もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

「再会」とは「出会い」のレゼルヴァ (笑) 。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

【味クラーヴェ歳末スペシャル】主に「黒澤Type-7&仙禽赤とんぼ26BY」を開ける会 





明日の酒
 ▲結局シャンは開けず。あまりにエッジの利いた酒ばかりなので、実際にはこれらプラス「上喜元 純米大吟醸 千本錦40 28BY」を開けた。


 WE-NEED-THE-PARTY !!!
 




 毎度アクセスありがとうございます。


 土曜に上記写真の酒を一気に開けました。「吉田蔵」は捨てましたが、他の酒は残ってますので、いずれ順次「個別記事」にしていこうと思ってます。本日は一言メモ程度で。だいたいこの手の飲み会はじっくり呑んでる暇もないので、いつもよりは適当です (笑) 。




SAKE GRADE:☆☆☆

【482】吉田蔵 (手取川) -よしだぐら/てどりがわ- 山廃 純米 無濾過原酒 u Yoshidagura 2016 (28BY) <石川>

株式会社 吉田酒造店:http://www.tedorigawa.com


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日本酒会_吉田蔵



 もはや何もかもがどうでもいい吉田蔵/手取川ですが、乾杯直後の沈黙すら笑いに転化できない微妙な酒 (笑) 。この酒にも独特の木香があり、参加者の一人 (走るサケペディア) によれば、単に「アルデヒド臭」であると言う。温度が上がるとベタ甘──冷たくてもオレには甘いが。この程度の酒を造ったくらいで偉そうにテロワールを語るな。「鍋島」の火入れ酒をフヌケにしたような酒。この世に存在する必要も価値もない。上記リンク先の解説によると、




 従来、アセトアルデヒド臭は、不快臭と考えられてきたが、青りんごを想起させる香気でもあることから、管理されていれば不快臭でなく、清酒の特徴香の一つとして見直す考えもある。




とある。冗談じゃない。財団法人青森県りんご協会に失礼。ちなみにガスは微塵も感じなかったが、もはや問題はそこにはない。そしてクソ酒はALC.13%でも不快な酔いをもたらす。





【483】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 27BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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日本酒会_篠峯愛山



 8月に飲んですぐに追加で買って、9月に新しい設備が整ったので、そこから約3ヶ月「11℃前後」で追熟させた。先にコメ欄に書いた通り、これはまさにオレの描いた通りの変化と仕上がり。腐る寸前の巨峰、紅茶系の渋み、イチゴ&チョコ (明治アポロ) な甘苦酸のトライアングル。日本酒経験の浅い2名の参加者は少し首を傾げる展開だったようだが (笑) 、我々夫婦と、完熟前のこの酒の状態を知る約1名は大満足。走るサケペディアは「生老ね」を指摘したが、許せるギリギリのラインだと言う。いつも言ってる例えだが、バナナを真っ黒にして食べるのが好きか否かの問題と同じだし、あらゆる珍味は美味ければ「珍味」になるが、不味ければ「ゲテモノ」になる。

 なんだかんだで売れて、残りは1合ちょい。今夜飲み切ってしまおう。まだ1800mlと720mlが1本ずつあるので、これほどの勇気はない。2019年は不味い酒はどんどん捨てるし、いちいち真面目に記事で取り合わない。記事番号【500】を最後にブログは全面的にリニューアルします





【485】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米 直汲み生原酒 Type 7 (協会701号) 28BY <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


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日本酒会_黒澤



 これは先のコメ欄にある通り、オレには〝やや意外な方向〟で熟成していたかな。どちらかと言えば3月の直汲み三兄弟と同じ組のニュアンスで、オレが7号系酵母に求める輝き (テカり) と鏡面ライクなテクスチャーはもはや失われ、ある意味では清く正しく柔和で甘やかな方向で熟成してました。ところが、日本酒経験の浅い2名の参加者にも好評で、この日の酒の中では「仙禽 赤とんぼ」に次ぐ人気酒となった。まだたくさん残ってるので、じっくり楽しんで行きます。




参加者の声

▪︎ピンクの黒澤は、香りは私の中ではもはやショートケーキレベルの甘さ。飲むと最後に酸味を残しながらさーっと逃げていくので、確認のため次々飲みたくなる感じがありましたね。

▪︎これまで飲んで来た黒澤とは全く違うマイルドさと、黒澤らしからぬミネラル部の細かさが気に入りました。








【486】くろさわ -黒澤- 生酛 特別純米 ひとごこち 無濾過生原酒 26BY <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


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日本酒会_くろさわ
 ▲吉田・・・。



 ちょっと不気味カラーの藻のような (クロレラ風?) オリが瓶底でユラユラしてたので心配してたけど (笑) 、特に不快な老ねもなく──落花生の余韻はこの酒にも存在──、熟成アプローチは同じ「ひらがな組の純吟」と全く同じ。先に走るサケペディアに毒味させたら「こっちの方が旨いと思います」と来たもんだ (笑) 。純吟よりも酸の出方が柔和なのと、複雑味 (カオス指数) が豊かなのは特純の方だとは思うが、やはりオレは純吟の方が垢抜けてると思う。参加者全員に大いなるインパクトを残す酒となったが──「ひらがなのくろさわは何か澱んでいるのが恐怖ではあったものの、香ばしさ・ややトロッとした感じ、複雑な構成で私は面白いと思いました」──、このクラスの変態酒は滅多に遭遇できるわけではないので、もはや「旨い!」の一言で素通りすることはできない。走るサケペディアによれば「黒澤の酒は最終的にはどれもこんな感じになるはず」ということなので、29BYは余計に買って1年/2年/3年モノの比較でもするか。




SAKE GRADE:☆☆☆☆☆

【480】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 雄町 参年熟成 25BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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日本酒会_篠峯雄町



 走るサケペディアは「あまり香りませんね」と言ったが、もう1人は「結構香ります」と言い、オレにとってもこれは少し以上に香る酒である。そりゃあ、派手に香る様々な大吟醸やドッカン指数タカーメの酒に比べたら穏やかな方ではあるけれど、そこが各人の許容や限界値の差ではあるだろう。残りが1合ちょいしかなかったので、やや酸化が進んで渋くなっていたものの、少し常温に戻りかけた温度帯で飲むこの酒の柔らかさと甘納豆のようなホクホクした旨みの輪郭は素晴らしい。月曜以降に追加で3本届く──なんて心が豊かに落ち着くんだろう。





【484】上喜元 -じょうきげん- 純米大吟醸 千本錦40 28BY <山形>

酒田酒造 株式会社 (by 木川屋商店) :http://www.kigawaya.com


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日本酒会_上喜元



 ちょっとピーキーな酒が続いたので、予定にはなかったけど開けてみた。面白かったのは、日本酒経験の浅い2名があまり興味を示さなかったことだ。逆にオレと走るサケペディアがナンダカンダで評価するという意外な展開に (笑) 。「これをマズいと言うことはできないと思いますよ (笑) 」「これなら誰かに貰っても迷惑なプレゼントにはならないが、問題は渡す方がこの酒を選べない点だ」──。

 正直、もはやこの手の王道メロン大吟醸には興味も魅力も感じはしないが、それでもちゃんとした酒だと思います。そしてこの酒を通じて思うのは、やはり玄人 (マニア) サイドからの素人 (初心者) への過剰な忖度はもはや不要だし、むしろそれが彼らを真に日本酒の魅力を知る機会から遠ざけているのではないだろうか──ということだ。普段日本酒を飲まない人に対して、普通の酒屋なら誰も「黒澤」や「赤とんぼ」を勧めたりはしないが、彼らの間で人気があったのは実はその2本だ。




SAKE GRADE:☆☆☆☆☆☆☆

【487】仙禽 -せんきん- 秋あがり 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 自家2年熟成 26BY <栃木>

(株) せんきん (by 地酒専門店 佐野屋) :http://www.jizake.com


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日本酒会_赤とんぼ



 結局、当日の主役はコイツ。コメ欄にも書いた通り、参会者全員の意見を総合すれば人気No.1だった。




参加者の声

▪︎赤トンボは衝撃でしたね。ウイスキーとかブランデー、ワインなども好き(って言っても味も分からず飲んでますが)なだけあって日本酒なのにあの洋酒に近い感じはびっくりでした。

▪︎どれも特徴があって面白い世界でしたが、一番うまかったのは仙禽でした。黒澤のピンクも良かったです。

▪︎戴いたお酒の中では、仙禽赤とんぼ上澄みが一番旨かったです。こちらは自分でも昨年飲んでおりますので、変わりっぷりでも魅せられたという加点が少なからずあります。





 まだ半分以上あるので、今宵も呑みます。正直、早く開けすぎたような気がしなくもないが、切ないですね、もう二度と飲めないというのは。確かに上澄みが去年よりも遥かに甘くなってて、思わず走るサケペディアがオレに「この甘さは大丈夫なんですか?」と確認したほど (笑) 。もちろん大丈夫ではあるが、オレは撹拌ヴァージョンが好み。去年は撹拌すると甘くなったが、今年は逆。ちゃんと渋酸のコアが出てきた。わざと冷蔵庫の野菜室に寝かせて半年ほどオリに触れさせて熟成してる期間もあってか、非常に滑らかで柔らかい甘みとコクが育っていたように思う。ま、この手の商品は瓶単位での誤差はあるけどね。


────ここでmoukan1973♀は別室にお隠れに────


 そう言えばという感じで「菊鷹 Hummingbird」をmoukan1973♀を除く全員で飲んだわけだけど、流石に皆さん酔いもMAX状態で、オレも写真を撮るのも忘れてしまった (笑) 。この時間帯に白熱した「菊鷹談義」もあったんだけど、それは参加者だけの想ひ出しておこう──覚えてないかもしれないけど (笑) 。





◤ヴァンサン・クーシュ ラタフィア・ド・シャンパーニュ シャルドネ モングー NV




日本酒会_ラタフィア



 これは先日の伊勢丹新宿の「ノエル・ア・ラ・モード 2017」で買って来た、シャンパーニュ地方で造られる甘口ワイン「ラタフィア (Ratafia) 」というジャンルの酒。ま、日本酒で言えば「貴醸酒」、スティルワインで言えば「貴腐ワイン」みたいなもんです。発酵途中にリキュールを添加するので糖度が残り、それで甘口になる。

 これも参加者全員にそれなりのインパクトを残した模様 (笑) 。「赤とんぼ」なんかと被るニュアンスもあるにはあるが、やっぱ「原料:果実 (シャルドネ) 」なので、旨みに関するストラクチャーの現れ方は違う。日本酒なんかに比べるとペターンとしてます。甘いは甘いけど、最後は〝果汁の一滴〟による点の酸に全てが吸い込まれて行く。






日本酒会_プロテイン



 ひとまずはこんな感じ。結局ドタバタしちゃって用意した/用意させたツマミなんか全部出し切れなかっりするんだけど、15時から21時くらいまで、いつものことだけど、そこそこ盛り上がったんじゃないの?

 ちなみに写真の「謎のスナック」は「プロテイン」で、走るサケペディアの日頃の主食 (笑) 。なんとも不思議に旨みが削げた味わいのスナックなんだけど、一言で表すなら過激に素っ気ない「糖質ZERO! 明治 カール 魚の骨せんべい味」というニュアンス。ダイエット系スナックとして売り出せば、そこそこ話題になるとは思う。

 それでは、続きは個別記事で。


moukan1972♂






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