成、ドザージュは9g/1L」ということで、ヴェルズネイのシャルドネは使われてません。どうりでハンナリと柔らかいわけだ。ヴェルズネイ100%のブラン・ド・ブランは「ミレジメ2004」のみ国内に入って来てるようなので、これはちょっと欲しい──さっきウメムラの20,000円セットと絡めて (シャンのリクエスト1本、白のスティルワイン5本お任せで) 買った、ポイント9倍!

 ちなみに、これを入れてる「ヌーヴェル・セレクション」というインポーターは小売店に対して値下げしないことを信条にしているようなので──「ちゃんと利益を取ってください」──、ここで扱うワインはどこの酒屋で買っても、基本、値段が同じです。つまり、フィッチが最安値とか、そういうのはヌワイです。特にRM系のセレクトは素敵にマニアックで、他から頭一つ抜け出た存在感を発揮してますね。最近は気づくとここのワインばかり買ってます。



2018_7_7Quenardel4724.jpg





◤Quenardel & Fils / ケナルデル&フィス ブリュット ブラン・ド・ブラン NV

Tag Link



2018_7_7Quenardel4687.jpg



 立ち香──すんげえフルーティー。これに比べれば〝日本酒のフルーティー〟は〝ただのティー〟だ。言われなきゃシャルドネ100%とは思えない。まるでピノ・ノワールみたいな果実感。美しい果実味の球体。酸の皮膜は極薄で、含むとプチュっと破けて中から美味しい果汁が溢れてきそうだ。樽のニュアンスはあまり感じないなあ。マロラクティック発酵由来の乳酸フレイヴァーもほとんど感じない。透明感のある瑞々しいアロマですね。これで瓶熟6年か。

 大丈夫でシャウっ!──。

 ♡☺♡「旨いっ! 果実が濃いっ! 酸っぱい!」←そもそも酸っぱい飲み物なんだから。。



2018_7_7Quenardel4693.jpg
 ▲ポール・マッカートニー、ドライブ中に往年のヒット曲を熱唱、からの地元でサプライズLIVE (笑) 。[16分33秒、それは起きる]←カラオケは5分50秒〜。



 やっぱ、すんごいフルーティー。そして、まろやか。そこまで酸っぱくもないし、ミネラルの線画も薄め。はて、これヴェルズネイのシャルドネではなかったのかいな。←違います

 さすがに酸もミネラルもコート・デ・ブランのシャルドネには適わないけど、この陽気で快活なフルーティネス、そこに柔らかいコクが重なる様はなかなかにチャーミング。個人的には「レゼルヴ」の方が飲み応えもあって一口のエンタテインメント性は高いけど、これはこれで──決してエリートではないけど──品良く軽やかなブラン・ド・ブランですね。値段がアレだけど、まあ、旨いです。



2018_7_7Quenardel4717.jpg
 ▲先週、豚肉を茹でた残り汁を使ってトマトカレー。明日は更にトマトを足す。



 ♡☺♡「青梅を感じる。旨い。爽やか。味が丸い。
 dಠಠb「特に説明はないけど、部分的に樽も使ってるんじゃないかなあ。少し酸化のニュアンスに梅っぽさは確かにある。

 やはり、ここのドメーヌはレベルが高い。もしやロゼも旨いのではないか?──たぶん、そのうち買う。それより、経営者も醸造責任者も変わってしまったから、前任者のキュヴェの最終便はいつなのかねえ。ま、そんなに売れてもなさそうなので、これっきりで消えるケースもあるとは思うが、NVの「レゼルヴ」は、少なくとも「ボランジェ」のNVよりは旨いと思うんだけど。つうか、この「レゼルヴ」にはマグナム (1500ml) もあるのか。どう考えたって旨いに決まってるだろ。


moukan1972♂moukan1973






Quenardel

Comment

Add your comment