もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【10】まで更新。(12/12/17:37)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Taittinger / テタンジェ キュヴェ プレスティージュ NV (並行品)  




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 ▲ひょんなことからHuluで「24 シーズン4」を観ることになったオレたち。もう12年前か。昔は夜通し安ワインを飲みながら観てたな。懐かしい。


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 毎度アクセスありがとうございます。


 いずれは通る道系の名門ハウス「テタンジェ」のNVだけど、実はこれ、よーく見ると定番の「Reserve」ではなく「Prestige」という表記が。ちなみに「レゼルヴ」の方は6月に義父にゴチになった「西荻窪 - 中国食酒房 まつもと」にも11,000円で置いてありました──飲んでない。

 両者の違いを販売元でもあり輸入元でもあるヴェリタスに問い合わせたら以下の回答──この「プレスティージュ」はココ以外ではあまり見掛けない。




 上記お問い合わせ商品につきまして担当者に確認致しましたところ、フランス国内では「キュヴェ プレスティージュ」はレストラン向け、「レゼルヴ」は一般向けとして販売されているとの事でした。(日本向けの正規品はレゼルヴのみとなります)

 2種類の違いにつきましては、プレスティージュは50種のクリュからなるシャルドネとピノ・ノワールのみが使用されており、レゼルヴは35種のクリュからなるシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエを使って作られております。

 上記簡単ではございますが、ご参考頂けますと幸いでございます。

 また、ご不明な点がございましたら何なりとお問い合わせください。取り急ぎのご案内までにて、失礼を致します。

  ヴェリタス XXXX





 ▼国内の正規代理店ってサッポロビールなのな。[公式HP

 photo: サッポロビール 公式ブログ「ほし日記」



 セパージュは不明ながら、ここのNVはシャルドネの比率が約40%と高めなので、アンリオ同様、そこそこギッシリ詰まったミネラル感を楽しめそうだ、深夜の海外ドラマ鑑賞を優雅に彩ってくれる違いない、オレたちも随分と成り上がったものだ、などと少し感傷に浸っていたら、まんまと猫のオシッコ系だっとさ──飲めるレベルだけど。





◤Taittinger / テタンジェ キュヴェ プレスティージュ NV




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 立ち香──ネコンジェ。クリーミイなピノパートにフレグランスな芳香がややケバめに重なる。まあ、好意的に寄り添えば、古典的な「The シャンパン」な香り。しかしいつかの「スペインのクソ泡」なんかもそうだけど、過剰にフレグランスに育つと、どうにも猫のオシッコ系になるのはナゼだ。

 ひとまず我が家の老犬に飲ませる──キャンっ♡

 ♡☺♡「猫のオシッコある。味が薄い。深みがない。一般の人が知ってるシャンパンの味」←たった半年で「一般人」を卒業したつもりだが (笑) 、10年飲んでてもどこにも入学できないのんびり屋もいるので、単純な年数は関係ない。井森美幸が10年以上料理番組をやっていても一向に料理が上手くならないのと理屈は同じ。熟達は常に意識の量と質に比例する。「才能」とは、いわばその関数における定数のこと。

 先日のジャン・ラルマンほどのオシッコではないけど、なんかスプマンテ (安物のイタリアワイン) みたいな甘みと苦みとヌメり──要するに我々にとっての決定的判断材料である〝サイゼリヤの想ひ出にコネクトする味わい〟なので、ブっちゃけて言えばハズレの領域。なにせ、この手の安酒についてはいろいろ知り尽くしてるんでね (笑) 。



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 ▲散財の悪魔の棲む館「異常意志遺 (成城石井) 」で適当に買ったら久々の大ヒット。500円くらい。これはオススメしておきます。☆5のツマミ。開けてすぐ食べれるのが最高。そしてスゲえ柔らかい。「プレーン」「クルミ入り」「チーズ入り」の3種があって、これはクルミ。白カビ系だけど、そのまま食べられる。一口サイズの球形サラミです。






 ♡☺♡「ま、安っすいワインだなっていう──実際には高いんだけど (笑) 。しかしペラいな

 ツナ臭キタ━━━━(゚д゚;)━━━━!! マジでこれは一度ソムリエや酒屋と共有したいニュアンスだな。オレの説明を聴けば誰にでも探せる香り。なんか赤身の魚を焼いたような酸にオイリーなヌメりが重なって──赤身+オイル=カツオのツナ缶という味覚回路。

 ♡☺♡「雨上がりの散歩中にペットがオシッコすると、こういう臭いになる。結婚前に実家で犬を2匹飼ってたから、この香り、知ってる (笑)


 飲めないほどのバランスではないけど、熟成白ワインとしては極めてありふれた香りなのだろうか。それでもNVシャンパーニュにとっては邪魔な要素だとは思うし、他に旨いヤツを──たくさんではないがそこそこ知ってるから、別に今さらという感じ。それこそ、先週末に飲んだブラン・ド・ブランのミレジメ2本なんか、これに比べたら極上も極上だと思うわ。

 並行品なので、完全なコンディションを約束するわけではないものの、結構な数を仕入れる店なので、みんなこんなの飲んでありがたがってるのか。どの世界にも一定数のバカ舌はいるもんだ。そもそも仕入れた本人はこれ飲んで本当に旨いと感じてるのだろうか。先日のジャン・ラルマンも「問題ナシ」の判定をもらったが、よく考えりゃ、輸入元はオレをそこに同席させろよな (笑) 。なんかその後の対応も実に塩っぱいもんで、オレの様々な質問には最後まで誰も答えてくれなかった。なんか表面的に謝罪するばかりで、別にオレはクレームを付けたわけでも謝罪を要求したつもりもないんだけどな。代品が送られて来たけど、これもハズレなら連中のバカ舌が確定する オレとの見えてる世界の違いが明白になる──ま、これに関しては日本酒も同じなので別に驚きはしない。





── 2日目。

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 ▲moukan1973♀、換気扇の掃除中。



 激しい劣化は感じないので、まあ捨てずに飲めるけど──っていうレベル。今日は一段と苦いので、結果的にノイズな甘みが誤魔化されてるが、徐々にネコンジェに。これ、望まれぬ酸化なのか?──アンモニア臭も若干。これをワインの世界では「硫黄」「鍾乳洞」「森の下草の香り」などと表現するのだろうか。まあ、日本酒の火入れの熟成純米もアンモニア臭あるし──それこそ7号系はセメダインだし (笑) ──、慣れると気にならないものなのだろうか。とはイエイ、確実にフルーティネスの領域からは離れるし、少なくとも今の我々が求める味と香りではない。

 ボランジェルイ・ロデレールアンリオフィリポナなどの老舗メゾンと比べると、オレの中では、前者の2つは王道系、後者の2つはRM系の味わいで、このテタンジェは──少なくともこのコンディションにおいては、モエ・エ・シャンドンヴーヴ・クリコのような、なんとも当たりを引くのが難しいNVとは言える。ちゃんとした正規品を買えよという話もあるだろうけど、そうなると値段がドカーンと跳ね上がるので、それを6,000円だの7,000円だので買うなら、RMモノのミレジメやプレスティージュを買った方が全然いいしね。


moukan1972♂moukan1973






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