もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 その「Type-9」は我が家で引き取らせていただきました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Vincent Couche / ヴァンサン・クーシュ エクストラ・ブリュット「ミレジメ2004」(Dégorgement:2018/1/22) 




2018_6_2Vincent_Couche9260.jpg
 ▲岩塚製菓『マカダミアおかき』は近年稀に見る傑作。町中の木々に、なぜか実として成っているモノを、いつでも好き勝手に獲って食べたい──というファンタジーすら心の中を駆け抜けるレベル。


 国内の小売りはヴェリタスがほぼ独占状態。

 ▲この他にロゼのNV「デジール」と「サンサシオン1995」がヴェリタスにて入荷中。写真の「ロゼ 2004」は前回入荷分の売れ残りでデゴルジュが「2012/4/12」なので少し注意が必要。




 毎度アクセスありがとうございます。


 ヴァンサン・クーシュは、シャンパーニュ地方の最南エリアに離れ小島のように広がるコート・デ・バール地区のビュクセイユ/BuxeuilのRM。コート・デ・バールには格付けクリュはないけど、今も昔もピノ・ノワールの名産地であり、実際このエリアには多くの人気/実力シャンパン・ハウスが存在してます。[シャンパーニュ地方の全体地図

 尚、シャルドネに関しては下の地図の左上隅「モンギュー/Montgueux」で栽培しており、このミレジメにも50%ほどアッサンブラージュされてます。



Cote_des_Bar_Buxeuil.png



 オレの知る限り、ヴェリタスがヴァンサン・クーシュをまとめて入れるのは二度目だけど、前回は「2002の白」と「2004のロゼ」で、今回は「2004の白」を入れてます。ただ、興味深いのは、これ、問い合わせたらデゴルジュが「2018年1月22日」と、いわゆる「R.D. (Recemment Degorge/レッサマン・デゴルジュ=最近デゴルジュマンされた) 」モノなので、別にどっかの倉庫で売れ残りが眠っていたわけじゃありません。つまり、通常のミレジメよりも長期に渡って瓶熟された、言っちゃえば「Special長熟リミックス」みたいなもん?

 ラベルには未表記だけど、輸入資料によると、セパージュはピノ・ノワール50%、シャルドネ50%、ドサージュは4g/1Lということです。



2018_6_2Vincent_Couche9263.jpg





◤Vincent Couche / ヴァンサン・クーシュ エクストラ・ブリュット「ミレジメ2004」

Tag Link



2018_6_2Vincent_Couche9209.jpg
 ▲「シャルドネ・ド・モンギュー」と同じ日に開けてます。右が今回のミレジメ。当然、色は濃いです。



 立ち香──香りは穏やか。ほんのりテロっと甘やかなベリー。グラスに注ぐと日本酒の熟成火入れ純米ライクなナッツ系のアロマ。本当はデゴルジュから8ヶ月〜1年くらいは休ませた方がいいらしいけど、今回はリピート判定を早めに下すことが目的なので、あえて早飲みしてます。



2018_6_2Vincent_Couche9212.jpg



 ♡☺♡「濃いっ (笑) 。さっきのブラン・ド・ブランより、全然、濃い。でもミネラルあるねえ。とにかく味が濃い (笑) 。全く問題ない。さっきなかった、程良い苦みがある。だが、それが良い。



2018_6_2Vincent_Couche9217.jpg
 ▲やや〝変死オーラ〟が出て来た。〝幸せ〟は「なる」ものではなく「である」ものだよ?



 いや〜、一番安い「エレガンス」が一番旨いな (笑) 。2004年のブドウのみのキュヴェで、デゴルジュが今年の1月ということは、2005年にボトリングしたとしても13年間もの瓶熟があるわけで、そう考えると、信じられないくらい酸はフレッシュ。とはイエイ、香りに関しては──それこそ日本酒の熟成火入れ純米なんかとほぼ同じ。とはイエイ、まだまだ全体に旨みが閉じ気味で、香りの風も冷たく弱い。




 ↓ 先週の残りをポークビーンズ風にリミックス ↓
2018_6_2Vincent_Couche9225.jpg
 ▲言っておくと、別に我々夫婦は〝カレーそのもの〟が好物というわけではない。ある意味で〝日本酒〟に関してもそれは同じ。我々が好きなのは、あくまでも〝旨すぎるカレー〟と〝旨すぎる日本酒〟なのだ。〝音楽〟もそう。博愛的に好きなモノ (ジャンル) なんて何一つ存在しない。



 熟成シャンパンらしく、徐々にホロ苦い焙煎コーヒーのようなアロマも伸びて来るけど、まあ、頼りないアンリオという感じで、やはり、NVの「エレガンス」は最高ですね。ま、これはこれで旨いけど、無理して飲む必要もないカナートという感じです。





── 2日目。

2018_6_2Vincent_Couche9238.jpg
 ▲サイズ感バッチリ。メガネ上級者らしいチョイス。素人が真似してはイケナイ。



 残りをブレンドして飲んだ。だいたい「ミレジメ:4、ブラン・ド・ブラン:1」くらいの比率。ミレジメにシャルドネの若々しく溌剌とした酸が加わり、ミレジメ単独よりは旨い。ここのドメーヌは2008年から本格的な有機栽培 (ビオディナミ) を始めたので、その成果が反映されるのは「ミレジメ2008」以降ということになる。なので、NVで手っ取り早くその成果を堪能した方が今は得策ということだ。ブラン・ド・ブランは気長な心構えを要するので、まずは「エレガンス」から。


moukan1972♂moukan1973






Vincent_Couche

Comment

Add your comment