◤巖 - 特別純米 701号 〜authentic〜 直汲み 無濾過生原酒 28BY ── dಠಠb「オレがマイケル・ジャクソンの『I Can't Help It』を絶賛したら『同時に聴いていて、Heal The Worldの方が自分は泣けました! スリラー系じゃないので大丈夫だと思います!』と言われたようなもん (笑) 」#Rich 



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authentic【形】1. 本物の、正真正銘の、真正の、真の、れっきとした~ ◆何かが偽物や複製されたものでないことを意味する。つまり、それまで誰も考え付かなかったようなものがoriginalで、その後似たような製品が競って作られる中で、本物の製品として君臨しているものをauthenticで表現する。[出典

 ♡☺♡「オーセンティック、かたち?」dಠಠb「形容詞!


iwao_authentic701_28by3.jpg 読者さんからの挑戦状 (オススメ) を頂きました、 (いわお) です。ありがとうございます。差し出された食材が文芸的にどう調理されるかは1秒後のオレのみぞが知る、まさに恐怖のキッチンへようこそ。それにしても実に不思議な縁のある銘柄で、そもそもが自分の意志で買ったことがない。これで2回目ですが、いずれも読者さんからの強いレコメン経由です。 (「ひとは誰でも よねつる捜す 旅人のようなもの 理想の酒に めぐり逢うまで 試しつづけるだろう」)

 今回はなんでも「黒澤 生酛 純米 直汲み生原酒 Type 7より旨かった」というのが推薦の根拠らしく、そう思うのは飲み手の勝手だし別にどうでもいいんだけど、少なくともオレが「Type-7」のどこに心奪われてるかくらい、ちゃんと理解してるんだろうな (笑) ?

浜辺美波ちゃんカワイイ!」とオレが言ってる横で「自分的には広瀬すずの方がカワイイと思います!」と言われても「だって、色黒いじゃん・・・」となることが、この「巖」でも起きなきゃいいけど。2つを並べて「どっちが旨いか (カワイイか) 」と言うことは大した口説き文句にはならん。問題なのはどう旨いか (カワイイか) なんだけど、次はそこを見てくれよな──ま、そこまで求めるのは酷か。

iwao_authentic701_28by4.jpg つまり、オレが記事に書いてるハイライトを正しく理解していれば、少なくとも「巖の方がType-7よりも軽いです!」とか「味の消える感じが手品のようです!」とか、まあ、そういう方向で比較したり推薦してくれないと、実はあまり意味はない。☆5以上の世界観は──少なくとも今年の3月以降は──、やはりそれなりの地殻変動というか、それが何らかの「発明レベル」であることは最低条件。

 とはイエイ、個々の嗜好において比較された酒同士が個々のテーマに即して「こっちが旨い、あっちが旨い」と言うのは自由。しかーし、オレに何かの酒を薦める以上は、少なくともオレの意味やフィールド・ルールに則してチャレンジしないと悲劇的な返り討ちに遭う可能性も高まるので、そこは責任持てないからね。どうも本質的なレベルでの理解が足りてないみたいだから、先に書いておきました。☆4.5で満点とします。

 もちろん、黒い沢を越えて、遥か彼方の☆7の世界まで我々を連れて行ってくれることが最高。期待はしてないけど、旨すぎた場合の覚悟 (土下座) は決めておきましょう。久々に先に前説を書いたぜ。




 楽しんで行きましょ〜う!
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 ▲あまりにけしからんカラダのセリーヌ・ファラク


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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆½

【448】巖 -いわお- 特別純米 701号 〜authentic〜 直汲み 無濾過生原酒 28BY <群馬>

高井 株式会社 (by 佐野屋) :http://sanoya.jizake.com


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 この酒が旨いことを誰よりも願っているのはオレだからな!
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 立ち香──まだ冷たいということもあり、穏やか。お花畑はない。牛乳もない。赤い果実はほんのり。やや草。そして、少し軋むような布っぽい渋みの先読み。まあ、この段階では赤ラベル生酛と変わらないレベル。少なくともオレがこの時点で「黒澤 Type-7」を想ひ出すことはない。

 祈りに願いを足して2で割らずに2乗する──。

 ♡☺♡「(フっと鼻で笑うmoukan1973♀)最初はいいけど後がツライ。これを満を持して薦めて来るって・・・。結構味が出てるというか、強いなあ。舌に残るねえ。ガスはちょっと。シロップ感がある。重い・・・

iwao_authentic701_28by6.jpg 普通ですね。☆4も微妙。コアに宿るレモンの一滴系の「点の酸」の輝きはそこそこいいけど、とにかく重いし、テクスチャー (舌触り) が全く心地良くない。盃が進まない疲れる辛口。味も香りも平均レベル──平均以上なのは味の出方 (総量) だけ。これが好きなら「鏡野 純米 無濾過生原酒 28BY」でも飲んでれば (笑) ?

 蜜っぽいツヤツヤした甘み (moukan1973♀の言うシロップ感) もあるんだけど、すぐに上から布を被せられるというか、この透明感のある甘みに長くは浸れない。そして最後は大仰でケレン味に溢れた粉っぽい苦みがズバっとドスンと。まあ、このあたりが巖くん的な個性なのかね。漢らしい酒だとは思うけど、うちら40半ばの中年夫婦なんで、別に雄々しい酒を飲んで圧倒されたいわけじゃない。求めるテーマがまるで違うよ。何度も言ってるじゃん、どう軽いのかを追求する旅2017って (笑) 。

 ☆3.5ですね。出直して下さい。いちいち「Type-7」の話はしない。前説やコメ欄に書いた通りだし、残念ながら寸分狂いなく思ってた通りの展開です──もうちょい飲める酒であることを夢見ていたが。まさにオレがマイケル・ジャクソンの「I Can't Help It」を絶賛したら「同時に聴いていて、Heal The Worldの方が自分は泣けました! スリラー系じゃないので大丈夫だと思います!」と言われたようなもん (笑) 。そもそも違うんだよ、見えてる世界が。実際「Heal The World」の方が有名だし人気あるし。



 
 ▲神曲。死ぬまでに何度も聴く。

 ▼イントロの2秒を聴けばそれで十分。

 

 
 ▲ま、細かいレベルではNYイズムもあるんだけど、あえて分かりやすい例を。



 これはある意味とても羨ましいんだけど、こういう酒でもOKなら、これからも日本酒生活に飽きることはないと思いますので、大いに楽しんで。苦みの出方、ストロングでゴリゴリした液性は前回薦めてくれた「七田 純米吟醸 無濾過生 28BY」に通じるモノもあるから、そういうの好きなんだろうね。こうなったら「残心 特別純米 袋吊り 無濾過生原酒 」なんかもイケるんじゃない?──28BYの出来は知らないけど。やっぱ貴方は味の出てる劇画調の酒が好きなんだろうね。

 ♡☺♡「不味いとは言わない。でも、これを求めない。アンタが最近よく言う表現を使えば『飲む理由がない』というか

 まあ、今日は味見程度なので、次は月曜に飲みます──このクドい感じは2〜3日待った方が飲めるようになる可能性は高い。オレの味覚としては、完全に速醸流儀なケレン味に溢れた大仰な味の出方の酒です──市川海老蔵をCMに使えば映えるような、そんな酒。






 あまりにがクソだったので、再度ここに戻る。
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 ♡☺♡「あたしは最後に舌に残る粉感が苦手

 重い・・・。だったら「菊鷹」でも飲めよ。なんか泥にまみれた益荒男 (野武士) みたいな酒。少なくとも都会の洗練された中年が静かに心躍らす酒ではないですね。情報量が多い割りに何がしたいのかよく分からないという、まるでよく喋るくせに言いたいことの半分も伝わらない面倒臭い人間と同じですね──オレか (笑) ?

 オレがたった2本で感じた巖の本質は「頑張り過ぎる酒」だということ。真面目なのか、とにかく頑張りすぎる。それが伝わるから疲れる。言っちゃえば、プロになりたいという想ひが暴走して、レコード会社に20曲入りのデモテープを送っちゃうタイプですね。特に自信のある1曲か2曲で十分なのに、全部詰めちゃう。そういうのを凄く感じる。この人は「捨てる勇気」を持つことで成長できる造り手だと思う。

 味覚が鈍化した満腹状態で飲む「Type-7」と「巖」の旨さにおける感じ方の差は、大型家電量販店に陳列されたプラズマテレビと液晶テレビの見え方の差に等しい。明るい場所だと液晶はビビッドに見え、プラズマは薄暗く見えるが、家庭の照明サイズで比較すれば、映像は圧倒的にプラズマの勝利。でも、売れるのは売り場で映える液晶。キミの環境では「巖」が液晶テレビのように輝いたんだと思うし、それはそれとして真実ではあるが、必ずしも我々にとっての真実ではない。式は同じだが出てくる答えが違う





── 3日目。

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 言い出しっぺはさっさと卒業してしまいましたが──そもそも「入学」という概念はあったわけ (笑) ?──、残された人の方がウルトラ大多数なので、気にせず続きをお届けします。


 勢い余って2本も買ってしまいましたが、確かに「旨かった時リスク」に備えた事実はあります。同時に「旨くなかった時リスク」に備えて「違ったアプローチ=熟成」を試す目的もありましたので、残りは姿を変容させてオカワリしようと思ってます。チラっと飲んだ感じだと今でも十二分に味は出てるので、ここから追熟させる意味がどこにあるのかはミステリーではありますが、そうだな、退けにかけての暴力的な粉っぽい苦みと、全体の雑なケレン味がどう諌められるか、そこに唯一の興味がある──無理やりなモチベーションだけど。

 とはイエイ、結果的にであれ、個人的に旨くもなんともない酒を2本も買うという経験そのものが得難いので、せっかくだし、物珍しい一興に身を投じてみようカナート。「篠峯 純大 雄町 クラシック9」のようにミラクルな飛翔を遂げる酒がないとも言えないわけだし、まあ、楽しみにしておきましょうか。これから寒い季節になるし、冬場はスパルタに室温 (13〜18℃) くらいで放置してもいいしさ──北国の皆様、都会のマンションの暖房ナシの物置部屋ですら、真冬に10℃は切らないものさ。

iwao_authentic701_28by9.jpg 立ち香──初日よりフルーティー。甘酸にふくよかな広がりが出てきた。とはイエイ、やっぱ「黒澤 Type-7」というよりは歴然と「菊鷹 雌伏 28BY」だろうね。この布っぽい繊維質な香りとか、草っぽいザラついたテクスチャーの先読みというか。

 ♡☺♡「もはや好んで飲む酒ではないけど、これが好きな人の気持ちはわかる。単純にジャンル違い。でも旨くない (笑) 。苦〜い

 そうねえ、瞬間的に頭に浮かぶのは、整理整頓されてない、とっちらかった「菊鷹 雌伏 28BY」ということになるだろうね。ま、OBの彼は表面的な類似性にしかアクセスできないだろうけど、我々の中では「意味の違う酒」という扱いです。「巖」はデカ盛り系の洋食屋の、盛り付けの汚い「全部盛り定食」みたいな酒。一皿の中に、ナポリタン、ハンバーグ、海老フライ、チキンライス、目玉焼き、豚の生姜焼き、マカロニサラダなど、漢の好きなスタミナフルなオカズがドドーンとてんこ盛り。その点「菊鷹」は皿に盛られた料理の一つ一つの顔は同じでも、質的には品良く行儀良く無理なくキレイに盛られた、エレガントな洋食プレートという、その違い。そして使ってる油が上等だから (山廃だから) 胃もたれしないという。これを「同じ系」と言われちゃ、一体オレは今の今まで何を苦労して「山廃&生酛」と「速醸」の液性の違いについて熱く語って来たのやら。

 つややかな入りはいいけど、やっぱ全体には重くてクドい。オレの☆6酒も安く見られたもんだ (笑) 。ま、好きにやってよ、丘の向こう側でさ。






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 シャン後に少量オカワリ──。

 ♡☺♡「喉に突き刺さる。もはや旨くない

 完全なる「菊鷹 雌伏 28BY」の出来損ない。スタート地点が低いと上への余白があるから、明日に希望が持ててよかったね──という話。キミの未来に幸あれ。

 セリーヌ・ファラクのインサートを望むエロ男爵な貴方には嬉しいことに、この酒には4日目もある





── 4日目。

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 ▲亀田製菓『うす焼グルメ ローストガーリック味』は〝ただのステーキ醤油味〟です。だったらもっとハーブを効かせてガーリック・パートも手加減抜きで頼みますわ。別に不味くはないけど、なんのための新商品なのか、そこの部分の心意気が見えてこない。あ、ごめん。そもそもそんなもの、亀田くんにはなかったね。☆3.5です。





 松の司 純米吟醸 山田錦55 あらばしり生 28BY
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 立ち香──やっぱハッカみたいな揮発性の高いアル感だよね。うーん、なんか出来の悪い「黒龍 火いら寿」の廉価版というイメージ。

 うん、まあまあ飲める (笑) 。ただ、やっぱ辛いな。あと、少しローストされたような焦げた熟味の芽が出始めてます。まあ、☆3.5ですね。とはイエイ、誰かに連れて行ってもらった高級和食屋でこれが出てきたとしても、オレは文句一つ言わずに黙って飲むし、帰りには〝そんな酒〟があったことすら忘れることができる。つまり、隣にいる間は邪魔にはならないが、頑張って持ち帰ろうとも思わない。






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 立ち香──ミルキーな膨らみも出てきた。オエっとなるほどではないが、歓迎すべき変化でもない。

 まるで布を食ってるみたい。そして今日が一番甘い。もはや「酸っぱさ」には出会えないので、完全に黒い沢を越えて知らない町に着いた今は、まさに田舎の益荒男酒と言ったルック。怒濤かつ濃醇な飲み口は、悪く言えば「クドい」し、前向きに捉えるならば「客席の湧く」という形容詞を用意することもできるが、まあ、重いし、オレの掲げるテーマとは何も被らない酒。彼は「卒業」じゃなくて「留年」経由の「自主退学」だと思うけどな──もしくは「転校」。

 事実、多くのファンを生み出す酒だとは思う。ただ、オレ自身は悲しい事に、いつでもどこでもマイノリティなんだよ。なので、この酒を「旨い!」と思う人の意見の方が大多数なのかもしれない。

 改めて裏の口上を読むと──「弊社との水質との相性もありますが、主張しすぎず、それでいて輪郭を備えたものにしたい、それを念頭においての造りとなりました」だとよ。なんだ、オレと目指すテーマは同じじゃないか。


 うん、この人は28BYの「黒澤 生酛純米 直汲み Type-7」を飲んでいたら、間違いなく絶望的に挫折していただろうね。だって、彼の求めるすべてがそこにはあったと思うから。でもいいじゃん。「Type-7よりauthentic701号の方が旨い!」と言うファンもいるんだから、これからもガンガン重くてクドい酒、造ってあげなよ。たしかに「赤ラベル・改」はこれよりも軽やかでシャープな分、オレにとってはまだマシだった。ただ、他に旨い酒、いくらでもあるんでね。視線を内に向けるのではなく、道場破り的に「黒澤」とか「菊鷹」を飲んでインスピレイションを得た方が、高井杜氏の「理想の実現」にとっては近道なのかもしれない──最低でも熱狂的ファンが一人減ることにはなるけど。





 米鶴 山廃純米大吟醸 中取り生 28BY
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 ▲使い捨てカメラの袋を開ける時の匂いフェチを告白する佐久間由衣



「巖」のように余韻の長さが「重さ」にならないのは、これが「山廃」だから──というのがうちのブログ的な論。間違いなくこの3本の中で一番美しい液体だし、酒としての完成度、作品性も上。そして今、目の前に「Type-7」があれば、これをも凌駕して行くことに疑問の余地はない。

 今は「甘やかな酒」としての第二の人生を謳歌しているようだ。フレッシュ・コンディションのクリスタルネスは皆無だが、それとは別に、仮にこの酒が服を着替えて──正体を隠して目の前に現れたとしても、オレは深く悩まずに☆4.5を付ける。ほんのりローストされたような粉っぽいテクスチャーもあるが、あくまでも液性は軽やかで、口どけはエアリー。グラスに再びよく冷えたオカワリを注げば、清楚だが肝の据わった美しい酸が旨みのコアに向かって収斂して行く。

 最後まで彼から「巖」が「どう旨いのか」の話を聞けなかったが、それを秘密にした彼の判断は正しい。何を言ったって、どうせ波風が立つ。


moukan1972♂moukan1973






日本酒

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To ぽんちゅうさん



毎度です。

まあ、個人的に「鍋島」とはいろいろありまして (笑) 、僕の中ではすでにオワコン銘柄なんですが、これでも25BYと26BYはそこそこ飲んでました。僕の中では25BYの9月ロットのオレンジが頂点で、結局26BYは「New Moon」と「純米吟醸 山田錦50 あらばしり生」と「特別純米 無濾過生原酒」くらいしかマトモな酒に出会えず、以降は・・・さんざんな出来ばかりで・・・。今年は冷やかしで春酒を買ったのが最後で、今の時期のオレンジなら多少は味乗りしてるカナートと。


──たぶんなんですが、28BYでいえば、千代寿のセルレニン耐性じゃないやつの直汲み(今期なら秋田12号とか)など、ほぼ一年生熟の今でもそういう感じじゃないでしょうか。六根のサファイヤなら火入れでもそういう感じかな。

まあ、今さらそういう酒に興味があるわけでもないんですが、今回のマチダヤ試飲会で好印象だった「福祝」と「日高見」が偶然にもそういうタッチの旨口タイプだったので、なんかノスタルジックな気分もあり、話の流れで (笑) 。

「六根」は25BYからずっと買おう買おうと思って未だに飲んでないという。「いとう酒店」で扱いありますよね。

2017.10.12 Thu 00:11
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Name - ぽんちゅう  

Title - 

>今の鍋島のオレンジとか、一体どうなってるんだろう
オレンジはわからないですが、黒×紫・生はくすんだような感のある濃い甘さは健在で、鍋島らしさは変わらないです(11.10.2017現在値)。鍋島は時々変な重さがあったりしてクオリティ不安定な銘柄ですが。

>弾けるような旨口ジューシイ酒
たぶんなんですが、28BYでいえば、千代寿のセルレニン耐性じゃないやつの直汲み(今期なら秋田12号とか)など、ほぼ一年生熟の今でもそういう感じじゃないでしょうか。六根のサファイヤなら火入れでもそういう感じかな。
28BYは米の出来もあるけど、フル-ティ系の銘柄が細くてなよっとしたニュアンスになった感がありますね。
2017.10.11 Wed 23:52
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Name - moukan1972♂  

Title - To まるめちさん



毎度です。

今年の「銘柄大賞」は「巖」と「自然酒」が候補です (笑) 。どうにもオレの好きな銘柄以外で盛り上がる傾向があるようで・・・。


──いやあ、目の前のお酒の旨さを共有できないことを信じられない男の絶望と、どんなに言葉を尽くしても自分の嗜好の本質を伝えられない男の絶望の交錯、喜劇と言うには勿体無いドラマかと…

完全なる「交錯」ならコメディにもなるわけだけど、こっちは相手の理解不足が手に取るようにわかるところが何とも悩ましい (笑) 。しかしオレくらい理路整然と表現豊かに奇跡のレトリックを連発できても全く読み手に真意が伝わらないとか、絶望にもほどがある。そりゃ世の中から「戦争」がなくならないわけだ。


──その辺りでもう一つ話しておきたい事柄として、直近の多摩独酌会(所謂マニアのブラインド投票)において、屋守が十四代・花邑を押しのけて1位になったらしいということがあります。

そりゃ笑える。まあ、さして出来の良くない「十四代」ほど微妙な酒もないので、たとえ「らしくない出来」でも「屋守」の味そのものが連中を駆逐したことは爽快。確かにクドくて重い甘口よりは今の「酸っぱの守」の方が飲めるのか (笑) 。それでも、あの弾けるような旨口ジューシイ酒をもう一度あらためて味わってみたいものだが。。

勝ったのは定番の「純米 無調整生」なのかな? これ、通年でたくさんのロットがあるから、どのロットが勝ったのかの情報が欲しいんだよな。ま、最近は「日本酒度」が「±0」を下回ることはないのだけれど、ちょうど今日、何かの思考の流れで「今の鍋島オレンジとか、一体どうなってるんだろう???」と、ちょうど思っていたところだし、この「巖 authentic」についても、何かの拍子に「オレに薦めずに、まるめち氏に薦めろよ」と思ったことも、冗談抜きで、つい最近あったなあ (笑) 。

この28BYは、結構、好きだと思います。怒涛の甘旨ファイヤー。漢らしいケレン味に溢れた濃醇生原酒で、濃口ファンでこれを嫌悪する飲み手はいないと思う。


2017.10.11 Wed 23:33
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Name - まるめち  

Title - 

どうも、ご無沙汰しております。

いやあ、目の前のお酒の旨さを共有できないことを信じられない男の絶望と、どんなに言葉を尽くしても自分の嗜好の本質を伝えられない男の絶望の交錯、喜劇と言うには勿体無いドラマかと…
すみません茶化してしまいまして(笑)
両方の気持ちがわかる人間として、つい反応してしまいました。

その辺りでもう一つ話しておきたい事柄として、直近の多摩独酌会(所謂マニアのブラインド投票)において、屋守が十四代・花邑を押しのけて1位になったらしいということがあります。
私にとってはとても信じられないことなのですが…、やはり蔵元には私達に見えていない深遠なニーズが見えているということなのでしょうか。
それとも、実は甘さ的には今のモウカンさんにはむしろ丁度良かったりするのかしら。(速醸ですし、とてもそうとは思えませんが…)
私はとても試す気になれないのですが、いつかまたグレープフルーツ酒に是非突っ込んでください。その後なら私も突っ込みます(笑)
2017.10.11 Wed 22:45
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Name - moukan1972♂  

Title - To WOOFさん、ぽんちゅうさん



WOOFさん


相変わらず本質的なレベルで全く話が噛み合わないんだけど・・・。


──昨日は一緒に六十餘洲の山田錦と雄町の生を飲んでいて、これだけ旨い六十餘洲の二つよりも、なおかつ巖の方が旨いと僕は思いました。

もはやシュールな漫才レベル (笑) 。まるで異星人と最高レベルの自動翻訳機を使って会話してる気分だ。まあ、肩の力を抜きなさいよ。六十餘洲?──それは「式は違うが出てくる答えが同じ」ということ。


──これにてMoukan1972さんブログからは卒業させてもらいます。

3日目 (今日) の記事を読まずに「卒業」とはなんともあれだが、最後にこれをアドバイスしておこう。

1)そんなにこの酒が好きなら最低でもあと3本は買った方がいい。
2)巖の他の酒は最低でも同じBYで10種類は呑むべき。


こんな感じかな。



────────────────────────────

ぽんちゅうさん


実は人の書いた文章を読むのが病的なまでに苦手なので──コメントとかの会話文は問題ないですが──、スペックと出荷DATA以外、裏のラベルも進んでは読まないんですよ。とはイエイ、せっかくのスペースですし、なかなか造り手の想ひに触れる機会もないので、そこは自由にやってくれて構わないです。中には変な人もいますし、酒そのものへの理解が深まることは稀ですが、話のネタにはなります──「射美」とか (笑) 。

あらためて読むと、巖の杜氏は真面目一徹ですねえ。職人気質なのに、どこかアーティストに憧れてるあたりは極めて現代人的な思考ウィルスに侵されてるというか。肩肘張らずに造れば、もっと大らかでハートフルな酒になると思うんですけどね。でもそこが漢臭くて一部の飲み手の心を鷲掴みするんでしょうね。真面目な色気というか。

さっき軽く吐き出しスタイルで唎いたら、甘みも伸びてバナナっぽい感じも出てきたので、予想通りというか、ちょうど「菊鷹 雌伏 28BY」のような変化定数ですね。あと、少し穀物由来のミネラル香に若干の熟香もありますね。さすがに朝からは飲み込まないので、喉をどう通過するかは夜までのお楽しみです。


2017.10.09 Mon 11:41
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Name - ぽんちゅう  

Title - 横組みとタテガキにみるバカマジメとスカした余裕。

『巌』の裏書は熱い重い(じゃなかった、思いが綴られていますね、横組みで。
『新政』は、オタク心をくすぐるような口上が記されています、縦書きで。
どちらがどう、というのは言及しません(title...)が、そういうことなんだ、と僕はそれらの酒を飲んで想うのです。

僕は詳細スペックが羅列してあるものはそれはそれで面白いけれど、昔の『遊穂』の手書き裏書のようなユルい軽い感じのはセンスがいいと思います。

裏書じゃないけど、富山の某小さい蔵の口上にはなぜかイラっと来ます(←自分の心が小さいのでしょう。酒も、小さ・・・以下自粛。










2017.10.08 Sun 23:45
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Name - WOOF  

Title - 

まず、チャレンジを受けて頂き、ありがとうございました!
正解は無いと言ってくれましたが、Moukan1972さんとは違い
過ぎて、ただのオハナシニナラナイ酒を薦めて結果少し
Moukanさんが怒ってしまったという、もはやコントのようなやりとりとして
他の読者さんにも笑われてしまいそうですね。

実は昨日こちらにも届いたのですが、あえてブログは見ず、
一人でじっくり空けて「よし、これなら間違い無い、ひょっとしたら
☆6のメルマガが今夜届くかも。ワクワク。」と思って寝たところでした(笑)
昨日は一緒に六十餘洲の山田錦と雄町の生を飲んでいて、
これだけ旨い六十餘洲の二つよりも、なおかつ巖の方が旨いと僕は思いました。
また、この酒を最初に飲んだのは夕食を食べる直前で、尚且つすげー旨かったです(笑)

リコメン返しについてもありがとうございます。
最後まで優しさを受け取らせて頂きました。

いやー、ブログを見て参考にさせてもらい、買って「おお、やっぱり旨い!」
を繰り返してきたのに、Moukan1972さん夫婦の事を全く理解できずに
また買わせてしまい(しかも二本。。)、本当に申し訳なかったです。
※奥さんも、大変申し訳ありませんでした。

気づかせてくれた「旨いと思ったものが、自分には本当に旨いんだ。」という
事実を心に、今後の日本酒ライフを楽しんでいきます。
これにてMoukan1972さんブログからは卒業させてもらいます。
(いつかまた大きな錯覚を起こしたら、飛んでくるかもしれません)

Moukan1972さんご夫婦、そして色々と教えてくださった
読者の方々、ありがとうございました!(そして、ごめんなさい(笑))
2017.10.08 Sun 12:38
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