◤篠峯 - 純米大吟醸 山田錦 生酛仕込生原酒 29BY <奈良> 




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 ▲大会No.1イケメンが自意識タカーメにカメラ目線。


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 bottle size:720ml





【648】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 山田錦 生酛仕込生原酒 29BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:徳島県産 阿波山田錦/50%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6.0/2.0/─
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年3月
▪︎管理状況:2018/4/27に着、9-10℃で管理後、1週間前から冷蔵に切り替え。
▪︎試飲日時:2018年7月1日 (日) /長陽福娘の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable
▪︎補足:山田錦50の生酛で、これが2,430円 (税込) とか、正直、今時期は不満しかない。より正確に言うなら、分かりやすい不満すらないことそれ自体が一番の大きな不満。これじゃあ、いくらなんでもハードボイルドにも程がある。

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲日曜は4本──「娘の生酛」「篠キモ29BY」「篠キモ28BY」「伊勢錦29BY」を順番に飲んでいます。



 立ち香──いい感じのブドウ。とはイエイ、基本的には無臭レベルの香りの出力。

 ♡☺♡「結構、木香ある。クリア。

 つうか味しねえ (笑) 。でも瑞々しくジューシイ。木香っつうか、ガスが酒に溶けた感じのギザギザしたテクスチャーに渋みが宿ってる流れだと思うけど、それでも多少はあるのかいな。まるで新鮮な野菜みたい。確かにクリアだけど、面白いクリアネスではない。最後に旨みの余韻だけが残り、これが漏れなく「29BY的なお餅」という。

 ♡☺♡「Blancの方がよっぽど旨い。ていうか、今Blanc飲みたい。ないの?
 dಠಠb「あるけどセラーで横にしてるから今すぐには開けられないよ。まあ今週追加で4本届くから少し待ちなさいよ。





── 2日目。

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 味しねえ、Part2 (笑) 。キレイだけど退屈。木香っぽいザラついたテクスチャーがあるけど、そこまで味としてノイジーなわけじゃない。まだまだ人見知りで若い酒という感じ。なんか味のしないメロンみたい。もはや「不味い」もないけど「旨い」もないという。

 退けに欠けてはそこそこ渋くて苦い。未完成の若い酒って、だいたいこんな感じで日に日に雑な表情を露わにする。これまた娘の生酛と同じく、抜栓直後の方がなんとか誤魔化せる酒。今はもう、全く進まない。自分の体内にアルコールが入り込んで酔いを得るプロセスを眺めている時間すら億劫。まるで今のオレは『疲労物語』に対する虚無の傍観者





── 3日目。

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 ▲体力 (持久力) 。後半のロスタイムであそこまで走れるヤツらの体力は異常。せめて後半の残り20分くらいで2点目を入れて「2-0」になってれば躊躇なく守備固めもできたろうに。先制点と追加点が早すぎたという、なんとも何ともな皮肉・・・。ガチ勝負で強豪国に2点も先制するとか、あまり経験ないもんなあ。どうやって守り切ればいいのかを誰も知らない。



 ダメ娘は甘クドくて苦いし、篠キモは味しねえくせに雑に渋いし苦いわで、料理酒にする前に、昨晩ブレンドしておいた。比率は半々くらいかな。ちゃんとしたブレンドの効果を得るには、最低でも一晩は寝かせた方が互いの酒同士がよく馴染むのでベター。

 香りは完全にで、それこそトゥワンなツツジの蜜みたい。なんか明利系の酒みたいで、完全に篠キモの香りはどこかに消えた。ま、ブレンドすると、同じ比率なら、大抵は香りや味の強い方の酒に飲み込まれます。



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 ところが、飲むと──少なくともそれぞれの単体よりはマシという仕上がりに。「篠峯」がどうにかなったというよりは「長陽福娘」がイイ感じに矯正された──薄まった感じ。まだ苦いけど、この状態なら「not on my list - good」は十分にあるかな。しかしまあ、実際どうなのかは分からんけど、娘の生酛はこれで9号系単独とかあり得るのだろうか。それくらい無駄に華やかよ? 乳酸的な甘酸っぱさはどちらの酒からもあまり感じないけど、このブレンドに関しては余韻の中にキレイに走り抜ける〝線の酸〟がある。快活なるジューシネスの滑走。

 それにしても「篠峯」単体の生酛は何がしたいのかオレにはよくわからない。そんなに無機質でミニマルな辛口エレガントを表現したいなら、堺杜氏の天才技で超モダンで攻撃的な本醸造を造って欲しいわ (笑) 。「Blanc」の味筋そのままにアル添として仕上げたら、スゲえ面白い酒になると思うけど。ソルダムの天然水でガスがあってクリスタル・ジューシイで軽くてシルキーでゴクゴク飲めてラベルがオサレで──とか、どう考えてもコイサー村のコイサー村長なんですけど。 (※「コイサー村のコイサー村長」・・・最高村の最高な村長。)


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日本酒 生酛 山廃 篠峯 not_on_list_unsufficient

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