もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 遂に今年2本目の☆6が降臨。←失礼、3本目 (笑) 。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤翠玉 - 純米吟醸 生酒 ── ♡☺♡「翠玉生酒飲み比べ、<純米吟醸篇>」#Sweet 




 最近では花邑という銘柄がマニアにはお馴染みの両関酒造ですが、今回はもう一つの特約店限定ライン翠玉の特別純米と純米吟醸を、それぞれ生酒ヴァージョンで飲み比べてみたいと思います。なぜか純吟の方は都内での取り扱いが少ないらしいんですが、たまたま新宿の小田急で売っていたのを見つけて、即行で旦那に電話、それで急遽買ってきました。たまにはわたしも役に立つのです。そう言えば最近、蒼玉という銘柄もできたらしいですね、あいにく家の近くでは見かけませんけど。

 使用米は非公開みたいですが「秋田産酒こまち」という情報もネットでは見かけるようです。スペックは、これも一部非公開ながら、とある酒屋のサイトによれば、特純が「日本酒度:−4.8、酸度:1.5」、純吟が「日本酒度:−6.0、酸度:1.5」、共にアルコール度数は15%と、おそらくは加水タイプの生酒でしょうか。ま、このへんはあくまでも参考程度に。

 記事の書き方としては、先ずは両方を同時に飲み、それから特純メインでしっかり、純吟メインでしっかりと、3つの流れで同日中に飲み比べて、更新はそれぞれ日を分けてUPするという体裁にします。記事の冒頭には共通の同時飲みの感想を書いて、その次に個別飲みの感想を書くという流れで行います。

 というわけで、今日は純米吟醸メインでわたしが書きます。




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 bottle size:720ml




【092】翠玉 -すいぎょく- 純米吟醸 生酒 27BY <秋田>

両関酒造 株式会社:http://www.ryozeki.co.jp


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── 以下、共通の記述。


 開けた時は純吟の方だけプシュっという音がしましたが、生酒特有のガス感は両方とも特にありません。

 立ち香は、それぞれ花邑に共通する甘やかさがホワっと。純吟の方が香りはやや強めで、若干のフローラル感もあります。とはいえ、花邑の純吟/雄町生よりは清楚でしとやかですね。花陽浴/山田錦生、イイ時の鍋島/山田錦生などにも通じる、花の蜜感もほんのりあります。

 含むと、特純はクリーミーで粉っぽい舌触りがあります。退けにかけては少し苦みと渋みも。口どけは悪くないです。ドゥワっとした濃醇な旨みはそれほどでもないですが、そこそこに分かりやすい旨口感はあります。このへんは特純らしい味幅でしょうか。

 純吟はさすがにクリアですね。香りも特純よりは明らかに出てます。滑らかさの中にもジュワっと広がる旨みもあります。同時に飲むと逆に前の味が舌に残ってキレイにリセットされないので、ここでは多くは書きませんが、やっぱり純吟の方が相対的にしっかりとした高級感があります。




── 純米吟醸を個別飲み。


 わたし的には特純でも十分に美味しいんですが、旦那はブツクサ言ってましたね (笑) 。最近仕事が忙しくて、うっかり家で日本酒を呑み損ねてタクシーの中でKIRINの氷結なんかを呑まざるを得ない状況に追い込まれることもあるんですが、そんな時、深夜帰宅して一口だけ日本酒を呑むと、

 ♡☺♡「もう、超旨くて泣きそうになるんですけど!」


氷結プレミアム 氷結なんか、所詮は安く酔うための方便に過ぎないんだということを改めて思い知らされます。ま、もはやワイン🍷なんかも笑っちゃうくらい大したことない酒だと思ってますけどね。

 先週の土曜に実家に用事があって西荻に行った時に近所の酒屋を覗いたんですが、たまたまワインの試飲をやってたんですよ。せっかくなので、おふゅらんちゅのワインをいただきました。3000円の赤/白と5000円の赤。

 はぁ? わふぃー好きの人ってカワウソウ──。

 この程度の酒を飲むためにこんだけの大枚叩くんですか。4合瓶の日本酒で3000円だの5000円だの出したら、そりゃもう、最高級が呑めますよね。あーあ、ただ酸っぱいだけのビュダウ汁にこんだけの金出すヤツ、ブワっカじゃねーの?


suigyoku_jungin_nama1.jpg すみません、話の体温が本題を超えてしまいましたので、愚か者は放っておいて、話を本題に戻します。

 立ち香はスリムでエレガントなフローラル感がしとやかに。酸は割にしっかり出てますかね。特純と比較すると、花邑度はこっちの方が高いです。特純のような膨らみのあるお米感は少ないですけど、奥でほのかにあります。花の蜜のような甘さもしっとり。ミネラリーなニュアンスと米由来のエキス感は純吟の方が豊かですね。

 特純も美味しく呑めましたが、ま、こっちですかね (笑)。酸の出方がエレガントで、味のまとまりは特純より遥かにいいです。食中だと特に酸を感じやすいですね。いい感じで味のラインを引き締めています。全体のプロポーションはスリムですが、意外に風味は潜らず、ハッキリと吟醸酒としての色気を発散してくれます。艶やかです。

 あ、温度が上がってくるとグングン花邑の香りに近づいてきますよ。やっぱ特純よりまとまってますねー。うん、旦那の意見と同様、どっちか買うなら純吟で決まりですかね。都内であんまり見かけませんが、新宿に出かけた際には、一応、小田急を覗いてみて下さい。店員だけでなく、客のレベルも劣らずに低いので、もしかしたら、まだ売れ残ってるかもしれません

 




── 2日目。


 今日も昨日と同じ流れで飲み比べます。2つのグイ呑みに特純と純吟をそれぞれ入れて、割と矢継ぎ早に最初の一杯を呑みます。そのあと、特純→純吟の順に、それぞれ1合弱ずつをじっくり呑みます。それでは今宵も引き続き翠玉の飲み比べです。


 共通の2日目>>
 今日も香りは純吟の方が豊かですね〜。ま、当たり前か。酸には瑞々しい透明感もあります。特純は奥底で微かにセメダイン香もありますが、気になるレベルでツンケンはしていません。純吟の方が香りにまとまりがありますが、含むと昨日より違いがわかりにくくなってるかも (笑) 。ま、最初の一口目なんで、そこまでハッキリと違いが感じられないというのも、あります。

 純吟の2日目>>
 いや〜、特純の後に呑むと旨さ倍増ですね (笑) 。そりゃそうか〜。エレガントにミネラリーな立ち香、含むとトロりと花の蜜のような甘さ。

 酸の出方がいいですね。酸っぱいとかじゃなくて、甘さのフラつきを整理する酸です。このあたりが全体の凝縮感につながってるんでしょうか。花陽浴/純大/山田錦生みたいに甘みが暴れないのがいいです。

 花邑/純吟生よりも清楚で奥ゆかしい味わいですが、香る吟醸酒としての属性はしっかりあるかと思います。加水してアルコール度数が15%まで下げてあるので、意外に食事の邪魔にならず、それでいて、食卓のエレガンスを1枚上乗せしてくれる立ち回りを演じてくれます。

 わたしは好きです。


moukan1973





花邑 翠玉 日本酒

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