もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【13】まで更新。(12/14/12:01)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤中島屋 - 純米 無濾過生原酒 29BY <山口> #Clear 




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 ▲亀田製菓『ハッピーターン コク旨和風チーズ味』は、少なくともオレにとってノーマル味よりは断然イイ。「おいしさ新発見!」に関する真偽は保留するが、ノーマル味の価値の低さを再確認するキッカケにはなるだろう。

 ▼次週は美波ちゃんのフロント係コスプレ回です。[第7話の予告]←もはや話の筋はどうでもいい。いや、決して「どうでもいい」わけじゃない。単に諦めてる (軽く絶望してる) だけ。どうせ最終回の手前で主役 (戸田恵梨香 or 岩田剛典) のどっちかが疲労か病気で倒れるんだろ?──もしくは一時的に姿を消す。DE、当然、最終回はEXILEファミリー大集結でOn Stage。岩田くんも踊るんだろうな? 我々としては美波ちゃんのAnti-Groovyなヤヴァめのダンスが是非観たいのだけれど (笑) 。
崖っぷちホテル浜辺美波フロント係コスプレ第7話
 bottle size:720ml





【616】中島屋 -なかじまや- 純米 無濾過生原酒 29BY <山口>

株式会社 中島屋酒造場:http://y-shuzo.com/hp/nakajimaya


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦 (麹) 、日本晴 (掛) /60%
▪︎酵母:自社培養9号系
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5/1.8/1.1 (※DATAは27BYのモノ。参考まで。) ←正直、飲んだ感じのイメージでは酸度は「1.6」くらい。
▪︎ALC:18%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年5月←たぶんバックオーダー。
▪︎管理状況:2018/5/10に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年5月20日 (日) /謙信の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──イイ感じに何も臭わない。♡☺♡「無臭」。なんか「櫛羅 純米 29BY」みたいな──パツンとした焦がし砂糖みたいな甘みが張り出してる気が。dಠಠb「わた飴の香り、わかる?」♡☺♡「わからん

 初めて飲みます──なんだかんだでこの瞬間は軽くオッパイが高鳴る。

 ♡☺♡「下手に匂うより何も匂わない方がいい (笑) 。さすがにグラスに入れるとわた飴みたいな匂い。あんたスゴいね。てか・・・甘い。砂糖水か!?

 味筋はキレイだしクリア。なんか──そんなものがあるとして──醸造酒ヴァージョンの黒糖焼酎みたい。実体のないシュガーレスな甘さというか。味気ないけど、味気ないからこそ飲めるみたいな、やや後ろ向きな評価ではある (笑) 。

 やっぱ三温糖で作った砂糖水みたいな甘さね。ただ、結構アル添ライクにカァっとキレ上がるので、世間的には「辛口」というニュアンスの酒ではあると思う。無闇に広がる旨み (ドッカン) もなければ、液そのものの質量も小さめ。液の球体の表面をツルんとなぞるような甘みのコーティングと、やや強引な手仕舞い感を併せ持つ、そこそこ野暮ったいが決して苦しゅうない甘っ辛い淡麗酒というのがオレの見立て。



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「ろくまる」2日目の夜──。

嫌信」「甘辛屋」を経由するこの流れだと過剰にモダンではある (笑) 。

 ♡☺♡「なんだろうね、この、やたらオシャレに感じる気持ち (笑) 。でも、篠ちゃんの中では別に普通。
 dಠಠb「中島屋はクリアだよ。ますます黒糖焼酎ライクだけど (笑) 。ALC.度数の高さから来る辛みも焼酎っぽいし。ま、舌に残るアレヤコレヤのアミノ酸成分には醸造酒ライクな輪郭も溢れてるけど、アンチ・ドッカン酒であることに変わりはない。そして篠峯はそこそこどうでもいい。



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 ▲来週から『崖っぷちホテル!』の新レギュラー (スベリ要員) で登場。



「櫛羅」の8日目──。

 dಠಠb「ノイズの尾ヒレもまだまだ引っ付いてはいるが、クワナリ味抜けした今の状態なら、総体としてはクリスタルだなあ。やはり、他の3本とは『酒の詩学』が違う。
 ♡☺♡「明日はコレにします (笑) !





── 2日目。

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 普通だけど、悪くはない普通さ。居酒屋で試し飲みして「へえ〜」で終わるだけの感じではあるけど「ウエっ」とはならない。

 酒屋のポップに書いてあった〝特徴的な酸〟だけど、別に無理して探しに行く気も理解しようという気もないものの、それじゃアレだっつうんで一応は相手に寄り添うと、その特徴的な酸とやらが淡麗な味筋にそれなりの煌びやかさを与えているとは言えるかもしれない。味としての酸っぱみはないけど、単なる淡麗酒にさせないだけの力強い鏡面仕上げと、辛みと渋みへの豊かなアクセントをもたらす酸ではある。

 都会の中年にとっては少し野暮ったい甘みと旨み (アミノ酸パート) に出会うが、意外に悪くない。少なくとも「謙信」よりは綾瀬はるかにイイし、それなりにクイクイ系──少しだけ「星泉」のクラシック酵母シリーズの嚥下Grooveを想ひ出す。この29BYが「中島屋マトリクス」の中でどういう風にマッピングされるかは初呑みなのでわからないが、もしも手元に同じ酒をストックしている人がいたのなら、格段に悲しむ必要はない。

 とはイエイ、これは居酒屋で1合飲めば十分の酒だし、もしも一瞬だけ買おうとして買わなかった人がいたのなら、それに関しては軽く胸を撫で下ろしてもいいだろう。





── 3日目。

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 ほんのりカルアミルクな甘旨の輪郭が伸びてきた。少し辛いけど、まあ、飲める。うすはりの方がアタックが増すんだよなあ。液に対してのセンシティヴィティが上がるんだろうな。必ずしも「うすはり=正義」とは限らない。この酒も普通のグイ呑みの方がジューシイな量感になる。

 こう考えると面白い。そのグラス、どんどん薄くして行って、最終的に限りなく──物理的な限界を超えて──ZEROにまで薄くできたとする。それはもはや姿を確認できない透明な容器だ。さあ、それは平均的なうすはりとは何が違うんだ? 結局は相対の中での意味しかないんだよ。「新しい正しさ」が生じるのではなく、永遠に「差異の広大」が膨張するだけ──「0」と「1」の間の距離は永遠に分割できるわけだから。

 そんなクレイジーなヤツはいないが、本質的にはこういう会話が正しい。



 CrazyA:「厚さ1.5mmのグイ呑みより厚さ0.8mmのうすはりの方が香りも味も正しく捉えることができる」
 CrazyB:「じゃあ、厚さ0.8mmと厚さ0.7mmなら?」

 CrazyA:「そこまで薄いグラスは持ってない」
 CrazyB:「じゃあ、厚さ0.7mmと厚さ0.6mmなら?」

────会話は終わらず、数時間が経過────

 CrazyB:「じゃあ、厚さ0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000002mmと厚さ0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001mmなら?」
 CrazyA:「グラスは何でもいいから、そろそろ酒でも飲みながら少し休まないか?」





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 ▲こう見えてもオレは一度だってガッキーを「ブス」だとか「可愛くない」と言ったことも書いたこともないからな。ただ、返す返す言うが、この子には全く色気がないし、それは一生変わらない。まるで彼女は、寝室の出窓の隅に置いてある、すごくキュートな観葉植物が収まっている、地味だけど可憐な鉢のようだ。



 含むと、ちょっと乳酸っぽい輪郭の甘酸を感じるけど、ほんのりだけな。今日は残り2合弱から飲んでるけど、今日が一番いいな。軟水シルキーなテクスチャーに、焦がし砂糖を水で薄めたような甘さ──ホロ苦さ(スモーキーなタッチ) には届かない程度のそこはかとない薄茶の甘さ──を従えて、旨みよりコクでふくよかさを出して、最後は前半に比してワイルドなニュアンスの渋み、辛み、苦みでズジャっと滑り込む流れでフィニッシュ。

 そこそこ足の早そうな酒ではあるけど、かりにホロ苦カルアミルクに育っても、甘みがダレることもなさそうだし、案外、イイ塩梅の熟味を醸し出しそうな気配はある。

 なんか最後の最後で少しこの酒に興味を持ち始めてる自分がいる (笑) 。ここ最近の「not on my list - good」の中では最も黙って笑顔で飲める。やっぱ、この酒に限ってはうすはりはダメだな。相対的に渋く辛く感じる。

 2日目からは一人で消化してるので、驚くべきことに、この酒には4日目もある。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 中島屋 not_on_list_good 浜辺美波

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