◤Jean Lallement / ジャン・ラルマン ブリュット “トラディション” グラン・クリュ NV 3本目! 




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 ▲写真手前から、スタンダードNVの「Brut Tradition」、樹齢60年を超える古樹のブドウを使用した「Brut Reserve」、PN100%の「Rose Reserve」。最新ミレジメは「2010」で、このRMは今のところ4種類のキュヴェしかない。




 毎度アクセスありがとうございます。


 誰だって人生で一度や二度、本気ではないものの、超能力や特殊能力に憧れることはある。しかし実は誰にでも〝たった一つの能力〟だけは生まれながらに備わっているものだ。それを我が国の言葉ではイヤな予感と言う。そしてたとえ自分自身を平凡な感性の持ち主だと謙遜する心優しい人間であっても、ひとたびこの能力が発動すると、かなりの確率で未来に起こることへの予見が可能となる。望む未来は簡単には手に入らないが、イヤな予感だけはホイホイと現実化する──まるで人間は聖人や善人よりも死神や悪魔の資質の方が高いと言わんばかりだ。

 このジャン・ラルマンの「Brut Tradition」を開けるのはこれで3本目だが、運悪く、先日実家で開けた瓶は露骨に劣化していた。舎弟をパシらせて用意させたので、細かい原因を追求する気はなかった。ちょうど先週、同じヴェルズネイ村のNVキュヴェを2本開けたので、ここらで大本命のヴェルズネイRMモノをと意気込んだわけだが、写真撮影のために瓶を立てると、どこからともなくわらわらとオリのようなモノが瓶内を浮遊し始めた。



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 ▲わかりにくいかもしれないが、黒っぽい粒の一つ一つが瓶内を優雅に無重力遊泳中。



 ちょうど日本酒における「薄にごり」商品 (新酒のあらばしり生) や、少しガスのある瓶内二次発酵モノを揺らしたり撹拌した時に現れるオリと見た目の感じは似てるものの、ワインのそれはもっとフワフワしていて、まるで川水の中の藻のようでもあり、肉を茹でた時に出る細かい灰汁 (アク) のようでもある。しかも瓶の色より濃いのか、日本酒のように白くはなく、視覚できる範囲では少し黒っぽく見える。

 少し調べると、シャンパーニュであっても、当然ながら赤ワインとブレンドしたり、セニエ方式──果皮を暫く浸漬 (マセラシオン) させて色素を抽出し、適度に色が付いた段階で果汁のみを取り分ける (「血抜き」と呼ばれる) 方法──で仕込むロゼなんかにはオリはよく見受けられるそうだが、稀に白シャンにもオリは存在するようだ。品質と無関係であればいいのだが、初めての現象に少し動揺した。それで「保険」として「Brut Reserve」も一緒に用意しておいたのだが・・・。



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 セパージュはPN=80%、C=20%、ドサージュは6g/1Lで、瓶熟は規定より長い30ヶ月以上。大手メゾンへのブドウ供給を徐々に減らしている真っ最中なので (契約満了) 、今後は自前で瓶詰めする量も増えるはず (RMとしての生産量が増える) 。ミレジメの初登場も2009年か2010年頃 (ミレジメ2002か2003?) だったようなので、これから需要が伸びて、プレスティージュなどの新商品が出る可能性は高い。日本国内での知名度こそ低いが、注目に値する造り手である。





◤Jean Lallement / ジャン・ラルマン ブリュット “トラディション” グラン・クリュ NV


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 立ち香──やや甘みに粘性を感じさせるジャムな果実味。前回実家で開けた瓶のようにクミン系のキツいスパイシネスはない。ピノ主導の赤いフルーティネス。コルクからはチェリー様の香り。最初に飲んだときの印象よりも明るく愛らしいニュアンスだが──ちょうど先週に開けた「エティエンヌ・ルフェーヴル」なんかを想起させる──、特にこれと言った腐敗臭はないように思う。実は9月の旅行に持って行った3本の375mlのうち、1本は飲めないほどの劣化で即廃棄、1本は飲めなくはないが飲みたくないほどの劣化、1本は旨くはないが不気味に過熟という失態を冒してるので、腐敗臭に関しては密かに経験は積んでいる。劣化の原因はおそらく夏場の温度での移動 (約3時間) 。ちょうどあの日はバカみたいに天気が良かったんだ。30℃30分で死亡──肝に命じます。

 さあ行け! 酒ブログ界を代表する毒味女傑シャナリア1973よ!──。

 ♡☺♡「あれ? なんか薄い。最初の印象とは違うんだけど・・・

 MJK (マジか) !?──そもそも果汁感が全くない。香りに比してワインそのものは極めて水っぽく、飲めないほどの腐敗感こそないものの、まるで空気の抜けた風船のようだ。しかも徐々に瓶口から昆布や茎ワカメなどの海藻類の香りが・・・。

 ♡☺♡「たしかに磯くさい。マジか・・・



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 味も香りも全く足りてないが、ヴェルズネイ出力のミネラルとストラクチャーだけが残ったこの状態は、まさにジャン・ラルマンの遺跡。無駄に味の濃い安ワインみたいなニュアンスに出会うが、安ワインとの大きすぎる違いは、その値段・・・。我々夫婦の酒に関する黒歴史ほど壮絶なモノはなく、実は偉そうなことなどは一言も口にしてはいけない身なのだが (笑) 、しかしこれだけは胸を張って言える──酒屋やワイン商社よりもオレたちの方がマズいワインに関する見識は上!←威張るな。







 つまり、我々はマズいワインを見分ける (認定する) ための無敵の法則を持っている。それは──サイゼリヤの想ひ出にコネクトした時点でそのワインはアウト!──というものだ。

 ♡☺♡「とにかく味がしない。全く果汁を感じない・・・

 徐々に香りにピノ由来のクリーミイなタッチも出てきて、ワカメは干上がったものの、相変わらず飲んでいて「旨い!」と感じる時間帯は皆無。そして不思議なことにグラスに注いでもオリのような物体は目視できず、ワインは静かに透明である。抜栓直後は瓶内を再浮遊していたものの、今は落ち着いている。





 保険瓶出動!!!
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▲どうしてもサイズの合ってないデカいメガネを掛けたがる坂上忍。




◤Jean Lallement / ジャン・ラルマン ブリュット “レゼルヴ” グラン・クリュ NV



 立ち香──ナニコレ!? 全く果実の香りがしないんだけど・・・。つうか駄菓子の「都こんぶ」みたい・・・。マジか。コルクも若干ウメっぽい香りだが、まあ、これは熟したブラン・ド・ブランなんかではよくあるニュアンスなので、特に腐敗臭というわけではないが、これはさっきのトラディションより酷い可能性が・・・。もはやシャンパーニュの原型は皆無。なんの飲み物なのかを当てることも容易ではない。

 頼む、先に死んでくれ!──二人で飲むときは常にレディーファーストがオレの流儀。



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 ▲若いなあ (笑) 〜。そのへんの粋がりアンちゃんやん。



 ♡☺♡「若干ネコのおしっこある。さっきとも違う。これは悪いネコのオシッコです
 dಠಠb「つうか、カツオのツナ缶 (笑) 。なんか和風なニュアンスすら。ツナ大根っぽいというか

 ♡☺♡「ツナわっかるわ (笑) 〜」
 dಠಠb「あああ、徐々に来たな、猫のオシーコ。しかし無駄にミネラルが堅牢でシャープだな (笑)



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 ▲山本昭彦著『50語でわかる! 最初で最後のシャンパン入門』──元新聞記者だけあって、センテンスが衝撃的に短い (笑) 。なんか人気予備校講師のレジュメみたい。大事な情報と情報との間に頻繁にカットインする著者のどーでもいい恣意的な所感──「シャンパンは夢を与える飲み物だ」「リッチな気分になる」「シャンパンのあるライフスタイルは、女性を美しく保つ」──がいちいち笑える。レトリックによるロジックの撹拌や練られた文芸アタックを意図せずにどうでもいいことを臆面もなく快活な口調で書き殴る壮大なるメモ帳スタイルがオレには逆に新鮮。ウンコしながらパラパラ読むのに最適。これを読んでも決して頭は良くならないが、別に頭なんか良くなる必要はないんだという勇気は得られる。ある程度「初歩的な知識」を拾い集めた今のオレのような状態で手に取ると無駄なく諸々の事柄が整理されるので、あまり初心者向きだとは思わない。というのも、決して作家性や物語性のある魅力的な読み物ではないので、知識や情報を意識的に暗記しないと記憶の定着は果たされないと思う。なんか受験向けのライトな参考書みたい。






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 ▲熟成期間に違いはないようだが、レゼルヴの方が色が薄いのは意外。普通は濃いんだけどな。



 良く言えばライムの皮、フレッシュ・ハーブ、青畳。そこにおそらく本来的でないオイリーなヌメりが絡んでツナ缶。全体としては洋風のツナ大根 (笑) 。さて、困った。もはや「どっちが旨い」とかの問題ではない。予期せず突然に茨の道が目の前で二本に分かれて、どっちに進むかの問題。

 通常版は高級サイゼリヤ。二つを飲み比べると骨格の力強さ、切れ込むミネラルのシャープさはレゼルヴの方が桁違いな出力だが、いかんせん「カツオのツナ缶」で「猫のオシッコ」という (笑) 。

 ♡☺♡「二つ合わせて猫の餌 (笑)





── 2日目。

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 昨日、なんだかんだで売れたのは「トラディション」の方。チラっと検索したら、過熟ではなく本当に劣化したワインは時間と共にますます香りが酷くなると書いてある記事があって、それを念頭に飲み比べると、香りに関しては「トラディション」はシャンパーニュの輪郭こそあるものの、飲むと水っぽく全く果実の豊かな風味に出会えない。簡単に言えば全く旨くない

 一方「レゼルヴ (猫の餌) 」はもはやドブ水 (汚い川の水) で、もう飲める代物ではなくなってるので、完全に劣化したワインであったことが判明。これは残りを捨てました。「トラディション」は味がしないことが幸いして何とか最後まで飲めた。

※11/15 (水) 現在──販売店Bは社内で試飲確認中、輸入元もランダムに2本ずつ取り出して試飲確認中、オリ瓶は検査に出す模様。販売店Aからは電話有り。街は大騒ぎである (笑) 。尚、調査結果についてはコメント欄にて追記した (11/17) 。


moukan1972♂moukan1973









 販売店A 様 (トラディションの購入店)


 いつもお世話になってます、◯◯です。「◯◯◯」の夫である「◯◯◯」が書いてます。

 こちらのお酒を☆☆☆☆さんで買うのは2本目です。

 1本目は問題なく美味しく──そればかりかこれまでに買ってきたNVの中でも格別に美味しく、それでリピートしたわけですが、今回の瓶は、不運な劣化なのか、単なる個体差 (ハズレ瓶) なのか、全くの別物で味わいが水っぽく、ヴェルズネイの果実味がまるでなく、正直、全く美味しくなかったです。

 瓶口からの香りも昆布やワカメのような磯臭い匂いが立つ時間帯もありました──徐々にピノらしい香りに変化しましたが、味はとにかく薄いです。

 それで、これは決してクレームというわけではなく、知識を深めたいがゆえの質問なんですが、実は冷蔵庫から取り出して瓶を立てた時、瓶内にオリのような──日本酒の薄にごり系に見られるような一つ一つが細かいオリが無数に充満したんです。

 汚れた川水の中にある藻のようなニュアンスですかね。しかも色が外からだとグレーに見えました。これって、デゴルジュマンで取りきれなかったオリなんでしょうか。それと、このオリと品質劣化との相関性ってあるんでしょうか?

 ところが不思議なことに、グラスに注ぐと、目視できるようなオリには一度も出会いませんでした。カビ臭さい感じはなかったし、異臭というほどの不快な香りはなかったので、一般的なコルク汚染 (ブショネ) とは違うと思うんですが、まだまだ経験が浅いので、こういう経験を知識として充填したいという思いから連絡させていただきました。

 まとめます。

(1)瓶を立てたら瓶内にオリのようなモノが充満した。
(2)香りに少し海藻類の磯臭さがあった。
(3)グラスに注いでも目視できるオリはなく、ワインも透明だった。
(4)コルクに異臭やカビのような黒ずみはなかった。

 以上です。わかる範囲で所見を下さい。ちょっと分かりずらいですが、写真を添付します。


 最近飲んだ中だと「ベルナール・ブレモン ブリュット グラン・クリュ NV」と「ケナルデル&フィス ブリュット・レゼルヴ NV」は特に素晴らしく、個性的なモノだと「プチジャン・ピエンヌ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ NV」は振り切れ気味のブラン・ド・ブランで印象深かったです。そして「ブリュン・セルヴネイ」は相変わらず旨いです。


 ◯◯◯






 販売店B 様 (レゼルヴの購入店)


 いつもお世話になってます、◯◯です。「◯◯◯」の夫である「◯◯◯」が書いてます。

 こちらのシャンパーニュですが、ソムリエ用語であるところの「猫のオシッコ」系の香りが強く、まるで飲めたものではなかったです。

 実はジャン・ラルマンは通常の「トラディション」を☆☆☆☆で買って飲んだことがあり、それで感銘を受けて今回△△△△さんで「レゼルヴ」を購入したという経緯があるので、この酒の良い状態については理解しているとは思います。

 そしてこれは△△△△さんとは関係ないんですが、同時に☆☆☆☆でリピートした「トラディション」の方も週末に開けたんですが、こちらは瓶を立てたら瓶内にオリのようなモノが充満しまして、正直、開ける前からイヤな予感がしていたので、この「レゼルヴ」は「保険」として冷やしておいたんです。

 すると案の定「トラディション」は少し海藻類 (昆布やワカメ) のような香りがして果実味がまるでなく、水のような薄さで全く美味くなく、それで「保険のレゼルヴ」を開けたら、こっちの方が更に酷かったというわけなんです。まさかジャン・ラルマンで2本ともハズすとは意外も意外で、ブリュン・セルヴネイと並び、個人的に一番推してるRMなので、それなりに衝撃を受けてます。

 これはクレームというわけではなく、輸入品であるワインであれば、一定の確率で「ハズレ瓶」があることは承知してますし、夏場のCOOL瓶が完全な形で配送されると考えるほどロマンティックな性格ではないので、知識として授けてほしいんですが、この劣化はどう理解すればいいんでしょうか? 日本酒なら細かい洞察や判断をできるんですが、ワインは経験が少ないので、今後のためにも知識として充填したいと考えています。

 まず、抜栓直後からピノの香りは微塵もなかったです。僕が最初に感じたのは駄菓子の「都こんぶ」で、グラスに注ぐと徐々に「猫のオシッコ」が、さらに温度が上がると「マグロではなくカツオのツナ缶」にようなオイリーさが立ってきました。味わいは安物の白ワインを鈍重にしたニュアンスで、初日こそ堅牢な酸とミネラルで押し切りましたが──熟成白ワインにあるような少し硫黄系の香りも出てました──、翌日の残りは更に劣化が進んで飲めずに捨てました。まるで雑巾を絞ったバケツの水のような匂いですかね。

 あと、これって「トラディション」よりも色は薄いんでしょうか? 写真があるので添付します。

 まとめますので、所見 (診断) を下さい。今後に活かします。

(1)抜栓直後から全くピノのフルーティーな香りがしない。
(2)初日は酸とミネラルで押し切れたが、翌日はもう飲める次元じゃない。
 ※グラン・クリュのシャンパーニュが泡の抜けた翌日も旨いことは知ってます。
(3)同時期に他の店で買った「トラディション」には瓶内に無数のオリがあった。
(4)「レゼルヴ」の方が色が薄かった。

 尚、同梱の酒は4本開けましたが「ブリュン・セルヴネイ2005」「フィリップ・ゴネ2007」は問題なかったので、同梱商品が全滅しているわけではありませんが、残念ながら「ヴーヴ・フルニ ナチューレ」はハズレ瓶 (劣化ではなく出来が悪い程度) でした。

 輸入元にもこれからメールしてみます。


 ◯◯◯






 輸入元 様


 いつもお世話になってます、いつだったかブリュン・セルヴネイのマグナムを買った◯◯です (笑) 。

 お忙しいことは承知してますが、ちょっと所見を伺いたいお話がありまして、メールしました。

 結論から言うと、☆☆☆☆と△△△△で買った2本のジャン・ラルマンが両方とも酷い品質だったんですが、これについてのご意見を聴かせて欲しいんです。これはクレームではなく、今後のためにこの経験を自身で活かしたい思いがあり、それで先ほど各店にも問い合わせましたが、やはり、このワインの最高の状態を一番よく知る輸入元に訊くのが一番かと思いまして、それで失礼を承知でご連絡させていただきました。

 僕が両店に送ったメールと添付写真が以下のモノになります。⬜︎⬜︎さんのメルマガ並みに長いですが、どうぞ最後までお付合い下さい (笑) 。

 ────中略────

以上です。

 まとめると、

【トラディション】

・瓶を立てたら瓶内に藻のようなオリが充満。注ぐと目視できず、ワインそのものは透明。
・味が薄く、全く果実味を感じない。端的に言って、まるで旨くない。
・瓶口から海藻類の香りが立つ時間帯もあったが、最終的にはピノのニュアンスに。
・翌日は味がしないものの、吐かずに飲めた。



【レゼルヴ】

・抜栓直後から全く果実の香りがしない。
・グラスに注ぐと徐々に「猫のオシッコ」系のイヤな香り。
・酸とミネラルは堅牢で、骨格はトラディションより力強くシャープ。
・色がトラディションより薄い。
・翌日は劣化がさらに進み、飲めるレベルではなく、残りは捨てた。


 こんな感じです。できればもう一度「当たりのジャン・ラルマン」を飲みたいので、再チャレンジすることもやぶさかではないんですが、決して安い酒ではないので、少し悩んでいます。

 今後の糧にしたいので、お時間のある時にご意見を下さい。


 ちなみに先日◇◇◇◇◇◇さんから買った「エティエンヌ・ルフェーヴル ブリュット・レゼルヴ カルト・ドール グラン・クリュ NV」ですが、これは我々夫婦にとっては少し甘かったですね。これならドサージュはもっと少なくていいですし、マロラクティック発酵も不要なほど、果実そのもの甘みがあるんだと思います。翌日に飲んだ同じヴェルズネイのRM「ケナルデル&フィス ブリュット・レゼルヴ NV」の方がランクは上でした。ま、好みもあると思いますが、「エティエンヌ・ルフェーヴル」は僕には「女子会向けのカワイイchampagne」という印象です (笑) 。ちなみに我々夫婦は40代半ばの中年です。

「ティエリー・ウリー ブラン・ド・ブラン アンボネイ グラン・クリュ NV」も我々には女子会向けで、明るい太陽のようなブラン・ド・ブランなので、たとえば地中海バカンス中に海辺で飲めば最高でしょうが──もしくは豪華クルーズ船のデッキ──、やはり我々には少し陽気で軽やか過ぎます。少しイヤな言い方をすると、味のしない安物スプマンテを極上レベルにまで引き上げたニュアンスですかね。スプマンテとしては比類なき極上品ですが、シャンパーニュとしては少し愛らしく軽やか──ま、そこが好きと言う人の気持ちは否定しません。

 キャッチーさ、キュートさの出力レベルとしては「ベルナール・ブレモン ブリュット グラン・クリュ NV」が僕らには理想値 (ジャストな塩梅) です。これは先日2本セットでリピートしたので楽しみです。プレスティージュも2月に入るとのことで、こちらも楽しみにしています。

 ◯◯◯




Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

まーた、なんとも気になる物言いを (笑) ──それでもF社は偶然に好きなワインを多く扱ってるんですよね。。

ひとまず販売店Bからレゼルヴの代品が送られて来るので飲んでみます。ロゼもあるので、これがハズレなら洒落になりません。販売店Aは次回の買い物時に何らかの対応をしてくれると思いますが、ワインは日本酒のハズレとは経済的損失が桁違いなので困りものです。

ま、次に何かあれば、直接「桜木町」に出向いてやりますので、その時は根性見せときますよ。日本酒の時もそうでしたが──「鍋島 山田錦50」を歴5ヶ月で蔵に送り返した──、初心者時代は怖いもの知らずの手加減ナシ (リミッター&忖度フリー) なので楽しいです。

それにしても、案外、人は何も言わないみたいですね。僕らくらいの浅いキャリアでも既に交換騒ぎは二度目ですよ。日本酒の場合は「単に出来が悪いだけ」なので文句の付けようがないんですよね。必然、プラっと入った定食屋で「オマエんとこの生姜焼き、味がしねえぞ!」みたいな方向の話になるわけで。。。その点、シャンパーニュは規格に合わない味なら欠陥認定できるので分かりやすいです。

そうそう、さっきまで「山城屋 生酛」を飲んでました。これ、ギャグみたいに淡麗ですね。飲んでないですが、なんとなく「DATE 7」もこんな感じなのでは?という印象です。寝かせてどうにかなる酒でもないような気もしますが、めいさん流儀に言えば、一人で2合以上飲んでしまったので、悪くはないと思います (笑) 。

慌てて飲む必要もないですが、真水ライクな淡麗劇場を楽しむなら今でしょうね。日曜か月曜に記事にします。今日はmoukan1973♀が職場の仲間と「3,500円コース+飲み放題」の店でレモンサワーを飲んでるので──ざまあ!──、明日にでも彼女の意見を聴いてから☆付けします。


2017.11.17 Fri 21:47
Edit | Reply |  

Name - めい  

Title - 

おばんです。

個人的な感想ですが、F社は信頼してません。

まあ、理由は書けないんですけど。

お目汚しすいません。
2017.11.17 Fri 20:57
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - 調査レポート要点



この記事もWeb空間を漂うわけなので、結果報告です。

結論から言うと、販売店B、輸入元が同じモノを試飲した限り、問題ナシということなので、皆様、安心して買って大丈夫ということにしておきます──ただし、ハズレ瓶に遭遇する可能性がZEROというわけではないし、やはり夏場のCOOL便には様々な試練が含まれる。

販売店Aは現在ストックZEROなので確認できないようだが、社長からは電話をもらうことになってる。セラーの件でいろいろ世話になったので、年内に一度挨拶に行きたいんだけど。


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販売店B──社長含め、スタッフ3人で試飲。

・オレの指摘したような不快な香りを嗅ぎ取ることはできず。
・昨年飲んだ時よりも若干泡立ちが弱く、線の細さを感じたが、劣化ボトルというほどのものではなく、最後の1滴まで美味しく飲んだ。
・これまでの経験上、考えられる点として、瓶詰め時の天候、ピュピトルで保管して居る位置 (上・中・下) 、そしてドア近く、照明の下なども細かな事でも瓶差を生むことがある。
・シャンパーニュは、スティルワインと違ってデゴルジュマンの時期によりロット毎、ボトル毎で味わいが異なっていく。
・オリの充満は稀にあるが、味そのものへの悪影響と必ずしも結びつくわけではない。
・代品を送る。

(※以上、原文から「です・ます・敬語」をデゴルジュマン、一部推敲。)



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輸入元──社長含め、スタッフ7名で試飲。

【調査条件】
・Brut Traditionに関しては各当するものと同一のものがない為、現在の弊社の在庫にて調査。
・Brut Reserveに関しては納品したものと同一のものを現在の在庫にて調査。


【結果】
・Brut Traditionに関しては果実味、泡、色調に問題はなかった。
・Brut Reserveに関してはランダムに2本開けた際に色調に違いがあった。若干、味に違いもあり、向かって右のものに小さな粒が見受けられ、グラスに注いでも確認できた。味わいに直接の作用は見当たらない見解に達した。
・今回の調査で現在の在庫のものはスタッフ一同責任をもって販売できると判断した。

(※以上、原文から「です・ます・敬語」をデゴルジュマン、一部推敲。)



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というわけDE、販売店Bから同じモノを1本送ってもらうことになったので──ついでに1本同じ輸入元の別のシャンをさっき買ったのでそれも同梱──、1ヶ月くらい泡を休ませたら再飲してみる。

もしもこれも「猫のオシッコ」だったら翌日にオレが「桜木町」まで運ぶしかないな。どうする? 社員みんなが「旨い旨い」言ったら (笑) ──いや、それはないな。

輸入元はわざわざ緊迫感のある試飲風景の写真まで撮影して、社長が腕組みして首をかしげてたりと、なかなかの絵ヅラなんだけど、さすがにそれをUPするわけにはいかない。

しかしジャン・ラルマンを1年で5本も飲む素人はなかなかいないだろうな (笑) 。

違うよ、うちにはロゼもあったんだ。6本か。


moukan “邪・羅流男” 1972♂


2017.11.17 Fri 17:10
Edit | Reply |  

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