もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

☆短期集中連載☆【Xmas Recommended Champagne】は【10】まで更新。(12/12/17:37)
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Charles Poujeoise / シャルル・プジョワーズ ブリュット プルミエ・クリュ NV #阪急うめだ限定『Grand Calbee』「カマンベールチーズ味」「トマト&バジル味」 




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 ▲写真の動物はパンダの赤ちゃんで、ストライプ柄の箱はmoukan1973♀の大阪出張土産。下手に酒を買ってくるとオレにボロカス言われるので──大絶賛されるという奇跡の起こる可能性がないわけじゃないが限りなくZEROに近いので、手柄を求めてそういうハッスルの沼に飛び込む愚行は決しておかさない。



 毎度アクセスありがとうございます。


 さて、土曜はシャン曜日ということに加え、ちょうど次の日に日本酒をシコタマ飲むわけだし、今回は久々にRM (レコルタン・マニピュラン=自社畑のブドウだけでワインを造る小規模生産者←他人にブドウの栽培を委託したり、他人が所有する畑のブドウを購入したりしない) のブラン・ド・ブラン (シャルドネ100%) を家で飲みます。


2017_9_23Charles_Poujeoise3363.jpg コート・デ・ブラン地区のヴェルテュ村 (プルミエ・クリュ) のメゾンです。ヴェルテュ村のシャルドネはグラン・クリュにも負けない力強いミネラルを備えた堅牢さをワインに与えることで知られており、我が家のフェイヴァリットであるヴーヴ・フルニなんかも同じエリアのRMです。

 ワイン造りは30年前からだけど、ブドウ栽培そのものは4世代前から行っており、かつてはフィリポナ (ここのNVは旨い) にワインの原料となるジュースを提供していたそう。このNVキュヴェかどうかは知らないけれど、全世界25カ国に点在するフランス大使館公認シャンパンとして愛用されていますというのが、輸入元のウリ文句ではある模様。値段が安い (税込 3,434 円) ので、普通以上に旨ければ気軽にリピートするのだけれど、さて。





◤Charles Poujeoise / シャルル・プジョワーズ ブリュット プルミエ・クリュ NV

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 ▲moukan1973♀の大阪出張土産は阪急うめだ限定の『Grand Calbee』4種 (カマンベールチーズ、トマト&バジル、しお、黒蜜) で、今回はカマトマを開ける。



 立ち香──青々しく爽やかな果実感に溢れてはいるが、ブラン・ド・ブランにしては澄み渡る空まではいかないというか、ややリッチなニュアンスにも出会うのは秘伝のタレ (リザーヴ・ワイン) の仕業か、過熟の仕業か、はたまた劣化の悪魔の一撃か。しかしグラスに注ぐと来ました、リンゴとハチミツ。

 ♡☺♡「あああ。若々しい! 蜜の甘み、酸もあります。爽やかだなあ

 と、我が家のシャンおばさんは申してますが、別に爽やかではない──少なくともオレがNVのブラン・ド・ブランに求める清々しさや透明感はない。そこそこリザーヴ・ワインのキャラが全面に出てる感じ。第一次発酵はステンレスタンクで行われ、瓶内熟成も規定の15ヶ月と短いので、どうせなら別に〝爽やか軽やかなレモン水〟でもいいんだけど、やや鈍重かつ不透明な果実感。ミネラルはしっかり。ドサージュ量はわからないけど、別にそこまで酸っぱくもないかな、もはや。






grand_calbeeカマンベール DE、Grand Calbeeだけど──実は次の日に「しお味」を食べて確信したことではあるのだけれど──、まず「カマンベールチーズ味」は甘くて、まるでバター&ミルク多めのホテルブレッドみたい。クロワッサンとも言える。チーズよりも甘やかなミルクやバターに寄せて、あまり塩分は感じない。☆3.5


grand_calbeeトマトバジルトマト&バジル味」は予想を超えない代わりにそれを大きく下回ることもない仕上がりなものの、このケレン味に溢れた商品コンセプトにしては、惣菜パンのピザソースを想ひ出すので、そこに出会うと途端に高級の宮から意識が離れていく。普通の「ギザギザポテト」の「ピザ味」なら☆4という感じ。実はこの商品、芋の甘さが別格というだけで、我々が普段慣れ親しんでいるジャンクでポップなスナック菓子としてのポテトチップスの上位版という認識で迎えに行くと少し意味の異なる不協和音を耳にすることになるので注意 (決して勇気を必要としない程度のライトな覚悟) が必要。

 残酷な言い方をすれば買った時点でミッション・コンプリートするような商品なので、実際に食べる行為は「オマケ」という姿勢で臨むのが吉ではあるだろう。通常品のド定番である「のりしお」や「コンソメ」で格の違いを見せつけないのは、ただ虚しく意味の違いだけが際立つことを恐れてか。もしもオレの邪推が運悪く的を得てしまったのなら、唯一その思慮深さだけは褒めてもいい。



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 ▲磯山さやか、揺れる二つの思ひ。



 徐々に感じる鼻から抜ける青い香りはミントなどのハーブアロマ。Body全体はやや「過熟」な面も否めないか。少し重油っぽいミネラル感で、果実を奥に追いやる程度の強さがある。まあ値段なりですかね。端的に言って〝シャルドネらしい煌めき〟に出会いにくいフレイヴァーで、同時にオレの胸がときめくことも、またない。

 ただ一つ収穫があって、一般的に「ワインと干物は絶対にダメ!」というマリアージュに関する規律があるものの、少なくともこのシャンパーニュが「あじの干物」の生臭さを助長させることはなかった。


《 参考 》世界が注目! 魚介とワインの組み合わせで発生する生臭い「におい」のメカニズムを解明


moukan1972♂moukan1973






コート・デ・ブラン

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