もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Vincent Couche / ヴァンサン・クーシュ ブリュット「ロゼ」ミレジメ 2004 (Dégorgement:2012/4/12)  




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 毎度アクセスありがとうございます。


 ヴァンサン・クーシュは、シャンパーニュ地方の最南エリアに離れ小島のように広がるコート・デ・バール地区のビュクセイユ/BuxeuilのRM。コート・デ・バールには格付けクリュはないけど、今も昔もピノ・ノワールの名産地であり、実際このエリアには多くの人気/実力シャンパン・ハウスが存在してます。[シャンパーニュ地方の全体地図

 シャルドネに関しては下の地図の左上隅「モンギュー/Montgueux」で栽培していて、前回はここのシャルドネを100%使用した「シャルドネ・ド・モンギュー」を飲んで大いに感銘を受けた次第。



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 ヴァンサン・クーシュはとにかく小売店 (酒屋) での扱いが少なく、それなりに有力なワインショップでも、まず売ってません。これは正規代理店の方針で、小売りを重視すると値引き交渉に付き合わされるのがイヤだそうで、この話は実際にオレが「ノエル・ア・ラ・モード 2017 伊勢丹新宿店」で担当者に聞いた話なので本当です (笑) 。なので、今はレストランやワインバーを中心に卸しているらしく、実際の値付けは凄まじい内容になってます。




 ▲「シャルドネ・ド・モンギュー」が8,640円!「クロエ」が12,960円!


 国内の小売りはヴェリタスがほぼ独占状態。

 ▲ヴェリタス価格は「シャルドネ・ド・モンギュー」が4,298円!「クロエ」は欠品中だけどオレは4,645円 (ポイント26倍) で買ったし (笑) !



 というわけDE、ヴェリタスは自分たちで勝手に引っ張って来てるので、この価格で出せてます。すでにNVの「エレガンス」も開けて飲んでるけど、もう、これ最高ね。税込で3,985円だってさ。オレの知る限り、この価格帯のRMシャンパーニュのNVとしては「ここが臨界地点!」と言えるほどのコストパフォーマンスね。5,000円6,000円7,000円のシャンパンだって、なかなかココを超えて来るキュヴェはそう多くはない。

夏だし、たまには一丁スパークリングワインを」なーんて考えて国内ワイナリーだの、イタリアだのスペインだのドイツだのアメリカだのの1,500〜3,000円の泡モノ買うなら黙って「エレガンス」を買っておけという話ですね──その代わり、もう後戻りはできなくなるけど。

 どんなに頑張っても粋がっても、同じ4,000円以下の価格であれば、シャンパン以外の泡モノでヴァンサン・クーシュに勝つことは宇宙が物理法則を捻じ曲げて反転収縮に向かったとしても絶対に不可能。逆に言えば、シャンパン以外の泡モノを飲んで「普通に旨いし」とか言ってたとしたら、おめでとう、その綾瀬はるか上のワインがココにあるということだよ!



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 さて、こちらはロゼの2004ミレジメ。今回の再入荷分ではなく、前回入荷分の売れ残りなので、Dégorgementが「2012年4月12日」と、なかなか素敵な熟れ具合 (笑) 。セパージュは、ピノ・ノワール83%、シャルドネ17%、ドサージュは7g/1L。セニエかブレンドかはヴェリタスに訊いても判明しなかったんだけど、セニエっぽいクセも少なく、白シャンと同様の味わいを探すことが容易だったので、もしかしたらブレンドかも。





◤Vincent Couche / ヴァンサン・クーシュ ブリュット「ロゼ」ミレジメ 2004

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 フレネ・ジュイエと同時に開栓してます。今日は久々に豚バラ肉を茹でたので──この茹で汁を使って翌日はカレーを仕上げる──、それでロゼなんかも。

 立ち香──なんか硫黄温泉みたいな、茹でタマゴみたいな香りなんだけど (笑) 。そこそこ古いヴィンテージなので、こういう香りも許容っちゃ許容だけど。グラスに注ぐと甘やかなイチゴ、ハチミツのようなコク。

 どうでしょうか?──。

 ♡☺♡「うん。大丈夫 (笑) 。あああ、匂いの感じは味には反映されてない。酸っぱいベリー。まあまあか?



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 柔らかくホワホワしたテクスチャー。口どけはいいけど、渋み、苦みもしっかり。まあまあレベルの、所詮ロゼはロゼながらも、そこそこ良い。なんかバターっぽいまろやかさがあるな。これ、マロ有りのブレンドだろうなあ。あんまセニエっぽいクセがない。

 温度が上がるとスイーツなバニラ&クリーム感の膨らみもありつつ、最後はしっかり渋酸ロードの余韻が引き取る流れ。大当たりではないけど、今まで飲んで来たロゼの中では最も白シャンに寄せて飲むことの味わい。ロゼって、シャンパンよりも炭酸水で薄めた赤ワインみたいなニュアンスになりがちなんだけど、これはちゃんとシャンパーニュとしての属性がしっかり出てます。



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 ▲肝心なのはタレだから。茹で豚に門外不出の暗黒レシピのタレと、これまた特製暗黒マヨをかけて、そこに刻んだトマトを予めオリーブオイルに漬けておいたモノをトッピングして、これをグリーンカールに巻いて食う。タレがあまりに複雑怪奇なレシピなので公開 (文章化/数値化) できないけど、たぶん、信じられないくらい旨いと思うよ。



 ♡☺♡「たしかに今まで飲んだロゼの中ではインパクトあると思う。
 dಠಠb「まあ、だからと言って、残り2本の在庫をオカワリするかと聞かれれば、それはヌワイと (笑) 。流石に諸々の要素がカオスに絡み合うように熟成してるので、今回入荷分のNVロゼ「デジール」なら買ってみてもいいかも。なんとかロゼで大当たりを引きたいんだよね。





── 2日目。

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 ▲豚バラの茹で汁をベースにカレーを作る。下準備は昨日済ませてあるものの、ここから2時間はかかる。そのへんのお母さん連中が「カレーは簡単だから」と言うの、よく意味がわからない。カレーは面倒だし手間が掛かるので最近は滅多に作らない。ゼロから作ると4時間は必要。



 まあまあですね。ツンケンしてなくてまろやかなのはいいとして、やっぱロゼって、旨い白シャンを飲んでる時のような高揚感に欠けるんだよね。moukan1973♀は居間で録画したドラマを観てるよ──これ飲みながら。


moukan1972♂moukan1973






Vincent_Couche コート・デ・バール ロゼシャン

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