もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 日曜に「黒澤 Type-9」の1800mlを開けました。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Veuve Clicquot / ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン ブリュット イエローラベル NV 




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 ▲引き続き〝ややウザ〟なスタンドシャン食 -Tokyo 新橋虎ノ門- Champagne & GYOZA BAR



 毎度アクセスありがとうございます。


 これまたモエ・エ・シャンドンと並び、どこでも──そのへんのスーパーでも売ってるモンスターメゾンですね。むしろ普通の人がクリスマス・パーティーにお呼ばれして「シャンパンでも手土産に・・・」なーんて考えたら、おそらくモエかクリコかの二択に迫られるケースが全国的な光景だろうと思います。事実、我が家も2回ほどこのイエローラベルを人から頂いたことがあり (6〜7年前?) 、当時は日本酒なんかも飲んでなかったので、冷蔵庫に収めにくいシャンパーニュならではのデブ瓶仕様に「ウゼえ!」とか文句を垂れてました (笑) 。




 ▲未亡人ながらメゾンを世界的な地位にまで高めた偉大なるマダム・クリコ。フランス/シャンパーニュ地方では日本における「ウルトラの母 (ペギー葉山) 」よりも有名か。



 もちろん味も香りも全く覚えてないけど、不幸な事に、多くの日本人がプレゼントか結婚式かホームパーティーで口にする劣悪コンディションのモエかクリコしかシャンパーニュを体験する機会がないことは痛恨でしょう。「大手の造るNVの中ではマシな方」──という話をマトモに信じてるわけじゃないけど、一度は飲み返しておくべきキュヴェではあるので、まあ、実質的には〝当たり屋〟ノリですね。もちろん、旨いに越したことはないけど。







 今回は並行品なので4,280 円 (税込) で買えました。昨日たまたま新宿伊勢丹に行く用事があったので、冷やかしでワイン売り場を初めて覗きましたが、同じモノが7,800円 (もちろん正規品でしょう) くらいで売ってたよ (笑) 。さすがは──なのか?──伊勢丹、他のデパートよりはシャンパーニュの品揃えがそこそこで、知った&飲んだ&持ってる瓶もチョロチョロあって、moukan1973♀が♡☺♡「RMモノはないのか?」と生意気ブっこいていたら、すぐ近くにいたソムリエ資格を持ってそうな売り場のスタッフが「小規模生産者のシャンパーニュの試飲をやっています。よかったら是非」と来たもんだ、ラッキー!

 聞いたことないRMのプレスティージュが伊勢丹プライス「10,800円」だったので最初から覚える気もなかったんだけど、まあ、すでにガスも味も抜け気味だし、こんな状態のモノを試飲して買うバカいるのかってなもんで、売り場の他のシャンパーニュも同じモノがフィッチより綾瀬はるかに高くて、こんなところでワインを買うヤツはアホですね (笑) 。もちろん、中にはデパートならではのレア物や蔵出しヴィンテージもあるにはあるんだろうけど、少なくとも今の我々が冷やかしの試飲以外で世話になることはしばらくはなさそうです。



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 セパージュ (ブドウ比) はロットによって微妙に変わるらしいけど、基本は「ピノ・ノワール:50~55%、ピノ・ムニエ:15~20%、シャルドネが28~33%」でのアッサンブラージュみたい。そして年間1,100万ボトルを出荷するウーヴ・クリコの場合、イエローラベル用としてだけでも200を超える畑のブドウを用意するらしい。RMモノのNVが多くてせいぜい7〜8種類の畑のブドウのアッサンブラージュであることを考えれば、まさに異常 (笑) 。いくら大手メゾンには必ず天才的なブレンドの魔術師がいるからと言って、本当にそれだけの数のボトルの品質を安定させることなんて可能なのか!?





◤Veuve Clicquot / ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン ブリュット イエローラベル NV




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 立ち香──フルーティー。後からトースティーなオイル感。クミンなどのスパイシーなアロマも。モエは「花」だったけどクリコは「果実」ではある。全体としては悪くないけど、細部においては雑さが目立つか。

 ♡☺♡「あれ? なんか渋いよ? もうこの時点で昨日のフィリポナの方が断然いいよ。あああ、残念かもね・・・モエよりはマシだけど・・・



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 モエよりは全然いいけど、なんかイマイチなRMモノみたいだな (笑) 。最近だと、ブルーノ・パイヤールをペラくした (貧乏臭くした) 感じというか。しかしまあ、これまた「異星人」同様、この広い宇宙のどこかには必ず美味しいイエローラベルが存在しているはずなんだろうけど、それがどこにあるのかを知る手立てがないわけでやっぱモンスターメゾンのNVは地雷ですね。他に買うべき/飲むべき同じような値段のシャンパーニュはいくらでもあります。それこそブルーノ・パイヤールの方が綾瀬はるかにマシ──オレ個人はこれとて好みからは少し外れるけど。



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 ♡☺♡「別に呑めるけど、二度と買わないし、同じ値段、もしくはそれ以下の値段でこれ以上に旨いシャンパーニュはいくらでもある

 なんつうか雑。細部まで匠の技が行き届いてる感じが全くしない。コンディションの問題、ロットによる品質の誤差があるのは仕方ないけれど、わざわざ面白くもないギャンブルに参加する理由はないですね。ただ、ヴーヴ・クリコって、意外とミレジメ (ヴィンテージ) がバカ高くないのな。最新版の2008年 (1810年の初ヴィンテージ以来、2002、2004に続き、65番目) がまだ買えるので、たぶん2009年も出そうだしそっちの方が良さげではあるけれど、これは買うかもしれない。さすがに正規品のミレジメで大きくハズすことはないでしょう──つうか、許されないよ、そんなこと。





《 結論 》

 モエとクリコのNVを手土産に買うのだけはやめた方がいいです──大切な人へのプレゼントなんて以ての外です。三大NG手土産酒は「モエクリ、ダサい」──と覚えましょう。


moukan1972♂moukan1973






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