◤黒澤 - 生酛 純米 直汲み生原酒 Type 7 (協会701号) 28BY 2本目!── dಠಠb「フレッシュ・コンディションの輝ける液性は失われてしまったが、それでもワールドクラス!」#Spicy/Fruity 




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 毎度アクセスありがとうございます。


 約1年ほど熟成させたモノを開栓。土曜から5日連続で飲んでますが、moukan1973♀が言うには、♡☺♡「アタシの中では赤トンボを超えた!」とのこと。MJK?

 オレの中でそれはないんだけど、そこは各人の嗜好がありますので、否定も肯定もしません。確かにこの「Type-7」が他の「黒澤」とは少し次元が異なるのは事実だけど、むしろ熟成向けなのは「Type-9」の方じゃないかとは思ってます。それでもオレにとっても十分過ぎるほどに旨い酒ですね。こういう酒がいつでも簡単に呑めれば本当にシアワセ。まだ残ってますが、一応☆5でフィニッシュしています。




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 bottle size:1800ml




 今さら前説でアレコレ書くこともないんですが、一つだけ──29BYは無理に買わなくていいから!




SAKE GRADE:☆☆☆☆☆

【485】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米 直汲み生原酒 Type 7 (協会701号) 28BY <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


Moukan's tag:



日本酒会_黒澤



 これは先のコメ欄にある通り、オレには〝やや意外な方向〟で熟成していたかな。どちらかと言えば3月の直汲み三兄弟と同じ組のニュアンスで、オレが7号系酵母に求める輝き (テカり) と鏡面ライクなテクスチャーはもはや失われ、ある意味では清く正しく柔和で甘やかな方向で熟成してました。ところが、日本酒経験の浅い2名の参加者にも好評で、この日の酒の中では「仙禽 赤とんぼ」に次ぐ人気酒となった。まだたくさん残ってるので、じっくり楽しんで行きます。




参加者の声

▪︎ピンクの黒澤は、香りは私の中ではもはやショートケーキレベルの甘さ。飲むと最後に酸味を残しながらさーっと逃げていくので、確認のため次々飲みたくなる感じがありましたね。

▪︎これまで飲んで来た黒澤とは全く違うマイルドさと、黒澤らしからぬミネラル部の細かさが気に入りました。





 ちなみにガスは僅かに残存。キメ細かく、すぐにほどけるレベルなので、あってもなくても別にどっちでもいいかな。栓はシッカリ強めにハマってました。





── 2日目。

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 立ち香──ミルクキャラメル with セメダイン (笑) ? グラスに注ぐと特有のスパイシネスが溢れるね。チェリーのコンポート with シナモン。ドクターペッパー。ケミカル上等!

 ♡☺♡「今日 (日曜) は旨い酒ばかりで幸せだなあ。美味しい。いい甘さ。面白い甘さ。ブリュレみたいな焼いたキャラメル感ある

 昨日より酸っぱくてオレ好み。やはりワールドクラスですね。フレッシュ・コンディションよりも複雑味はある。

 ♡☺♡「結局、どれも2日目の方が旨いってこと?
 dಠಠb「そうとも限らないけど、ポテンシャルの高い酒は眠りから覚めて柔軟体操して朝飯食ってからようやく『なんですか?』という感じなわけ」──なぜか「なんですか?」のフレーズにmoukan1973♀が大爆笑。


 温度が上がると、どんどん香りが複雑になる。極上に可憐なフローラルさ。香りフェチなら昇天必至。少しギザギザと甘みを切り裂くスパイシーなミネラル香。まるで「銀座レカンの洋梨のタルト」みたい──店先のタイムセール500円によく行列ができてたな。今でもデパ地下では買えるようだが、系列の喫茶店は閉店。オレも2回くらい買ったことある。たまたま通りかかって買えた時だけなので、並んだことはない。なんか久々に食べたくなっちゃったな。


kurosawa_type7_2_28by5.jpg 含むと極小エリアで発散する濃醇な果実味の咆哮──「パオ〜ん」。日本酒を買うし呑む理由は、もはやこういう酒に出会うためだけ。日本酒について全方位的に知識を増やす気はない。日本のポップミュージックや洋楽のロックなんて一切聴かなくても音楽のことをキミよりも遙かに分かってるのと同じこと。日本酒というだけで全部飲むのは、音楽というだけで何でも聴くのと同じだ。そもそもオレなんか好きなアーティストやリミキサーの作品であっても好きな曲しか聴かねえし。特にHouseなんか100枚に1枚もアタリはねえしな。

 今のオレの中では完全に「風の森」「昇龍蓬莱」「百春」あたりとは別の組。我が家の三大御用達銘柄 (篠峯、長陽福娘、黒澤) に恥じない存在感。日本酒としてどうのこうのは関係ない。オレが旨いって言ったら旨いんだよ。だから無理して買わないでね。きっとキミの口には合わないから。





── 3日目。

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 しかしなんて幸せ且つ贅沢な晩酌なんだ。こんなのが毎日続いたら半年で死ぬな (笑) 。

 香りは結構ドクターペッパー的なチェリーですね。

 ああ、残念ながら「菊鷹 Hummingbird」よりは確実に上ですね。「Hummingbird」を薦めてくれた読者さんも、今これ飲んだら泣きますね (笑) 。軟水なのにこのカラフルな纏い。熟成由来なのか個体差なのかはわからないけど、たしかにショートケーキ的な抽象性に落とし込まれる要素はあるかな──そして、イチゴの横には小さなミントの葉を添えて。こりゃウメえや。本物のイチゴに合わせるとミネラルの快感指数が上がるのはナゼだろう。

 やや焦がし砂糖なブリュレ感もありつつ──ごめん、今日が一番旨い。これは・・・☆6・・・なのか!?

 うん、淡麗な液性が描くスマートな味曲線の切れ目から差し込むストレンジなスパイシネスに出会う時、この酒は最も崇高に光り輝く。そしてやはり、直汲み三兄弟よりも軽いな。チャチャっと手際良く軽やかジューシイなのに複雑って、ナニコレ最高じゃん





── 4日目。

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 立ち香──明白に甘酸っぱい輪郭。いいねえ。

 ちょっと渋みが出てきたかな。相変わらず液性そのものは軽いけど。それでもワールドクラスですね。モダンですよ。都会の洗練された大人が安心して飲める晩酌酒はこれですよ。錫チロリ経由だと跳ね返りも緩和されるので、今は最高ですね。7号酵母ライクな不良っぽさがあった方が個人的には好みだけど、エキスに反射する酸のプリズム光彩あります。

 最後にもう一度だけ言うけど、無理に29BYを買う必要はないから、黙って「風の森」でも飲んでてね。1年くらい熟成させないと決して甘くはならないから。


moukan1972♂moukan1973






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