もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 29BY 2本目 (1800ml)!<奈良> ── dಠಠb「ポテンシャルは高いが、今時期の1800mlを開栓することはオススメしません」 



 約1ヶ月後へJump!

shinomine_aiyama45_29by2_1.jpg
 ▲もうすぐ20歳の戸田恵梨香 (緋山美帆子) と17才の浜辺美波 (蛇喰夢子) 。戸田のエリカ様、目がつってる (笑) 。



 ▲8月に30歳になる戸田恵梨香と同じく8月に18才になる浜辺美波。



 一応、評価のために個別記事としてUPしてます、篠峯 (しのみね) です。こちらは6日目を呑まずに、ひとまずフィニッシュです。残りがジャスト720mlに収まりましたので、少しこのまま追熟させつつ様子を見ます。もうちょい気温が低ければ常温で生熟させるんだけど、なんなら多少の生老ねを誘発してもいい。ちなみに空き瓶の口からは素晴らしいマスカット香が湧き上がってます。今回の「千代組」の中ではフルーティネスにおける甘酸の癒着が最も強いです。

 DESUGA!──飲むとそうは感じず、まだまだです。2日目まではドライながらもシャープな味筋でガスもあってスイスイ飲めたけど、徐々に麹の強さが前に出て重くなりました。今時期の1800mlはオススメしません。ただ、確実にポテンシャルはあります。そして27BYよりも骨格の強い酒に成長しそうです──もしくは芳醇フルーティーに。26BYほどグラマラスではないけど、これから味も甘みもそこそこ出てくると思います。29BY的な蜜っぽさは抜群に備わってます。

 さぁ〜てとッ、いつ27BYの1800mlを開けようかなー。楽しみだなー。



2018_5_13味クラッフェ3
 bottle size:1800ml





【612】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 29BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:兵庫県産 愛山/45%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/1.9/0.7
▪︎ALC:16%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年3月
▪︎管理状況:2018/5/12に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年5月13日 (日) /Type-Mの次に3本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山1



 透明度は更にタカマール。そして720mlより「愛山」を感じるなあ。まだまだドライで味気ないけど、こっちの方が味筋が美しいし、骨格に無駄がない。よりシャープかつミネラリー。あと、720mlで少し感じた草っぽい軋みがない。これは720mlより全然イイな。つうか、これが篠峯的なストラクチャーですよ。堺杜氏がオレに冗談混じりに語った「29BYはいいですよ。味はしませんが」の圧倒的な体現 (笑) !

 ♡☺♡「今のところ、これが一番いいな

 温度が上がると少し木香っぽい輪郭の渋みも出て来るが、まだまだ明日以降も飲めますので、ゆっくり経過観察していきます。1800mlだからこその贅沢。





── 2日目。

浜辺美波崖っぷちホテル鳳来ハル



 立ち香──すこーしだけくぐもったニュアンスあります。チョコバナナまでは行かないけど、マロングラッセというか、ややブラウンなアロマカラー。こうしたスイーツな渋酸に甘みが纏うニュアンスが実に「愛山」らしいとオレは思うのだけれど。チェリーはない。当然、この段階で茶葉もない。熟れた巨峰もない。

 あああ、愛山は1800mlの方が明らかにいいな。酸の硬直性、集中力が強いから、まだまだ熟れてない果実みたいな渋酸があるけど、焦点は合ってる。「澤屋まつもと」や「賀茂金秀」におけるドライさ、旨みの硬さが好きな人には今時期から勧めておきます。

 ちゃんと甘酸の輪郭が出て来ればいいんだけど、今の段階ではまだまだですね。「櫛羅」は重いな。なんでだ?





── 3日目。

2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山3
 ▲同世代のスター女優たちまでもが憧れるケイト・ブランシェット女帝。「常に彼女は素晴らしく、偉大なのです。"偉大"というのは、自分が定義づけできないような天才のことです。演技が上手い、けれどそれをぴょんと飛び越えてしまうような素晴らしい豊かさ。理解したり、文章で説明できる範囲を遥かに超えている。ケイトにはその深さや複雑さがあります」──ウッディ・アレン



 これまた徐々に重くなって来たなあ。なんか、晴れ間の中で突然に雲が広がって急に辺りが暗くなったみたいな変化。やはり、少し旨みの出方が鈍重で、らしい透明なエキス感のガラス窓がホコリで薄汚れに。クリアな液性もあるにはあるが、今は少し旨みの量感が前に出てきた感じ。もともと時間をかけて味の出てくる酒ではあるんだけど、その出方が端的に言ってオレ好みではない。ちょっと720mlの2日目で感じた要素にコネクトしやすくなって来た。この酒がポテンシャルを発揮するには少し時間がかかる。





── 4日目。

2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山4



 愛山──少し渋いな。櫛羅──少し苦みが跳ね返るな。でも、重さは抜けて来たような。愛山──グニョグニョ。櫛羅──まだガスあるな。なんかスゲえドライだけど、シャープネスに美しさが宿り始めた。悪くない。そんな重くないな。しかしまあ、堺杜氏の造る酒は垢抜けてますわなあ。大都会在住の子供のいない中年夫婦にとって、これくらいのエレガンスとモダニティが標準装備されてないと、正直、もうキツいですわ。

 愛山はねえ・・・やや麹の強さが前に出始めて来た。開けたてのクリアな感じの方が好きだけど、まあ、この時期に飲んでアーダコーダイーダヨーダ言える酒じゃないので、これはオカワリして育てて、ちゃんとした状態で飲み直します。



2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山5



 突然ですが「Type-M」のワイングラス──。

 この時期は、まだ早い。グイ飲みの方がいい。旨みが余計に開いてノイジーですね。

 愛山──香りは望ましいニュアンスの甘酸を構成しつつあるけど、まだまだ味には反映されてない。ま、飲めちゃうんだけど、今時期の状態は──味のしない「賀茂金秀/多賀治/澤屋まつもと/鳴海」なんかをガスがあるというだけで喜んでしまう変わり者以外には──特にオススメはしない。ぼちぼち27BYの1800mlが飲み頃かな。

 櫛羅──ああああああ、悩ましいなあ。実は一番「木香」を感じる。でも、日本酒的ブドウ感は一番ある。そして、ようやくエキスのモノリス (反射板) が嚥下の丘の向こうに見えてきた。これ、意外に熟す (飲み頃に到達する) の早いかも。720mlの裏記事にも書いたけど、ややブランデー的な熟れ感があるんだよね。仕上がり具合は別にして、この3本の中では一番エロい酒です (笑)

 結局、じぇんぶ飲んでるなあ。ここまで来たら栃木の美味しい水も飲まないとウチョでしょ。





── 5日目。

2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山6



 少しミネラルに軋みがある。透明感はあるけど、ややテクスチャーにザラつきがある。イイ感じに味が抜けて来たので、エキスの輝きは出てきたけど、まだまだですね。初日のガスジョワにシャープな味筋に沿ってガブガブ飲む分には「おっ?」となるんだけど、味が出てくると、若干カオス。なんかガソリンスタンドの洗車機の中の車を途中で覗いたみたいなゴチャゴチャ感──って、誰もそんなことはしませんが (笑) 。

 人の世界で言うと、水泳教室に通う前の、もっと小さな子供だった頃 (4才か5才?) 、顔が水に濡れるのが大嫌いで、風呂場でダダこねてたらオヤジに「うるせえ!」と怒られながら頭からジャバジャバ大量にお湯をブっかけたれた時の、あの視界不良の混沌とした闇の世界。なぜか、それを今、想ひ出した





── 約1ヶ月後。

 愛 (山) ・おぼえていますか


2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山7

 




▪︎開栓日時:2018年5月13日 (日)
▪︎放置日時:2018年5月20日 (日)
▪︎救出日時:2018年6月18日 (月)
▪︎再飲日時:2018年6月20日 (水) /1本目に開栓。
▪︎管理状況:フルで720mlに移したモノを2018/5/20から納戸の段ボールの中で常温放置。
▪︎救出までの経緯:割りと細かく日々の香りをチェックして、マスカット大爆発系から少しミルキーなバナナ寄りに移行した時点で冷蔵庫に戻しました。本当は腐りかけの巨峰や熟れたイチジクや紅茶系のアロマが出るまで我慢したかったんだけど、微かに乳酸を感じたので、季節も季節だし、火落ち菌にヤラれる前に救出しました。瓶が黒いので、酒が濁っていく (火落ち菌にヤラれていく) プロセスを外から目視できないことから、これ以上は無理ということで。こんなことなら720mlを飲まずに開栓だけして3月から3ヶ月ほど常温にしておけば良かったと少し後悔。来年はやってもいい。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable



2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山9




 立ち香──まあ、穏やかだけどね。特に生老ねはない。常温の時は細かく香りを分析できたけど、冷やすと情報量が1/10以下になる (笑) 。

 老ねてる可能性はZEROでしょうけど──。

 あ、旨い。熟味はあるっちゃあるけど、最初からこういう育ち方をしてる酒もあることを思えば、あくまでもこの酒の新酒コンディションとの比較での話。やや柑橘系の酸と苦みが伸びて来て、そこに粗めの砂糖のような、イイ意味でのペラい甘みが覆い被さる。それでもジューシイだなあ。酸がチュンと甘みを握りつぶす瞬間にフルーティネスの実体を感じる。まだ苦いし辛いけど、マーマレードジャムのようなコクと甘み。



2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山8



 熟味の出方は──「味」というよりは「姿」として現れるイメージ。旨みのプロポーションが少し太るのと、甘みの乗り方に〝何かを1枚羽織ったようなニュアンス〟が出る。ちょっと「日輪田 ひまわり」みたいなグレープフルーツっぽさがあるのと、なぜか噛みごたえのある、不思議な旨みとコク、そこから余韻の長い甘みが伸びて、渋みに寄り添う酸──これが少し木香ライク (アセトアルデヒド系?) なフルーツの皮っぽい味わいの酸──で、甘みをギュっと締め上げる流れで味を切る感じ。遅れて白桃の皮。

 なかなかいいですね。やっぱ芯の強さというか、重心の低さを感じさせる骨格なので、いつになく立ち振る舞いの雄々しい「愛山45」です。どちらかと言うと、オレの中でこの酒は「美人酒」という認識なので、そういう意味では、今季は少し男らしい立ち姿がある。狙ったような仕上がりからは外れるけど、これはこれで旨いっす。しなやかに美しく、そして艶やかに凛々しい。

 グレードは1階級上がって「on my list - good」です。特殊な条件下で育ててるので、振り分けはそのままです。



2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山11



 残り1合もない「黒澤 Type9」はねえ・・・。やっぱまだまだ渋いし粉っぽいね。ま、この状態なので、最後はオリ成分の割合が高まって余計に渋いということもあるけど、この段階ではなかなか視界が晴れて来ませんね。それでも「篠峯 愛山45」よりは軽いしクリアだけど、逆にだからこそ粉っぽさや苦みが相対的に前に出るというか。ま、こういう闇鍋チックなグニョグニョした濃醇酒が好きな人も中にはいるでしょう。「パンチがある」というかさ。

 とはイエイ、ここには歴然と〝非速醸的なクリアネス〟はあるので、そのアンバランスさが得難いわけだけど──「柄の色目は濃いが生地そのものは薄い」みたいな。



2018_5_13味クラッフェ篠峯愛山10



 ジャパンフリトレー『ドラゴンポテト バーベキュー味』は不思議な形状の、少し粉っぽくて硬い、甘めの『サッポロポテト バーベキュー味』という感じ。この形状なら森永製菓『おっとっと』を少し厚くしたくらいの歯ごたえが望ましい。モニター10人に意見を聴くならオレ1人から10個のアイディアを引き出した方が実りは大きいだろう。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 篠峯 愛山 on_list_unsufficient 浜辺美波

Comment

Add your comment