もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 おっと、楽天の某酒屋が一部スポット的に「篠峯」の扱いを始めてた。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Varnier Fanniere / ヴァルニエ・ファニエール 「Brut Zero / ブリュット・ゼロ」グラン・クリュ アヴィーズ ブラン・ド・ブラン NV 



 ※2019年6月22日 (土) に2本目を開けたので、こちらに追記します。2本目

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 ▲フツーに似合ってます (笑) 。▶︎問い合わせ:[リュネット・ジュラ 表参道ヒルズ店


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 ▲前髪付きのメガネです (笑) 。そして輸入元はラベルの上にシールを貼るという愚行。





 毎度アクセスありがとうございます。


 ヴァルニエ・ファニエールは現代シャンパーニュにとっての最重要グラン・クリュ「アヴィーズ/Avize」のRM。所有する畑は全てコート・デ・ブランのグラン・クリュ──クラマン村、オワリー村、アヴィーズ村、オジェ村──の、わずか5ha分のベストの区画で占められる。

 個人的にコート・デ・ブランのシャルドネを使ったNVのブラン・ド・ブランの場合、どうにもメニル主体のキュヴェで大当たりを引いた経験が、飲んだ数に比して、非常に少ない。だったらアヴィーズのレコルタンだ。今回は久々の大当たり。ドサージュ・ゼロのNVブラン・ド・ブランとしては一躍我が家のベスト・キュヴェに躍り出た。これでもう、ヴーヴ・フルニの「ナチュール」は用済みになった。



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◤Varnier Fanniere / ヴァルニエ・ファニエール 「ブリュット・ゼロ」グラン・クリュ アヴィーズ ブラン・ド・ブラン NV

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 立ち香──えっ? これ、本当にブラン・ド・ブラン? マロ由来のクリーミイなアロマが前に出てるからスゲえピノっぽいベリーなんだけど。これは少し驚く。昨日のギィ・シャルルマーニュ (シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%) の方が全然ブラン・ド・ブランっぽいよ (笑) 。香りはパーフェクトにフルーティー。ややフローラルな要素もあるけど、こんなん嗅いだら、もう日本酒のフルーティーなんて〝ただのティー〟だよ (笑) 。しかし徐々に膨らむ、硬いハチミツゼリーのような──まるでコクが固形化したかのような香りのアタックが、小さくコツンと、鼻の奥で聴こえない音を奏でる。アグラパール的なハチミツ感というか。

 これは間違いない──。

 ♡☺♡「飲むとかなり酸っぱい。旨あ〜い! いい酸っぱさだ。それでもちゃんとノンドゼの感じするよ (笑)




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 ▲ケンタッキーにはブラン・ド・ブラン。



 これいいな。そこまで酸っぱいか? アグラパールより全然いい。徐々にベリーからリンゴへ。混じりけのない透明な果実味がクリスタルに宿る。最初は少しフローラルに過ぎるハーブアロマが気になる瞬間もあったけど、すぐに消えた。軽やかだけど薄くはないし、そこまで露骨なノンドゼ風情もない、まさに透明なブドウジュース。素晴らしい。現時点でオレが自信を持って薦めるノンドゼのブラン・ド・ブランはこれだ

 ♡☺♡「最近の中でフィットするっていうか、好みとして結構ドンピシャ

 ノンドゼで──しかもシャルドネ100%でここまでフルーティーになるかよ、普通。これはスゲえな。まさに黒のヴェット・エ・ソルベ、白のヴァルニエ・ファニエールだな。今、RMモノのノンドゼを白黒ブドウで飲み比べるならこの2本しかないと思うわ。



浜辺美波カエルanバイト最強CM
 ▲久々に新しい仲間が増えました。



 今はスゲえハチミツの甘い香り。ノンドゼなのにメイラード反応ライクな焦げたニュアンスすらあるんだよなあ。しかもブラン・ド・ブランのノンドゼでここまでの自然な甘み。これは驚愕の次元。ピンと張り詰めた清冽なテクスチャーもありつつ、素っ気ない冷たさや厳しさは皆無。もちろん、淡麗クリアな味筋はあって、怒涛の量感もなければ、一口で圧倒される情報量もないけど、これは何よりワインとして素晴らしいフィネスとエレガンスに満ち溢れてる。

 ♡☺♡「これ気に入ったねえ

 生産量も少ないし扱いも少ないけど、この値段で買えるのは今だけだろうな。まだまだ完全にブレイクし切ってないようだけど、それはセロス文脈が薄いからでしょ。これでセロスの弟子とか、そういう売り文句があったら、とっくに7,000円は超えてると思うわ。所詮ワインの世界も買い手/飲み手は情弱のミーハーばっかなんですよ。つうか、自分の舌で何も判断できない無知蒙昧というか。飲むより集めることの方が好きな人も多いしね



↑↑↑ 1本目 ↑↑↑


 2本目!!!

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 2019年6月22日 (土) に再飲──


 同じ店でリピートした同じロットの瓶──間違えた、フィッチの「お取り寄せメルマガ」で買ったんだった。前回から1年ちょい経ってたのか。さすがにノンドゼのブラン・ド・ブランだけあって、そう簡単には熟成も進まないな──別ロットだからフレッシュに決まってるじゃん (笑) 。今となっては、Pierre Gerbaisの「L' Audace」あたりと飲み比べてみるがのが面白いかな。

 開けたてはシャルドネらしからぬキュートなアロマが広がったものの、実際に飲むと、シャルドネ由来の閃光のような酸が直線的に颯爽と駆け抜ける。いやー、旨いですね。もうちょい味幅があった記憶なんだけど──だから別ロットだっつうの (笑) ──、ハズレのノンドゼにありがちな〝水っぽさ〟もなく、果実味は濃いです。これからの暑い季節や、何より、和食との相性も抜群なので、ストックしてると何かと便利。レモンをかけて食べるような料理全般 (パエリアなんか) にもバッチリですね。それこそケンタッキーなんかにも (笑) 。





── 2本目の2日目。

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 2日目の方が綾瀬はるかに旨いですね。果実味の膨らみに躍動感が出たのと、ミネラルの迸りに疾走感が増して、しなやかでありつつも、キレのあるシャープな味筋が心地良いです。ノンドゼなのに甘焦げたビスケット香まで出て来た。本日は「シャルドネ林檎」全開です。


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コート・デ・ブラン Varnier_Fanniere

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - 2本目

補足。

勘違い。ヴェリタスで即リピートしたのはロゼの方だった。これはフィッチの「お取り寄せメルマガ」で買った比較的新しいロットの瓶だった。どうりでフレッシュなはずだ (笑) 。DégorgementのDATAがあればいいんだけど残念ながら。

1本目の方が味幅があったという記憶だけど、これはこれで問題なく旨いです。シャンパーニュ初心者には薦めないけど、ノンドゼ星人なら確実に満足できるでしょう。まだまだフレッシュなので、余裕のある人は1〜2年ほど追熟させてもいいでしょう。

初日より2日目の方がジューシイかつ濃醇なので、できれば飲み干さず、半分くらい残しておくことをオススメします。



2019.06.23 Sun 17:02
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