もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤MONTHLY REPORT - 2017/11 (日本酒:篠峯/米鶴/悦凱陣/十六代九郎右衛門/手取川/山城屋/日輪田/鍋島/車坂/伊勢角屋, etc.) 



MONTHLY REPORT ── 2017年11月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2017/11月 (合計15本=1升瓶×5本、4合瓶×10本)


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五橋

 五橋 (3.5)

日輪田

 日輪田 (4.0)

篠峯

 篠峯 (4.0)

車坂

 車坂 (3.5)

悦凱陣

 悦凱陣 (4.0)



鍋島

 鍋島 (3.5)

手取川

 手取川 (3.5)

米鶴

 米鶴 (4.0)

山城屋

 山城屋 (3.5)

米鶴

 米鶴 (4.5)



九郎右衛門

 九郎右衛門 (4.0)

日輪田

 日輪田 (3.0)

銘柄

 手取川 (4.0)

篠峯

 篠峯 (4.5)

長陽福娘

 長陽福娘 (4.0)



伊勢角屋

 伊勢角屋 (6.0)

日輪田

 日輪田@旅館




ARTICLE ON SAKE

【463/3.5五橋 純米 生原酒 白糀96 28BY <山口>
【464/4.0日輪田 山廃 純米吟醸 山田錦55 無加圧直汲み 27BY <宮城>
【465/4.0篠峯 純米吟醸 山田錦『蒼』 夏色生酒 28BY <奈良>
【466/3.5車坂 山廃純米大吟醸 生原酒 28BY <和歌山>
【467/4.0悦凱陣 山廃仕込 純米酒 遠野 亀の尾 無濾過生 27BY <香川>
【468/3.5鍋島 - classic NABESHIMA 純米大吟醸 兵庫県特A地区 吉川産 山田錦 28BY <佐賀>
【469/3.5手取川 Tedorigawa neo. 山廃 純米大吟醸 無濾過原酒 28BY <石川>
【470/4.0米鶴 山廃 純米大吟醸 鶴翔 (かくほう) 28BY <山形>
【471/3.5山城屋 生酛 KIMOTO 生詰 28BY <新潟>
【472/4.5米鶴 辛口純米 超しぼりたて生 29BY <山形>
【473/4.0十六代 九郎右衛門 純米吟醸 ひとごこち 無濾過生原酒 (仕込9号) 28BY <長野>
【474/3.0日輪田 山廃 純米吟醸 山田錦55 無加圧直汲み 28BY <宮城>
【475/4.0手取川 山廃 純米大吟醸 無濾過原酒 Yasu Special Edition 2016 ver. (28BY) <石川>
【476/4.5篠峯 純米吟醸 八反 無濾過生原酒 27BY <奈良>
【477/4.0長陽福娘 純米 八反錦 無濾過生原酒 28BY <山口>

SAKE GRADE ( ☞ about )
「0.0〜7.0」の10段階で評価 (記事の中では☆の数で評価) 。0.5刻みがあるのは3と4だけ。飲んだ瞬間に旨いのは「5.0」から。一般的なオススメ (造り手の意図が達成されていると思われる酒) は「4.0」、個人的な嗜好寄りのオススメは「4.5」。「3.0」は普通、基本的にリピートなし。「3.5」は個人的な嗜好からは外れるが好きな人も多くいると思われるもの。「2.0」は<やや問題>あり。「1.0」は<大いに問題>あり。「0.0」は老ねや熟成失敗による<判定不能>のコンディション。「4.5」と「5.0」の間には高い壁が存在。「5.0」と「6.0」の間には更なる高い壁が存在。「6.0」以上は滅多に出ません。「7.0」はタモリ倶楽部「空耳アワー」のジャンパーに相当。味や香りや完成度に加えて気分や勢いが乗らないと出ません。同じ酒でもBY違いLot違いで評価は変わります。意識はしていませんが、他の日本酒ブログより評価はかなり厳しめです。理由は、最終的に読者と未来の自分が知りたいことは、それを買うべきなのか否かという点に尽きると思うからです。




MONTHLY REPORT - 2017/11

 毎度アクセスありがとうございます。

 先に言っておくと、11月に飲んだ全ての酒の中で一番旨かったのは「伊勢角屋麦酒 社長スペシャル 長期熟成 バーレーワイン」な。これは異次元に桁違い。シャンパーニュだと「ケナルデル&フィス ブリュット・レゼルヴ NV」かな。 シャルトーニュ・タイエや一連のブリュン・セルヴネイ (ミレジメ2005/2006) も良かったけど。


 日本酒は☆4.5が2本で、これは素直に他の酒から大きく秀でてる。しかも片方は27BYの熟成明利系酒 (篠峯) で、もう片方は搾って即出荷の辛口7号酒の新酒 (米鶴) という振れ幅がいい。「篠峯」は新酒状態の「うすにごり生」を飲んだ限りは全く味の出てないペラい酒だったけど、1年9ヶ月の熟成を経て遂に飲める酒になった。リリース直後の生酒を買ってすぐ飲む生活が極めて虚しいケースもあるので注意と工夫と経験が必要だ。そもそも蔵元は、基本、すぐに売って現金にすることしか考えてないから、飲み頃だのポテンシャルだのまではいちいち考えないし面倒を見ないことも多い。

 ☆4.0が7本もあるからさぞかしマトモな酒にありつけたかと思えば、実はそうでもない。「九郎右衛門 ひとごこち」と「手取川 Yasu Special Edition」は個人的に極めてどーでもいい酒。酒そのもの完成度に問題はないものの、九郎右衛門は香りが不快だし、手取川はナルシスティックな軽薄さばかりが鼻につく。だったらオレは「米鶴 鶴翔」を黙って呑む。「篠峯 蒼」はオレが飲んだ28BYの中で唯一の☆4だけど、この程度で気分が最高になるわけではないし、27BYが傑作だった「長陽福娘 八反錦生」は悪くはないが最高でもない仕上がり。つまり、☆4の中に目を見張るべき酒がほとんどなかったことが11月の淋しさの正体でもある。


 だったら酒としての完成度はともかく歪なまでの淡麗イズムをギャグのように発揮してくれた☆3.5の「山城屋 KIMOTO」をオレは推したい。初日の開栓直後の幽霊的質量感は一度体験しておいて損はない。他の☆3.5は言及するのも面倒な酒ばかり。「鍋島」は本当に平凡なレベルにまで落ちぶれたし、属性だけが魅惑的な「車坂 山廃純大」は何をトチ狂ったのか、イマドキ山廃でこの香りはない。「五橋 白糀96」も別に大した酒ではない。「Tedorigawa neo. 山廃純大」はガキのお遊戯会で、この程度で何かをやり切ったと思えるその精神的資質に未来のなさを感じて少し同情する。田舎者/素人/女/子供だけが喜ぶ酒。

 ☆の数でも実際にも一番ヘボかったのは「日輪田 山田錦55 無加圧直食み」だ。なにかと味出過ぎ&キャッチーな28BYの「日輪田」ではあったものの、それでも幾つかの酒ではそれなりの輝きを見せてくれたが、これは完全にアウト。つうか、火落ち系の米糠ライクな生ゴミ乳酸臭はタイミングによっては吐き気を催す。11月は26BYと27BYを含め同じ酒を3本飲んだが、どんどん凡庸になる。弟ちゃんは大満足だろうが、オレにとっては29BYへの不安を掻き立てる出来栄え。28BYの「萩の鶴 (速醸) 」は牛乳@お花畑だし、一体彼らはどこに向かおうとしてるのだろうか。

 12月は寝かせてあった傑作を一気に開ける。読者的には自慢にしか思えない記事が増えるかもしれないが、だったら黙ってオレについてくればいい。買うチャンスは何度もあったはず。

moukan1972♂





日本酒

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