◤萩の鶴 - 別撰 純米吟醸 生原酒 29BY <宮城> 




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【526】萩の鶴 -はぎのつる- 別撰 純米吟醸 生原酒 29BY <宮城>

萩野酒造株式会社:http://www.hagino-shuzou.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:美山錦/50%
▪︎酵母:非公開 (18号系と何かのブレンドだったような。)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:−2.5/1.6/─
▪︎ALC:16%
▪︎処理:生酒、瓶内二次発酵
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2018年1月
▪︎管理状況:2018/1/24着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2018年1月30日 (火) /5本目に開栓
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み






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 立ち香──18号系邪魔。そこそこトゥワン。もはや飲まずに香りだけでハジくレベル。ムワっと偽メロン。

 この蔵はもう終わったのか──。

haginotsuru_bessen29by4.jpg 果実味が出てない──つまり、酸、足りてない。ガスとミネラルの狭間から、やや蔵癖的な木香。ガスの強さは27BY並。含むと香りはそこまで気にならない。砂糖甘い。甘酸っぱさ皆無。味の抜けた3日目の、弛緩した足腰フラフラの死にそうな──町田酒造とか而今とかの生酒にドーピング気味にガスを注入したニュアンス。たぶん、これが最も正しい表現。予想通り「米鶴」の方が旨い。

 とにかくチグハグ。 弟ちゃんの話では、28BYから「萩の鶴」に関しては意図的に酸度を抑えていると言う。おそらく非速醸 (生酛/山廃) 系ブランドの「日輪田」との住み分けを明確にする意味もあるのだろう。速醸は「飲みやすさ、わかりやすさ、初心者向け」というコンセプトを重視し、非速醸は「本物志向」を目指すということなのだろうか。

 だったら「飲みやすさ、わかりやすさ、初心者向け」を「旨さ」に直結させろ。エンドユーザーを舐めるな。こっちはアンタらより遥かにいろんな酒を──いろんな状態で飲んでるんだよ。造りのブロが飲みの素人であることはよくある話だから気にする必要はない。





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「ねえねえ、こっちはこっちでイヤなニュウなんだけど。米ちゃんの方が全然マシだよ。どうしたの? あの弟の顔を思い出した。旨くない。むしろ不味いよ





── 2日目。

【527】福祝 純米大吟醸 山田錦50 直汲み 無濾過生原酒 29BY <千葉>

 ↑同じ日に開けて毎日飲んでるので、この記事の中でやります──気が向いたら。



 Additional Notes 💬

dಠಠb
「最大の問題点──なぜ旨くないかの最大の理由は、明らかに酸不足による〝果実感の欠如=果実感の不成立〟にある。甘酸っぱくないからブドウやリンゴは出現せず、甘みはダレ気味で、全体にはクドい。徐々に牛乳やアーモンドっぽい、オレの嫌いなムワンっとした香りの肉も出てきます。オリを絡めると多少は渋みも出るけど、旨い!と思う瞬間は1秒もない。

 じゃあ、不味いのか?と言われれば、おそらく、これを飲んで喜ぶ人間はそこそこいるはずで──とはイエイ、そんなことを言ったら、不二家の『苺と自家製パンナコッタのミルキーソフトクリームパフェ』を別に美味しく食べれる──ばかりか、今もまた食べたいとムズムズしてるヤツだってこの世には大勢いるわけだから、そこで『別に自分は美味しく飲めましたよ』という言葉でオレを諭すことに意味はない。もはやこのブログは〝美味しい日本酒を紹介する〟ことから〝オレがそれを飲んでるどう感じるか〟ということを主眼とした──言ってしまえば〝毎日が全力当たり屋投球〟状態なわけで、そういう意味で、我々の見つめる方角の先に、必ずしも皆の集う和気藹々とした楽しい日本酒村はないのである。

 日本酒の素晴らしさを伝えたい!というモチベーションは尊いし──オレにだってそういう時期はあったし──、その価値や意義を否定したりはしない。どうぞ好きなだけやって下さい。ただオレは、たまたま連続して飲んでいる中で『これは素晴らしい!』という酒に出会えればそれでいいので、もしもそういう酒にさえ出会えれば、決して貴方のようにそういう酒に対して素通りしたりはしない。絶対に見逃さない

 何でも美味しく飲める人間最大の落とし穴は、凡作と傑作の両方を佳作という広大なフィールドに落とし込んでしまうことにあり──凡作を持ち上げることより傑作を見逃すことの方が実は罪深いゆえ──、これだけは絶対に避けなければならないと、オレは強くそう思うのである。傑作を傑作として、それの意味するモノを全て残さず掬い上げるためには、どうでもいい酒に対する無関心と容赦ない態度はどうしても必要なのである。全ては傑作を守るためだから仕方ない。つまり、この29BYを肯定することは27BYに対する冒瀆行為になるわけだから、オレは絶対に29BYを認めたりはしない。それにそもそも、旨くない。」




moukan1972♂






日本酒 萩の鶴 日輪田 not_on_list_unsufficient

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To しんしんさん



毎度です。

うーん、なんかベタっと砂糖甘いというか、ガスがそこそこ強めに出てるので、ゴマカシも効きますが、味はイマイチですね。香りも鼻に付く華やかさで果実感に乏しいというか。。

純米の初しぼりは去年飲んでますが、結構味が出てましたね。別撰は甘口に振り切った酒質なんでしょうね。純米は気が乗ったら買ってみます。
2018.02.03 Sat 16:18
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Name - しんしん  

Title - 

やはり、モウカンさんも酸が足りないと感じましたか! 前コメントさせてもらったとおり、酸が足りないと色んな所がネガティブに感じてしまいますよね甘重いと言うか、しかし、この蔵不思議と別撰純米吟醸よりしぼりたて純米生原酒(こちらもガスありです)の方が飲み比べて確実に旨かったので、このクオリティなら来年もしぼりたて純米生原酒の方はリピートしたいと自分は思いました。別撰は炭酸割りでチューハイ感覚でゆるーく飲んでました。(笑) でわ失礼しました。
2018.02.03 Sat 15:05
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To 治五郎さん



毎度です。


──そうですか…。酸、足りておりませんか。早く飲んじまった方が良さそうですね。

二次発酵系なので個体差あるとは思いますが、28BYよりガスは強いので、キンキンに冷やして上澄みをガブ飲みして下さい (笑) 。レモン汁を少し垂らしてもいいかもしれません。

日に日に甘みが膨らんでミルキーな量感も出てくるので、だったら薄味の初日の方がマシですね。酸が足りてないので、やや砂糖甘い感じでメロン止まり、ブドウに至らずです。


──この間は、「もう自分では決して買わない」と心に決めた「風の森雄町 純米吟醸」を上司から頂いてしまいましたが、案の定、味がボヤけてシロップみたいな印象だけ残してくれました。

「風の森」は完全に終わったと思いますよ。香りだけは一丁前なんですが、どうにもスカスカで中身がないですね。あの、内側に向かって一気に凝縮する力強い液性は何処に行ってしまったんでしょうか。

「菊鷹」は山廃の「雌伏」ですか? 僕が飲んだ時はまだまだまとまりなかったですが、今ならイイ感じじゃないでしょうか。半分切ってから旨くなることが多い銘柄なので、最後まで楽しめると思いますよ。


──因みに、大多数の酒屋や飲み屋では、「甘み・旨味を際立たせる酸がちゃんとあって、かつ、軽い酒を飲みたい」とリクエストしても、甘くて酸っぱくてクドイ酒ばかり進められるのですが、どう表現したら分かって貰えるのでしょうか…。

諦めて下さい。正直、そのへんのニュアンスに過剰なまでに固執してるブログや飲み手は日本で僕くらいしかいないと思いますよ (笑) 。

華やか吟醸ライクな香りが苦手でないなら、土曜に紹介予定の「福祝 純米大吟醸 山田錦50 直汲み 無濾過生原酒 29BY」はイイ酒です。

あと、必ずしも軽くはないですが、やはり「長陽福娘 辛口純米 山田錦 直汲み 29BY」の見晴らし感は素晴らしいです。度の合ったメガネで酒の隅々まで見渡せる感じは流石です。

今日届いたばかりで飲むのは少し先になりますが、新生・山城屋あたりも気にかけておいて下さい。

山城屋 純米大吟醸 1st-Class
https://item.rakuten.co.jp/hasegawasaketen/1004908/


2018.02.02 Fri 23:17
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Name - 治五郎  

Title - あぁ…

ご無沙汰をしております。
そうですか…。酸、足りておりませんか。
モウカンさんの27BYの記事を見て28BYを飲んで少し肩すかしを食らったけど、今年こそは、と思って買ってきたばかりで本日の記事に至ります。(未飲)
早く飲んじまった方が良さそうですね。
この間は、「もう自分では決して買わない」と心に決めた「風の森雄町 純米吟醸」を上司から頂いてしまいましたが、案の定、味がボヤけてシロップみたいな印象だけ残してくれました。
そろそろ旨い酒を飲みたいので、去年の暮れに店で飲み比べて圧倒的に美味かった菊鷹の7号無濾過生(お相手は8号無濾過生でコレも美味しかったですが)を、開けることにします。
因みに、大多数の酒屋や飲み屋では、「甘み・旨味を際立たせる酸がちゃんとあって、かつ、軽い酒を飲みたい」とリクエストしても、甘くて酸っぱくてクドイ酒ばかり進められるのですが、どう表現したら分かって貰えるのでしょうか…。
2018.02.02 Fri 20:18
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