もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Fresnet - Juillet / フレネ・ジュイエ ブリュット「スペシャル・クラブ 2008」 




 私、幸せです!
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 毎度アクセスありがとうございます。


 フレネ・ジュイエはモンターニュ・ド・ランス地区のヴェルジィ/Verzy (グラン・クリュ) のRM。先日注文した「ウメムラ社長セレクト 泡モノ6本3万セット」のお任せ4本の中の1本です。

 なかなか「これは!!!」という大当たりの瓶を選んでくれないんだけど、シャンパーニュの場合はブショネを除けば日本酒のような派手なハズレは少ないので、まあ、他の3本セットの中身と被る、やや〝本気を感じられないセレクト〟ではあるけれど、相手も商売だし、黙ってても単品でズコンズコン売れる人気商品をセットに入れる義理もナインでしょう。

 ま、旨けりゃいいんですよ、旨けりゃ。



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 さて、この、家庭用冷蔵庫にとっての、まるでエコノミークラスに押し込められた鬱血した巨漢のようなデブ瓶、これは「Special Club」という、いくつかの小規模生産者たち (RMやNM) が加盟する団体オリジナルの共通ボトルになります。完成したシャンパーニュは厳しく審査され、そこで合格認定が出ないとリリースされないので、初めて買うミレジメとしてスペシャルクラブの瓶をチョイスすることは、それなりに合理的な判断とは言える──大手メゾンのミレジメよりは安いし。







【スペシャルクラブ】

 シャンパーニュ地方の旧家出身である12人のワイン醸造家が集い、彼らの上級キュヴェを通じてシャンパーニュの独創性をより深く知ってもらうため、「クラブ・トレゾール・ド・シャンパーニュ」が、 1971年に設立された。当クラブは現在、特別なワイン、すなわち素晴らしいヴィンテージのシャンパーニュのみを入念に作り上げることに情熱を注ぐブドウ栽培家たちだけに限られた会を招集している。土地の個性を表現した優れた年のヴィンテージ・シャンパーニュのみを対象に、最低3年以上の瓶熟成を義務づけ、瓶詰め前と発売前に委員会とエノロジストによる試飲検査に合格したもののみ、販売が認められる。現在は、32名が参加している。

(販売ページより引用)






 セパージュはシャルドネ60%、ピノ・ノワール40%で、ブドウは全て自社畑のグラン・クリュ、プルミエ・クリュのモノを使用。2002年と並び、シャンパーニュ地方にとっては'00年代最高との呼び声も高い2008年のミレジメ。ドサージュの量はわからんけど、まあ、多くも少なくもない、RM的には平均的な8g/1Lくらいだとは思うけど、ミレジメとして長期熟成させてから澱引きされるので、案外少ないかもしれない。そこそこ溌剌と酸っぱかったです。



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◤Fresnet - Juillet / フレネ・ジュイエ ブリュット「スペシャル・クラブ 2008」




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 立ち香──ピノ主導だが、やや昆布のような旨みのヒント (笑) ? ま、全体には煌びやかにフルーティーですけど──果実酒だけに。よくある香りっちゃよくある香り。グラスに注ぐと超ハチミツ。

 さて、どうだ!?──。

 ♡☺♡「熟してるなあ。ハチミツ。まあ、美味しいよ。完全に落ち着いちゃってる。泡は弱い。



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 果実味が濃い。ウメムラのくせになかなか旨いじゃないか (笑) 。濃密ジューシイ。節度のあるフローラルさ、ミネラルの狭間から沸き出す握力豊かな酸、そこまでは熟してないけど、ドライフルーツ的な焦げ感に重なる海藻系の旨みがワインにふくよかな丸みを与える。割りとオールドスクールなシャンパン道を行く味わいだけど、大当たりでもない代わりにハズレでもないです。まあ、オッケー、合格っ。という感じですかね。自分でいつも買うシャンパンとは毛色が違うので、なんかレストランやホテルで頼んだ瓶が「意外に旨いじゃん!」みたいなノリの小さな高揚感に包まれる。

 ♡☺♡「いわゆる私の褒め言葉:バランスがいい──という感じ (笑) 。
 dಠಠb「そんなに熟してもいないよ。酸は瑞々しくフレッシュ。このエリアのピノ・ノワールらしいエッジの利いた酸で、味にも香りにも折り目の正しいエレガントさがありつつも、エネルギッシュな味の強さも、クドくはならないレベルで十分に前に出てる。泡はもう弱いけど、逆にワインの濃さがダイレクトに味わえる。



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 ▲ミモレット・チーズをレンジで溶かして食べるのが最近うちで流行ってます。



 ちょっと塩気のあるミネラルですね。そんなにシャルドネを強くは感じないけど、余韻の長い酸、時間差で舌先に炙り出されるような果実の実体──このあたりの強い像を支えているのがシャルドネということか。

 時間を追うごとにグングンと香りも出て来ます。まあまあですね。普通っちゃ普通だけど、正しい普通さなので、安心感がある。わざわざ買って飲むほどじゃないけど、ホーント、たまたま入ったレストランでたまたまコレを選んで飲んだ日にゃあ、そこそこアガれるとは思います。

 空き瓶からはウットリするような焼き菓子や熟れた果実の芳醇な香り。香りだけでツマミを食えますね (笑) 。これに比べれば日本酒のフルーティーは〝ただのティー〟。


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シャンパン シャンパーニュ Champagne

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