もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤篠峯 - 純米吟醸 八反 無濾過生原酒 27BY ── dಠಠb「ファイナルアンサー?」♡☺♡「ファイナルアンサー!」#Fruity 




shinomine_hattan27by2_3.jpg 7月の終わりに江古田の秋山の氷温庫 (−5℃) から引き上げて来た篠峯 (しのみね) の27BYです。すでに月曜と火曜に呑んでます。この店はちょうど今時期、新酒が入り始めるのと並行して、前年度の売れ残りを少しずつ氷温庫に移動させるので──最初からここにストックされてる商品もある──、これもおそらくは去年の暮れあたりから氷温ストックにスイッチしたはず。「2016.02」の出荷なので、なんかだんだで1年9ヶ月以上も熟成してます。

 DE、

▪︎味幅の狭い27BYであること
▪︎去年の暮れ〜今年7月末まで氷温保存だったこと
▪︎篠峯であること
▪︎明利系酵母であること
▪︎八反50であること
▪︎無濾過生原酒であること



 これらの様々な条件を鑑みて飲み頃を探って来たけど、一番気にするべきことは、ミネラル成分の剥離で、この感覚は言って伝わるものでもないけれど、簡単に言うと、液体と旨みの乖離と言えばわかりやすいか。

 つまり、元々味幅の狭い27BYの「篠峯」の場合、いくら熟成させても、26BYのようにグラマラスな酒質にはなりにくいという側面があり、あまりに引っ張り過ぎると逆にピークアウトしてスカスカになる──ミネラル成分の剥離が生じて、なんとも旨みが酒からカタブタが剥がれるように分離するニュアンスになることが今年何本か飲んだ熟成27BYを通じて感じたので、ギリギリまで引っ張って味を出して、ミネラルが剥離する手前で引き上げたかったわけだが、ありがとうございます、見事に成功しました──もちろん「長陽福娘」のようにミネラル成分が美しく粉雪化するケースもあれば、「黒澤」の一部の酒のように落花生のような穀物的ナッツ感をエアリーに放つケースもあるが、27BYの篠峯の、特に明利系酵母の酒はミネラル成分が剥離するケースが散見された。[資料A][資料B

 この酒の今の熟成状態は、おそらくオレが考えるこの酒の限界地点。少なくともフレッシュさを維持しながらの成長はここまでと思える。あとは熟成酒としての色がどんどん付いていくだけだし、27BYであれば、むしろ逆に痩せて行くようなタッチにさえ遭遇すると思う。某酒屋オリジナルの熟成27BYは、正直、引き上げのタイミングが早すぎたと言わざるを得ない。そもそも26BYと同じような条件で同じような効果が得られるはずもない──両ヴィンテージの熟成定数の違い楽しむなら話は別だが。

 この「八反50」については、実は去年の似たような時期に26BYの熟成コンディションを呑んだわけだが、この2年近い熟成期間であるなら、むしろ27BYの方が熟成アプローチはスマートかつエレガントとすら言える。26BYはリリース直後からフルスロットルに味が出ていたので、ワインで言う「早飲みタイプ」で、実はあまり長期熟成には向かない──それでも他の銘柄に比べれば遥かに強いわけだし、逆に氷温管理であれば変化も少なく、驚くほどフレッシュな状態で飲むこともできる。[資料C][資料D][資料E


 となると、次は我が家に眠る9号酵母トリオ (愛山45生、雄町50生、櫛羅50生) の27BYをいつ開けるかということなるわけだが、正直「櫛羅50」は試飲してないから今の状態をイメージできないものの、今時期から春までは店独自の温度帯で追熟されてるので、他の2つよりは仕上がりが早いはず。「愛山45」は3本 (1800ml×1、720ml×2) あって、そのうち1本 (720ml) は9月から11℃前後で追熟しており、こちらは来月の頭に友人たちを招いて開ける。なにげに前回開けたのは8月頭で、そこから約4ヶ月 (うち3ヶ月は中低温管理) ほど経ってるので、オレのイメージでは良い仕上がりのはず。「愛山」の甘みがメイラード反応的な焦げ感を体現させると紅茶や上質なカカオに育つことがあるので、8月に感じた〝その微かな芽〟が明白に育ってることを期待する。「雄町50 (クラシック9) 」については個人的な嗜好から少し派手な (腐る手前のブドウのような) 熟味が欲しいので、たぶん春まで引っ張る。[資料F][資料G

 いずれにせよ、こうした恣意的な工夫や努力は報われないことの方が多いわけだが、報われなくてもDATA (知識=体験) にはなるし、それを駆使して何かを成功させれば、やがてそれは「知恵 (=経験) 」となる。こうしてオレは「27BYの篠峯」に関する「知恵」を得たというわけだ。最初から旨い酒がそこにあることが一番望ましいが、自分なりの工夫でその酒のポテンシャルを引き出す行為もまた、日本酒を楽しむ一つの方法ではあるだろう。

 肝心な事を書き忘れたが、この酒には「うすにごり」もあるんだけど、27BYに関しては予約受注生産だったので、オレの知る限り都内の販売店では見かけることはなく、いつものように奈良の酒屋から取り寄せたわけだが、当時はまだ「27BYの篠峯が味薄い疑惑」の段階だったので、そこまでシリアスになることもなかった。しかしこの1年9ヶ月熟成の状態を飲むと、いかに味がしなかったか、今ではよくわかる。ちなみに通常ヴァージョンは当時フレッシュ・コンディションで飲んでいない。26BYは当然フレッシュ・コンディションでも飲んでいて、それはもう、他のあらゆる銘柄が霞むほどジューシイかつフルーティネス炸裂で、今の☆換算だと☆6スタートは余裕。オレがあと1年早くブログを始めてればみんな幸せになれただけに非常に残念──それでも去年の今頃はまだ26BYは買えたんだよな。[資料H




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 ▼「2016.02」の出荷ながら、一切の熟香が存在しないことは驚愕。
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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【476】篠峯 -しのみね- 純米吟醸 八反 無濾過生原酒 27BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:



※同日中にテドリン長男 (手取川 山廃 純米大吟醸 無濾過原酒 Yasu Special Edition 2016 ver. ) から移行。


 立ち香──油断して栓を抜いたら少し飛びそうになった。はいはいはいはいクリームメロンソーダや〜。バニラアイス的な粉感にミネラルを感じる流れ。明利系らしいトゥワンもあるけど、奥で酸の煌めきも。こりゃ随分と味が乗ってそうだな。

 どれどれ──。

shinomine_hattan27by2_8.jpg これだよ、大人のジューシイ酒は。テドリンは「ガキのお遊戯会」確定。比較するのも可哀想。☆4.5──26BYは☆6だけど。おそらくフレッシュ・フェイスとしての仕上がり具合はここが限界地点。徐々にミネラルの剥離が始まりつつある今が最後の雄叫びパオーン

 これ飲んだら、もう一滴もテドリンは飲みたくない。ここまで過激にミネラリー&ドライな明利系メロン酒があったとは。基本的には26BYに比べてスッカスカなストラクチャーなんだけど、それでもガイコツは踊る。そして酸のコアの一点に向かって全てが吸い込まれて行く。激烈にミネラリーだな。手取川の自惚れ息子はこれ飲んで出直して下さい。まあ、飲んでもわっかんねえんだろうなあ。

 来年の2月で丸2年だけど、露骨な熟香や熟味は一切ナシ。そればかりか、そこらの野暮い田舎の新酒よりフレッシュなんじゃねえの (笑) ?──ガスも少しは残ってるし。ただ、米の旨みに団子みたいな粘り気と硬さ (心地良く柔らかいアタック) があって、最初に出会う熟成由来の変化はこのポイント。もともと「篠峯」としては甘口&華やかに設計された商品なんだけど、まあ、そこらの甘口酒とはまるでが違いますね。酸の雑巾で日本酒的果実感を無駄なく搾り切る強さがある。液性はスマート&タイトで、新酒時期のシャープネスはクワナリ後退してます。速醸らしい立体感もあるにはあるが、元が狭い味幅なので重さはない。テドリンも九郎右衛門もこれに比べたら足腰フラフラの酔っ払い酒。

 ワイングラス──。

shinomine_hattan27by2_9.jpg 田舎酒は黙って平伏せ。いいですね。我が家の信条に狂いもブレもナシ。もちろんオレの知る至高の「篠峯」には遠く及ばないが、ここ最近の田舎酒は全て吹き飛んだ。秋山さん、オレが迎えに行くまで大切に氷温で囲っていてくれて、ありがとうございました。御馳走様です。

 堺杜氏、見てる (笑) 〜? なかなかイイ感じに仕上がってますよ。26BYのようなトロピカル (パイナップル) なツヤ感とポヨみ、エキスに反射する酸のプリズム光彩はないですが、しとやかでありながらも、芯のあるモダンメロン酒です。

 ふう、久々の☆4.5でシアワセ全開。徐々にミネラルの剥離感も出てきたが、さて、明日はどうかな。

 そしてこの後、我々夫婦の結束を揺るがす大事件が起こることをこの時のオレはまだ知りもしなかった





 1973ブラインドチャレンジ!!!
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 ▲中身を知らせず「どっちが好き?」と飲ませる。ちなみに片方は「ヘワタ」ではなく、オレが同時に開けたもう1本の別の酒。



 ♡☺♡「左はあんま匂わない。んんん、あああ。タイトだね。ちょっと木の感じが。右は香りスゴいね。華やかだな。エライ違いだ
 dಠಠb「明日、どっちを飲む?

 ♡☺♡「うーん、左はちょっと木を強く感じるけど、シャープでタイトだ。右のは吟醸香がスゴいよ。ちょっと今のアタシ的にはキツいかな。左にしとくわ
 dಠಠb「ファイナルアンサー?

 ♡☺♡「ファイナルアンサー



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 ▲いつもは録画番組を停止させて撮影しているが、この時はまるで奇跡のようなタイミングで目隠し映像がLIVEで・・・。



 ♡☺♡「・・・・・・
 dಠಠb「・・・・・

 ♡☺♡「えっ? ヤバイ?
 dಠಠb「別にいいんじゃないの?

 ♡☺♡「だってこれ、旨い?
 dಠಠb「旨いよ

 ♡☺♡「香りが華やか過ぎない?
 dಠಠb「酸のコアあるじゃん。いわゆる〝レモンの一滴〟だよ。DE、明日どっちを飲む?

 ♡☺♡「なんか温度が上がってきたらシノちゃんも飲めるようになってきたかな???
 dಠಠb「・・・・・

 ♡☺♡「手取川はどんどん木の感じが強くなってきた・・・
 dಠಠb「・・・・・

 ♡☺♡「やっぱシノちゃんでいい?
 dಠಠb「別にどっちでもいいよ!

 ♡☺♡「週末にシャンばっか飲んでたから、なんか日本酒の華やかな感じがキツく感じるというか
 dಠಠb「つうか、別にそこまで華やかでもないけどな。オレはブラインドで飲んでも『27BYの篠峯の明利系の熟成生酒』まで言い当てる自信あるわ。あと、ろくまるシリーズとは磨きの差はある。なんだかんだで、液体としての一体感があるし、ミネラルの剥離も露骨じゃない。これが磨き60の『ろくまる八反』なら話は変わって来ただろうな


 彼女は能登半島に島流しですね──というのは冗談で、まあ、酒そのものへのイメージとしてはそこそこ正しいんだけどね。しかしなんだこの微妙な空気感は (笑) 。





── 2日目。

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 立ち香──若干のナッツ感。熟香までは行ってなくて、米の旨みの具象化というというか。

 本日もテドリン経由です──。

 ワリーけど全てにおいてモノが違う。スゲえビビッドに感じるな。旨い。☆4.5。今のところ今月の日本酒の中で一番旨い。やっぱ酸使いのスペシャリストですね、堺杜氏は。おおお、一気に目が覚めたわ (笑) 〜。

shinomine_hattan27by2_12.jpg イエス! 昨日より全然いいな。全てがスムースかつエレガント。酸のコアにはレモンの一滴むしろ去年飲んだの同じような熟成期間の26BYより完成度は高いんじゃないか?──もちろんフレッシュ・コンディションなら26BYの圧倒的勝利。ま、これは秋山温度とオレの計算の勝利ではあるけれど。

 27BYの「篠峯」の生酒は1年程度の熟成じゃ飲み頃にならんけど、明利系は少し注意が必要だ。なんだかなんだで9号系とは違い、基本的には長命の酒ではない。ただ、この酒に関しては磨き50はダテじゃないと思える。「ろくまる」で感じたようなミネラルの剥離感が少ない。これは完全にジャストのタイミングで開けたわ。今オレと一緒にこれをテドリンと一緒に飲めば、もうあっちは〝洋ナシ〟じゃなくて〝用ナシ〟になると思うよ。

shinomine_hattan27by2_13.jpg 少しオカワリしてるけど、もはやテドリンの方がメロンソーダ。木香あるな。さすがに山廃らしいストラクチャーではあるけどな。フルーツの幽霊。つうか、今はバナナセーキで、木香がセメダインにコネクトするから、ますます凡庸──よくある味と香り。

 誰がなんと言おうと、絶対に篠峯の方が旨い。このレモンの一滴のような点の酸ですよ。ミネラルの剥離も目立っては感じないな──つまり、液性に一体感がある。テドリンは完全にバナナセメダインになっちゃった。軽いし透明感もあるけど、別にエビアンにも透明感はあるしね。


shinomine_hattan27by2_14.jpg 篠峯は露骨な──それとして独立して意味を成すような熟味や熟香はない。ただし、たしか昨日も指摘したけど、米の旨みの輪郭線が太く濃くなる方向での育ちはある。これ、新酒状態はマジで水だったから (笑) 。うん、間違いなく今月の日本酒の中で一番旨い。moukan1973♀の昨日の反応は一体何だったんだ!?──まさに夫婦の危機に相応しい。

 ワイングラスはあんま良くない。グイ呑みがいい。味と香りが開き過ぎて液性に一体感がなくなる。なんでもかんでもデカグラスがいいというわけじゃない。

 うん、グイ呑みの方が綾瀬はるかにイイですね。ミネラルが開きすぎてワイングラスは苦い。グイ呑みの方がジューシイです。ウリ科な酸 (メロンの皮) がジュリっと軋むけどな (笑) 。そうそう、moukan1973♀が帰ってくるなり涙目で、♡☺♡「シノちゃん、今日の方が美味しいもん! 昨日はヤバかったもん! あんまり書かないで!」と言うもんだから、イヤじゃ、キミはバカ舌の星屑となるんだ、と返したら今度は開き直って、♡☺♡「どうせ読者のみんなはアタシ寄りだもん! アンタの書いてることを全部理解できる人なんていないもん!」などとヌカす。まあいいじゃん、美味しく飲めれば、それが天然イクラだろうと人工イクラだろうと。





── 3日目。

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 うん、いいですね。ちょっと粉っぽいタッチも出てきたけど──ミネラルの剥離と少し軋むような収斂性──、甘酸の緊張感も増して、むしろ今日の方がピチャっとした瑞々しい果実味すらある。そしてコアにはレモンの一滴。香りは含むとそれほどは感じず、今は結構なガイコツ骨格で、五味がコアの酸に吸い込まれる際のテクスチャーはそこそこ鋭利。


shinomine_hattan27by2_16.jpg まあ、2日目がベストですね。今日はミネラルの剥離もそこそこ感じます。ただ、磨き50だからなのか、あるいは「篠峯」メソッドだからなのか、たとえば「熟成ろくまる」なんかに比べると、それでも液性に滑らかさの優位はある。たしか27BYの「ろくまる八反」も最近まで買えたけど、かりに同じ条件の熟成プロセスを経たとしても、やはりこの磨き50には勝てないだろうな。

 ちなみに軽くレンジでお燗にしてみたけど、あんま旨くない。

shinomine_hattan27by2_18.jpg 酒米 (八反35) 、酵母 (明利系) の劣性もなんのその──長期熟成という条件に関しての劣性──、そこそこやってくれたし、オレは大いに満足。決して少なくない贔屓目、オレは自分自身にはないと信じてるが「イクラ探しの実践」「青い鳥の捕獲」というバイアスやイドラ (先入的謬見=無意識の判断ミス) を考慮したとしても、それでも「篠峯」はオレにとって特別の銘柄だと言い切ることができる。なにより一升瓶が3日でなくなったことが全てを物語ってる。いくら贔屓の銘柄であっても、旨くなければボロカス書いて捨てるのがオレという人間だ。

 28BYは残念ながら篠峯史的には「空白」となってしまったが、オレが唯一期待を寄せる「亀の尾 Vert」の成長には期待が持てるので、これが☆4.5にリーチできれば全てを水に流そう (笑) 。29BYはすでに何人かの読者さんが飲んでるようだが、まあ、オレの評価を待て。その全てを、可能な限り見通す。ワリーけどキャリアの質も、見えてる世界も違う。


moukan1972♂






日本酒 篠峯

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To 教えてくださいさん

ちなみに28BYの「篠峯」で僕が☆4以上を付けたのは1本のみで、

【465】篠峯 -しのみね- 純米吟醸 山田錦『蒼』 夏色生酒 28BY <奈良>
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-1304.html

ですが、篠峯としては「普通」です。まだまだフレッシュなので、試しに買うならそこまで悪い酒ではないですが、この方向の味わいなら「菊鷹 〜Hummingbird〜 純米 無濾過生酒 28BY」を薦めておきます。どちらも基本的には「酸っぱい」です (笑) 。


2017.12.07 Thu 12:09
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Name - 教えてください  

Title - 

詳しい情報ありがとうございます。
ネットで探してみます。
今後ともよろしくお願いします。
2017.12.07 Thu 07:51
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Name - moukan1972♂  

Title - To 教えてくださいさん



こんにちは。

28BYは「木香問題」もあり、あまり飲んでないですが、ポテンシャルを感じて実際に我が家でリピート (ストック) しているのは「田圃ラベル 亀ノ尾 Vert 生原酒」です。


【306】篠峯 田圃ラベル Vert 亀ノ尾 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY <奈良>
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-733.html


それでも28BY的な「木香」はそこそこ出てます。ただ、28BYの篠峯の中では、僕には液性に輝きと適度な粘性が感じられ、エキスに反射する酸のプリズム光彩が一番美しかった酒でした。同じラベルの火入れもあるので要注意ですが、堺杜氏は高グルコアミラーゼ生成麹菌で造ったこの酒の火入れに対してそれなりの成果を確認したようです──facebook上で「一度使ったらやめられない」的な発言をしてたような (笑) 。

あとは、買ってないですが、「生もと 純米 無濾過生酒 28BY」の生熟 (1〜2月に瓶詰めしたモノを秋に出荷) のロットをマチダヤ試飲会で口にしましたが、別に普通に旨かったです (笑) 。これは表向きマチダヤオリジナルということになってますが、売れ残りの新酒ロットでも中身は同じです。単に秋まで蔵で囲っていただけなので、酒屋の売れ残りと理屈は同じです (笑) 。

正直「オススメ!」という酒はないですが──堺杜氏ごめんなさい!──先の「亀ノ尾 Vert」には熟成ポテンシャルを感じています。1年くらいでどうにかなるモノでもないので、開けるのは夏頃になると思いますが、その前にもう1本買って試してみてもいいかなと思ってます。

他だと、僕は飲んでないですが「篠峯 ろくまる 雄町 純米吟醸 無濾過生酒 晩秋旨酒 28BY」に好感触を得た読者さんもいました。

29BYは「純米吟醸 雄山錦 中取り生」と「ろくまる雄山錦うすにごり生」を手配しましたので、これは届き次第、すぐに開けて確認しようと思ってます。

28BYではないですが、店先で見かけたら「純米大吟醸 雄町 参年熟成 25BY」は買っておくべきでしょうね──ただしマチダヤの300mlは薦めません。1800mlの方が格段に旨いです。「25BY」の表記はどこにもないので、ラベルの「29.3.」表記を確認して下さい──マチダヤの300mlはこれに準じず。

この参年熟成は数が少なく、今年は直接カートでネット販売している酒屋は僕の知る限りありません。26BYヴァージョンは某酒屋 (知りません) のPBになるそうなので、ますます入手困難になるようです。

27BYの篠峯は僕の煽りもあり、もうどこにも残ってないと思いますが (笑) 、もしも見つかれば「純米大吟醸 雄町 中取り生 クラシック9 27BY」と「純米大吟醸 愛山45 生 27BY」は買って後悔はさせません──ただし、酒屋の管理温度が5℃を超えてる場合はスルーが賢明。火入れは買えるモノもありますが、飲んでないのでオススメはしません。


2017.12.06 Wed 13:00
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Name - 教えてください  

Title - 

篠峯の28BYの中から、おすすめを選ぶとしたら何かありますか?
2017.12.06 Wed 12:33
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To 小尾けのびさん

端から見れば面白いでしょうが、当事者の間では〝微妙な空気〟が流れてましたね (笑) 。最終的には「篠峯」に軍配が上がったようですが、いわゆる「イクラ効果」もありますね。彼女にとって必ずしも味覚と視覚は無関係ではないようです。厳しく鍛え直します (笑) 。

2017.11.30 Thu 02:30
Edit | Reply |  

Name - 小尾けのび  

Title - 思わず書き込む

ちょっと面白い(笑)
2017.11.29 Wed 23:34
Edit | Reply |  

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