もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【10】まで更新。(12/12/17:37)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ブリュット ミレジメ「Villes Vignes / ヴィエイユ・ヴィーニュ」ブラン・ド・ブラン 2006 




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 ▲右のフィリポナも2006のミレジメ。アンリオの2006も近いうちに買う予定。




 毎度アクセスありがとうございます。


 先週末は同じヴィンテージ (2006年) のブラン・ド・ブラン (アンドレ・クルエ ドリーム・ヴィンテージ 2006) を水平飲みしたけど、たった2本なので、別にそれほどの意味はなく、単に翌日にも残しておきたかったから──どちらかと言うと翌日の味の変化を確認したかったことの方が大きい。なので「水平飲み」は「ついで」という感じ。

 つい最近コレの2005を飲んだので、それとの垂直飲みも絡ませて。なぜか「2006」は出回ってる数が少ないんだけど、オレが好きな銘柄が世間であまり人気が出ないのはいつものことなので別に気にしないし、むしろ買いたい放題なので、そうあってくれた方が助かる。日本酒もワインも同じ。基本的に日本人はミーハーです。









 商品名にある「ヴィエイユ・ヴィーニュ (=Vieille Vignes/V.V.) 」とは「古いブドウの木 (古樹) 」という意味だが、樹齢に関する細かい規定はなく、一般的には30年以上を指すことが多いようだ。

 ちなみにこのキュヴェで使用されるヴィエイユ・ヴィーニュの樹齢は40〜80年で、使用するブドウは全てグラン・クリュのアヴィーズ、クラマン、オジェ産のアッサンブラージュ。ブドウそのものの果汁感をダイレクトに表現するためにマロラクティック発酵はせず、ドサージュも5g/1Lと少なめ。瓶熟成108ヶ月 (9年) なので、基本的にリリースまで11年かかる。2002年と並び、今世紀の当たり年と言われている2008年がリリースされるのは再来年 (2019年) の春。うちに「2003」もあるけど──よく残ってたな──、さすがにこれはもう (少なくとも日本では) 買えないので、そう簡単には開けられない。





◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ブリュット ミレジメ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2006

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 というわけDE、アンドレ・クルエ2006をグラスで2〜3杯ほど飲んでから移動。同時に注いで順番に飲むというやり方はあまり意味がないと思ってるので──頭がコンガラガッチュレイションする (こんがらがる) ので、まずは一定量を飲んでから、居酒屋で次の一杯を頼むように移行する方法です。気づけないモノに無理矢理気づこうとしても意味はないわけで──記憶に残らないモノは今の自分にとっては重要じゃないという考え──、そこまで真剣に味クラーヴェするわけでもないです。


 立ち香──まず、同じブリュン・セレヴネイの2005より大人しい。ていうか、夕暮れの黄昏ニュアンスがなく、むしろ愛らしくクリーミイなタッチ。クルエの芳香出力を100とすると、こちらはせいぜい70くらいで、シャンパーニュとしての華やかな香りは極めて抑えられてる。ブっちゃけ、これならNVの「selection」の方が明度あるフルーティネスに満ち溢れてる。

 問題はないと思うが、少し意外な展開──。

 ♡☺♡「あああっ。言っていい? サラっとしてる、異常なまでに





「新政 コスモスラベル」を飲んでダウンタウンの松っちゃんが一言。
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 重たくない。
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 ▲決してそこらの素人のように「飲みやすい」と言わないあたりは流石です (笑) 。



 さて、ノンマロのコート・デ・ブラン100%のブラン・ド・ブランです。やっぱ焦点が合ってるし、果実味の凝縮感がハンパねえ。ブドウのエキスに差し込む反射光のような透明な酸の輝きはアンドレ・クルエとは比較にならん。ただ、2005より全然フレッシュで、まだまだ飲み頃は先。黄昏指数 (熟成具合) はZEROに近い。

 ♡☺♡「アタシはこっちが好みかな。マロ無しのクリアネスわかる



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 ▲moukan1973♀が♡☺♡「寿司が食いたい!」とうるさいので、前から気になってた近所の寿司屋で出前。これで特上一人前1,900円は庶民派プライスか。大トロが想定外にマトモだった (笑) 。ちなみに「たまご」はmoukan1973♀のみ150円で追加。二人とも甘エビが好きではないので、白身にチェンジ。電話口では相当に「大丈夫か!?」なオヤジだったようだが──こちらの電話番号も訊かないし、言おうとしいても「大丈夫」と言う──、ちゃんと無事に指定の時間の5分前に届いた。やるじゃねえか、オヤジ。仲良くなったら店にシャンパーニュを持ち込みたいぜ。徒歩5〜6分。






 こりゃ意外な展開だ。「2005」とは全くキャラクターが違う。「ドリーム・ヴィンテージ2006」が「2009」と同時リリースされたということは、「2006」の熟成スピードが遅かったことの証左で、それはこのブリュン・セレヴネイの「2006」がアシストしてる。ここは常に108ヶ月という同じ熟成期間を経てリリースされるので、当然、毎年の仕上がりは異なるわけだが、「2005」があれだけ黄昏てたのに、この「2006」は全く以てフレッシュにフルーティーで、酸の明度がバキバキに高い。目の覚めるようなクリアな液性と輝ける酸。

 ♡☺♡「今、最高の気分なんだけど (笑) 。シースーシャンっていう」──ケンシャッキーにしとけ。

 とはイエイ、温度が上がってくると徐々に黄昏感が出てくる。ハチミツの甘みの輪郭がありつつも、極小かつ濃密な果実味と酸による凄まじい手仕舞い。グレープフルーツの皮のような苦みにすら味が乗ってる (笑) 。焙煎コーヒーのような焦げた香りも酸に混ざってきた。それでも全体にはまだまだフレッシュ。そして、寿司にはこちらが合う。



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 明らかにこっちの方が長命だと思うし、リピートして追熟させるなら断然こっち。しかしまあ、世間はミーハーなもんで──オレもそうだが (笑) ──「ドリーム・ヴィンテージ」なんか、結構な数が入ったのに、ウメムラでは半日で両方ともSOLD OUTだし、フィッチでも2日でSOLD。今は2回目のバックオーダー分が少し残ってるけど、この店は再入荷のアナウンスをわざわざしないから。





── 2日目。

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 おっとようやくアヴィーズ流儀の重油感のあるヌメりが出てきた (笑) 。昨日よりブっとい。

 ♡☺♡「急に重厚感が出てきた (笑)

 好きなキュヴェを二人で堪能するならマグナム (1500ml) に限るな。ただ、マグナムはレアだし、種類も限られるし、なにより、大抵の場合、日本酒の一升瓶と違って、逆に割高なんだよ。750mlの倍以上の値段がするから、簡単には手が出ない。

 そしてブリュン・セレヴネイが我が家の鉄板ブラン・ド・ブランであることに間違いはない。


moukan1972♂moukan1973






Brun_Servenay コート・デ・ブラン シャンパン シャンパーニュ Champagne

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