◤Gaston Chiquet / ガストン・シケ ブリュット「ミレジメ2005」(Dégorgement:2015/2) 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 ガストン・シケはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のディジー/Dizy (プリミエ・クリュ) のRM。その他、アイ/Aÿ (グラン・クリュ) やマレイユ・シュール・アイ/Mareuil-sur-Aÿ (格付け99%のプルミエ・クリュ) 、オーヴィレール/Hautvillers (プリミエ・クリュ/ドン・ペリニョンの故郷) にも畑を所有。アイ産のシャルドネ100%のブラン・ド・ブランなんつう珍品キュヴェも造ってます。



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 以前、諏訪のオッサンに「Special Club 2008」を勧められて買って飲んだけど、今飲めばその印象もだいぶ変わるかもしれないことを想ふと、やはり、初心者には初心者の、初心者なりの順番で飲み進めて行くことは重要である。

 もちろんガストン・シケは、ある意味では「初心者向け」──というより、シャンパーニュという液体にとっての中心性や王道感は十全と備わっているので、まずは「これがシャンパーニュという酒ですよ」と紹介されるのに相応しい側面はあるだろう。

 しかしながら、じゃあ、普段あまり日本酒を飲まない人に「まずは王道」と言って「黒龍 いっちょらい」や「田酒 特別純米」や「〆張鶴 純」や「八海山 特別本醸造」を勧めるのかという話だ。オレならそうはしない。いきなり「篠峯」や「黒澤」を飲ませて先入観を粉々に打ち砕き、その後、それをキッカケに彼らがどこかで日本酒を口にするたびに「あのときアイツに飲まされたみたいな日本酒にはなかなか出会えない」と思わせるように仕向ける。

 まずは軽いショックを与える。そして、それが決して軽くはなかったということを、静かに進行する危険な病いのように、ジワジワと彼らの中で大きく膨らむ、長めにタイマーセットした時限爆弾として脳内に埋め込む。彼らが無事にそれに気づいて戻って来たなら、次はもっとスゲえ酒を飲ませる。これが3回つづけば、もう後戻りは──尻尾を巻いて逃げ出さない限り──できなくなる。




 ▲社長セレクトは残すところ右のローノワ「セヴェリンヌ・フュ・ド・シェーヌ」ブラン・ド・ブラン NV (10,260円) のみ。お任せは3回目だが、未だオレに衝撃を与える酒をセレクトできていない。いつになったら本気を出すのやら──それとも出してもこの程度なのか。



 というわけDE、自分じゃ買わない系です。ウメムラの「お任せ6本3万コース」の中の1本で──うち2本はオレの指定──、単品だと 8,046円 (税込) という、なかなかに素敵な値段です。2005年のミレジメなので少し楽しみではあったものの、デゴルジュが2015年の2月と、すでに商品として完成してから3年ほど経過してるので、ほんのり不安もよぎったわけだが、その不安は〝ほんのり〟程度では済まされなかった (笑) 。

 シャルドネ40%、ピノ ノワール60%、96ヶ月熟成。



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 ▲フィラディス、またオマエか (笑) 。





◤Gaston Chiquet / ガストン・シケ ブリュット「ミレジメ2005」




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 立ち香──ヤヤコン (やや昆布) だけど、熟香はそこまででもないな。しかしグラスに注ぐと、出て来ました。つうか、若干ブショあるやん。

 🚨🚨🚨警報鳴りまくりサンダー🚨🚨🚨

 ♡☺♡「飲めなくはないけど、ブショネって必ずこういう味になるのねっていう片鱗は見せてるよ。早く飲まないと。あああ・・・。嗅いでみなよ。どんどん出てきてるよ。



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 子供の頃、近所の公園の、信じられないくらい汚ねえ池で平気で泳いでいた昭和50年代の香ばしい記憶が交錯する、45歳、6月。あの夏の日に僕らは・・・。

 ダメですね。一口飲んで返品も考えたんだけど、飲めないほどじゃないので、面倒だし、アイツらバカ舌っぽいし、飲みますよ。しかしブショネって、味や香りが不快なのは当然として、ワインとしての生気もないんだよね。水っぽいというか、溌剌としていないというか。辛うじて酸だけはフレッシュネスを保持してるので、それで飲めないことはないというだけ。



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 ♡☺♡「残念。でもいいよ。もったいないもん。飲めるよ。飲める飲める飲める。」←ポジティブ思考なのではなく、単に──仕事以外では──ズボラで大雑把で横着な性格というだけ (笑) 。
 dಠಠb「徐々にアンリオっぽい焙煎コーヒー系の熟味も出て来たけど、最後まで、このドブっぽい香りがついて回る・・・。

 ♡☺♡「ここ最近はブショネは引いてなかったんだけどなあ。
 dಠಠb「あったよ。ブリュン・セルヴネイのマグナム。あれもフィラディスじゃねえか (笑) 。あとは実家で飲んだ バロン・ドーヴェルニュ。マーガレットのデザインの瓶。



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 ▲ワインラヴァーもこれくらいはノンドケ (飲んでおけ) 。



 せっかく台湾醤油──だけじゃないけど──で濃いめに煮込んだモツを熟成シャンパンでつまもうと思ったのに予定が狂っちゃったなあ。ま、最初に飲んだ「黒澤 Type7」がバカウマだったからいいっか。こっちは1800mlで2,808円だけどな!

 ♡☺♡「今夜は黒ちゃんの圧勝!
 dಠಠb「シャンパン経由で飲んでも酸がブレない。スゲえ。この流れだと、大抵はどんな日本酒でも甘ったるくなるんだけどな。


moukan1972♂moukan1973






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