もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤日輪田 - 山廃 純米吟醸 山田錦55 無加圧直汲み 26BY 3本目!<宮城> ── dಠಠb「720mlより綾瀬はるかに旨い、旧評価システムなら☆5!」#Fruity/Well-Cured/Umakuchi 




浜辺美波夢子賭ケグルイ
 ▲早くも『2018 プク顔 Of The Year』候補です! 3/24 (土)「メレンゲの気持ち」、3/26 (月)「しゃべくり007」に浜辺美波ちゃんがゲスト出演決定! しかもメレンゲではうちの近所 (新大久保) をロケしたとか。MJK。。



 さて、3本目の日輪田 (ひわた) 、26BYです。「黒澤 生酛 特別純米 無ろ過生原酒 28BY 2本目」がまさかの「判定不能」ということで、緊急登板です。去年の10月以降に720mlを2本飲んだ感じでは少し早いような気もしたんだけど、結果的には予想を超えるイイ仕上がりで大満足です。


 何が違うって、まずもって液性が滑らかで艶があります。同じ酒の同じヴィンテージなので、同じ酒であることは知覚できるものの、言うなら〝味の画素数 (解像度) 〟が桁違いですね。同じモノを2Kで観るか4Kで観るかのような違い。粗さが取れてるのは当然として、この蔵元特有の、良く言えば「柑橘系セメダイン」でもあり、悪く言えば「木香様臭に寄せたフルーツ (オレンジ/グレープフルーツ) の皮」でもある、あの独特の香りに付随する一定の渋み、軋み、硬さが丸い粘性を帯びて、極めて流麗に研磨されてるという感じです。

 甘旨の弾力性も720mlよりもしなやかで、口の中で弾けてこぼれ落ちそうになるその甘みをキチンと掬い取るのは、やはり酸。ワイングラスに注ぐと内側でスライムの泪のようにデロ〜んと滴るほどの粘性ながら、酸がキレイにコーティングしてくれるので重くもクドくもない。

marvelous」に至らないのは、そもそものこの酒のコンセプトを考えれば当然というか、結局、味わいはカジュアルなので、突き抜けた高貴さ (作品性) はないというだけの話で、酒としてではなく、何より「商品」としての完成度、クオリティに関しては、そこに蔵元の手柄は少ないものの──産んですぐに捨てられた赤ちゃんが思慮も慈悲も深い洗練された夫婦に拾われて将来立派な大人に成長した場合「偉いのはDNAを残したバカ親か、それとも実際に育てた神親か」の議論と抽象レベルでは同じ話──、とにかく素晴らしいです。


 こういう状態の酒が我々エンドユーザーの舌に安定して届く時代がやがて来るのなら、その時こそ「日本酒」は真の意味で「世界のSAKE」になれると思うけど、今の流通 (管理) システムやキャッシュフロー基盤 (収益システム) じゃ無理でしょうね。最終的には手間を掛けて付加価値を値段に乗せて行くべきなんだろうけど、ジュースみたいにゴクゴク飲める直汲み生の1,500円と、一回火入れの3年熟成2,500円、どっちが売れるし儲かるかは明白。

 あとは最近よく言ってますが、造った本人がこの出来栄え (仕上がり具合) を知らないようじゃ、まるでオハナシニナラナイですね。ま、こんなもんを飲んじゃったら、今までみたいに産んですぐの赤ちゃんを簡単には捨てられなくなっちゃうだろうけど (笑) 。

 ところで、本篇、いる?




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 bottle size:1800ml





【558】日輪田 -ひわた- 山廃 純米吟醸 山田錦55 無加圧直汲み 26BY <宮城>

萩野酒造 株式会社:http://www.hagino-shuzou.co.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦/55%
▪︎酵母:協会7号 (たぶん)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+2.5/2.1/─
▪︎ALC:17%
▪︎処理:瓶燗急速一回火入れ (生詰)
▪︎酒造年度/出荷日:H26BY/2015年11月
▪︎管理状況:2017/10末に着、3℃で管理後、1月からベランダ、3月から3℃。
▪︎試飲日時:2018年3月14日 (水) /黒澤飴の次に3本目として緊急登板。
▪︎特記事項:単なる売れ残りではなく、飲み頃ではないと判断した酒屋が一旦下げて氷温でストック。確か27BYと同時期に再登場させたという記憶が。。。いずれにせよ、最初から「熟成商品」として売り出された酒です。毎年11月にリリースされる蔵の最終便的な商品だけど、瓶詰めしたのは遅くとも2015年の4〜5月だと思うので、実質的には約3年ほど寝てます。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲もはやドラマや映画の外にいた方が輝ける人 (国民のマスコット) とドラマや映画の中でしか輝けない人 (未来の大女優) 。それでもそこは天下の綾瀬はるか。少なくとも他のブス女優ほどの見劣り感はないですね。



 というわけDE、緊急登板

 立ち香──もう実質3年モノなのに、なんか720mlよりフレッシュだな。いや、フレッシュというか、香りにアタック感がないからナチュラルというか。良さげ。

 もしかして旨いの?──。


hiwata_mukaatsu26by3_6.jpg あああ、育ち遅せえ (笑) 。やや木香っぽいニュンアスもあるけど──いつもの感じだけど──、高密度の果実味と暴力的な酸の共演に我がスマイル発動。さすがにガスは残ってないけど、なかなかジューシイですね。マーマレードやグレープフルーツ系の甘苦酸トリオが繰り広げる、緊張感のあるJamセッション。

 正直、思ってたよりフレッシュで驚いてます。いいですね。後先を考えず勢いで開けてしまったけど、これはカジュアル使いに最適。そして720mlより綾瀬はるかに旨いです。甘みに蜜のようなテクスチャーが宿り、なんともチャーミングかつエレガント。酸に溌剌とした躍動感がある。スリムな味筋ながらコアに向かって自然と収斂して行く集中力がある。むしろまだ、開けたてのこの状態だと、酒がキビキビと暴れてるくらい。

 と思っていたら──。

 温度が上がると徐々にふくよかで琥珀カラーの熟味 (米の旨みの球体) も膨らんで来た。そこに重なる白桃の蜜のような甘み、面で寄り添う薄い皮膜の、だがしかし明度高めの輝ける酸。熟味の量感は鮮烈な酸に比してとても柔らかくたおやかで、このなんとも言えないアンバランス感がファニーで愛らしい。こりゃ旨いわ。720mlで感じた、エキスに重なるミネラルのギザギザがまるでないのが1800mlならではの仕上がり具合。味における、まさに高解像度な視野感。

hiwata_mukaatsu26by3_4.jpg なんかワイングラスだと舌先に僅かなガスを感じる瞬間がある。口どけ軽やか。微細な粒子感に満ちた、小さくも高密度のジューシネス。これはいいな。徐々に酸がエキスに反射してキラキラの余韻の中で線香花火のような儚い、そして美しい輝きを放ちはじめた。

 もう、我々はこういう「日輪田」は飲めないのか。それは日本酒界にとって大いなる損失。だったら「超日輪田」という「熟成酒」専用の新ブランドを立ち上げろよ (笑) 。





 1973チャレンジ!!!
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 ▲次週『賭ケグルイ』最終回! ま、ビジュアル的に充実してたのは第6話と第7話ですね。10代でのゴールデン主演、NHK朝ドラは〝ほぼ規定路線〟と言っていいでしょう。順番は朝ドラが先の方がいいけど、マネージャーはわかってるはず。答えは既に出てるので今さら無理に売れる必要もないけど。とにかく夏目雅子が1985年に白血病で死んで以来、王道女優の不在時期が長すぎた──その不在に乗じてモデル系、ウーマンリブ系、亜流系 (低予算イディペンデント映画の監督に好かれる系) 、近所の可愛いネエちゃん系が台頭し、それが未だに継続中。特に鼻に付く〝亜流派〟はもう不要。酒臭い女優の汚れた迫真 (?) の演技はもう要らない。ま、別にそういう女優がいてもいいけど、それが主流というのはどうなの?っていう。それに王政復古すれば今様の乱立アイドル時代すらも終わる。会いに行けるブスより画面の中の美人の方が価値があるんだよ。そもそも昭和文脈では〝圧倒的に美しいことこそが女優としての個性〟なんだよ。

 王道は王道として中心にあるべきというのがオレの願い。王道 (正統派) と清純派は同じ意味じゃないぜ? たとえば若い頃の堀北真希 (19-20歳頃) には色気も艶もないから女優としての威圧感はない。夏目雅子の死の恩恵を間接的に最も受けたW浅野にしたって、結局、女優としては大成しなかったんだよ。つまり、40、50の彼女たちを誰も観たくはないということに尽きる。浜辺美波には「正義」の意味を変容させる絵力がある。演技なんて野球の守備と一緒で練習してキャリアを積めば誰でもある程度は巧くなるんだよ。ただ、豪速球とホームラン (長打力) だけは天性の素質が必要で、それは落合もノムさんも言ってることだよ。




 ♡☺♡「サトウキビとか黒糖 (三温糖) みたいな抜け感のある甘み。軽いからクイクイ行っちゃう。旨い! on list excellent! ハチミツ、あるねえ〜

 味や香りとしての「日輪田」らしさというのは当然あって、むしろこの時期の造りの方が酸度タカーメなので今よりもキャラは立ってるんだけど、26BYという米のポテンシャルなのか、凄く自然かつ流れるようなヒストリーとプロセスを経て仕上がった感じ。決して「別物」ではないが「別次元」というか。まさに順当に成長して美しくなった姿がここにある。





── 2日目。

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 ▲引き続き飲みながらカレー作ってます。キノコ類は皿に移してレンジで火入れしてから鍋に入れると時短になります。オレは基本的に肉以外は炒めません。炒めに油を使い過ぎると翌日以降に味がクドくなるから。



 逆に酸の暴れ具合も収まって、今日は酸ミュージックに乗せて甘旨が可愛いダンスを繰り広げる流れ。ワイングラスがいいです。面で甘みに寄り添う最高レベルの酸。もはや記事を真面目に書く気も起こらず、台所でワインを飲みながら料理をしてる感じ。このクオリティとカジュアルネスがあればこそ、逆に酒に気が向かなくなるという (笑) 。マズイ (イマイチな) 酒は行く手を阻む障害だらけの道のようなものなので、黙って静かに飲むことができない。



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 ▲面倒臭いので余ったセロリをそのまま味噌タッパーに突き刺します。



 まさかのスピンオフドラマ『ボキャブライダー ~選ばれし者~』を本日放映!!
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 ▼(C)NHK
hiwata_mukaatsu26by3_12.jpg あまり指摘してる視聴者はいないんだけど、とにかく通常放送における美波ちゃんの〝訛り〟が我々夫婦には愛おしく可笑しく、NHKのアナウンス部にはそれなりの熟達した指導者がいるはずなのに、これはワザと看過してるとしか思えない (笑) 。

 毎週、程度の大小はあれ、数カ所ナチュラルに訛ります。語尾や言葉の後ろ (三文字の言葉なら三文字目) にアクセントが来ることが多いので、石川って、やや東北系の訛りなのな。石川に知人/友人がいないからよく知らなかったんだけど。本人に気にしてる様子もないので──毎週毎週安定して訛ってるし (笑) ──、おそらくは無自覚。標準イントネーションしか知らない自分の身の上に生まれて初めてアドバンテージを感じる今日この頃だわ (笑) 。



 
 ▲「説明ぇ⤴を⤵よく聴いて」「簡単な一つの単語で表⤴わす⤴ことができるんです」──萌えBonusアザース!





── 3日目。

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 ▲危うい・・・。被害者の妻と加害者にしか見えない──うちも二人並ぶと弁護人と容疑者にしか見えないとよく自虐的に笑いを取るけど。もしくはクライアントの広報とタレント (笑) 。



浜辺美波ボキャブライダーNHKゴガク 飲む前の香りには熟したタッチもあるんだけど、含むとあまり感じない。いいですね。ワイングラスに少し割り水するとキビキビしたフルーティネスも出て来ます。

 今日はこの銘柄らしいバナナ寄りのバニラ系セメダイン、含むと白桃様の甘みもしっかり。麹の香りもそこそこ強いが、山廃らしいシェイプアップされた旨みサイズに抑えられてるので、速醸の〝お餅酒〟のような鈍重さはない。

 しかしまあ、約3年モノでこの強さと美しさ。これが26BY的なポテンシャルなのかな。そうか、まだあれが買えるのか。もう一度チャレンジするか!? あ、誰か「愛山45」の火入れ27BY、買ったな (笑) ?

 残りは300mlの瓶に採りました。


moukan1972♂






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