もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤くろさわ (黒澤) 生酛 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 2014/26BY 3本目!<長野> ── dಠಠb「瓶を寝かせて保管していたからなのか、甘みの質に予想外の変化」#Well-Cured/Fruity/Wine Oriented/Unique 




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 毎度「黒澤」です。3本目ですね。2本目は個別記事にはしてません──写真と開栓に関する軽い説明だけ。今回も面倒っちゃ面倒なんだけど、軽くDATA整理くらいのノリで。

 最近じゃスカーリ来客用の〝おもてなし酒〟になってますが、それなりに喜んでくれるし、何より飲んでて楽しいので、こういう酒の存在は非常にありがたいです。うちにもう1本だけあるので、静かに〝その時〟を待ちましょうか。

 1本目2本目の印象はさほど変わりません。ところが、この3本目は去年の9月頃からセラー温度 (11℃前後) で瓶を寝かせて保存していたので、僅かなオリが瓶全体に拡散するからなのか、ちょうど半年だけ寝かせて保存していた「仙禽 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 26BY 2本目」と甘さの質 (甘みの膨らみ方) に共通点があったことは非常に興味深い。オリにはアミノ酸が豊富に含まれるので、瓶を寝かせることで少し熟成定数や熟成数式そのものに違いが出てくるんじゃないだろうか。

 瓶を寝かせると空気に触れる面積が増えるので──瓶内は一応「真空」ということにはなっているが──違うの?──、望まない酸化が引き起こされるリスクに加え、酒のタイプによってはガスが抜けるという弱点もあるけれど──事実「瓶を立てて保管して下さい」と書いてある酒もよく見かける──、とはイエイ、この酒は最初から2年くらい寝てる状態で入手してるので、別に今更という感じで、実際、酸中心の熟味が露骨に増したというよりは、少しフワっとしたキメの細かい口どけ麗しい高級砂糖のような甘みが優しく膨らんでいたことだけは忘れずにここに書いておこう。

 つまり、この3本目には、1本目&2本目にはない、キメの細かい上質な砂糖がフワっと口の中で溶けるようなテクスチャーがある──もちろん、鼻から抜ける強烈な落花生ライクな余韻はここでも健在だが (笑) 。




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 bottle size:720ml





【538】くろさわ -黒澤- 生酛 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒 26BY 3本目!<長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:信州産 美山錦/55%
▪︎酵母:協会9号系 (901号?)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+2/2.0/─
▪︎ALC:17.5%
▪︎処理:無濾過生原酒
▪︎酒造年度/製造日:H26BY/2015年2月 (※長野の酒は基本「瓶詰め」時期を記載)
▪︎管理状況:2017年9月頭に着、以後、11℃で瓶を寝かせて管理。
▪︎試飲日時:2018年2月11日 (日) /7本目に開栓
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み






 これまた初日の写真が残ってない (笑) 。なので、同じ日に飲んだ最後の赤とんぼの写真を。ちなみに「くろさわ」に移行した時には、すでにmoukan1973♀はすぐ隣のリビングでミイラ化してました。



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 ▲客人が手土産に持参した大好物だと言うブルボン『ミルファス』だが、実は偶然にも、全く同じタイプのチョコ菓子──しかも見るからに高級品!──をmoukan1973♀が直前に貰って来ていてそれを食べていたので、彼には言えなかったけど、単にオレには〝値段の違い〟だけが見えてしまったということはあるが (笑) 、どうせ1本あたりの値段は高級品の1/5程度だから、これはこれなのかな。ややチョコレートの中のミルク成分がオレには多い気はするが。



 ちなみに「赤とんぼ」は先月も来客時に開けたわけだが、飲んだ (減った) 分は「木戸泉 Afruge No.1 2014」を足したので、全体の20%に満たない程度のブレンドだったんだけど、まんまと「木戸泉」が前に出てた (笑) 。それでも当然「赤とんぼ」なりの甘みも出てるので、疑いようもなく「木戸泉」単体よりは酒として魅力的だし旨いんだけど。

 DE、肝心の「くろさわ」だけど、先に述べた通り、甘みの出方が少し予想外な方向に変化してて、透明度は下がったものの、テクスチャーは逆にGroove感が増してました──舌の上で甘みが踊る。まあ、この辺は好き嫌いの分かれる味と香りだとは思うけど、まだまだ〝貴方の知らない世界〟があるということで。





── 2日目。

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 ♡☺♡「雑魚 (無想) とはレベルが違うな (笑) 。なんか前より良くなってる。ちょっと前に飲んだよりこっちの方がいいわ。少しナッツ感が引っ込んだ」──「黒澤」相手に「無想」をザコ扱いとは、いくらなんでもハンデやれよ (笑) 。比べちゃいけない。何もかもが違うし、ステージも住む世界も違い過ぎる。それはまるで有村架純と浜辺美波の女優としてのポテンシャル (存在感) と将来性 (資質) を並べて比べるようなものだよ・・・。「無想」は「無想」で「無想」として生きる道はある。ただ我々がその道を歩まないというだけで。




 photo: modelpress


有村架純_浜辺美波2



 DE、なんの話だっけ? そうそうベッキーはセーラにとって掛け替えのない大切なお友達という話だった。舞台化する際には、是非このキャスティングでお願いします。

 さて、くろさわ、むしろ甘く感じるなあ。まるで旨い粉。さすがの旨さだな。長〜い余韻を掠め取るための酸が絶対的に足りてる。そして鼻から大量の落花生の幻影群がマシンガンの弾のように何十粒も一斉に飛び出す。





── 3日目。

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 これは大切に呑みたい。決してガブガブ飲むものじゃない。いろいろ呑み散らかして最後に一杯飲むと「旨い・・・」となる。普通の純吟を2年寝かせばこうなるのだろうか。スペックは全く同じなんだよな。

 しかしまあ、ワイングラスだと、香りは完全にピノ・ノワール主導のシャンパーニュみたいだ。まだ半分くらいある。嬉しい。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 生酛 山廃 黒澤 on_list_marvelous

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