もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 低アル志向の「菊鷹」は一定の成果を上げているだけに、山本杜氏の移籍は痛い・・・。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ブリュット “セレクション” NV 2本目! 




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 ▲イカついツーブリッジがよく似合う (笑) 。年齢的にゴールドはまだ早いのでシルバーがいい。



 毎度アクセスありがとうございます。9/10 (日) 〜9/14 (木) まで旅行に出ますので、準備やら何やらで慌ただしく、前説も本編も省略気味で参ります。まさに「自分用の備忘録」です。


2017_9_1Brun_Servenay2323.jpg というわけDE、早くも2本目の登場です。前回のモノとはおそらくロット違いなので、そこも含めて楽しめれば──多くのNVシャンパーニュがそうであるように、この瓶にもロットの詳細を示すDATA (ボトリングやデゴルジュマン時期) が書かれてないので、もしかしたら同じロットの可能性もあるけど、輸入元から値上げのアナウンスがあったようなので、おそらくは別ロット。

 前回すごく気に入ったので、さっそくリピートしようとしたら売り切れで、他だと高いし、次の買い物の時に備考欄からフィッチにリクエストしたら「最近値上がりしてしまい・・・検討してみます」と弱気な回答だったんだけど、なんのことはない、2〜3日後にはすぐに24本入れてくれて、ジワジワ売れつづけて金曜くらいに「残5」だったんだけど (汗) 、また補充されてました──「残17」。昨日オレが2本リピートして、今は「残15」です。他だと5,000円以上するので、買うならフィッチが一番安いです。日本酒と違い、ワインは売る店によって値幅がデカイので、定期的に買う人間にとって10〜20%の価格差は年間を通じると甚だしいものになる。









 まだまだ体験数は少ないものの、コート・デ・ブラン地区であれば、やはり個人的にはメニル (ル・メニル・ シュール・オジェ) のシャルドネよりアヴィーズのそれの方が好みであることが徐々にわかってきた。もちろん日本酒の場合も「雄町の酒」が好きだからと言って、中には「櫛羅 26BY」のように「山田錦」であったとしても「雄町よりもブドウな果実味」を表現することはあるので、同様にメニルのシャルドネで造られたシャンパーニュにもオレ好みのミネラルと骨格を持つ酒があるはずだというロマンを捨てたわけじゃない。

2017_9_1Brun_Servenay2327.jpg ブリュン・セルヴネイのスンダード・キュヴェである「セレクション」は、メゾンが所有するコート・デ・ブランのグラン・クリュ (特級村) の「アヴィーズ」「オジェ」「クラマン」のブドウのみを使用してアッサンブラージュ (ブレンド) されたという意味で「セレクション」というわけ。もちろんシャルドネ100%使用のブラン・ド・ブランです。

 ドサージュ (糖類添加) が7.5g/1Lと少なく──例外もあるし一般化はできないものの、不慣れな人は、ひとまず「8g以下は少なめ=酸っぱい」というザックリした理解でいいと思う──、しかもこれはマロラクティック発酵ナシなので、酸耐性のない人にはますます「ただの酸っぱい酒」と感じるかもしれない。変な話、RM (レコルタン・マニピュラン=自家栽培醸造家) のブラン・ド・ブランなんかは、大袈裟に例えるなら「様々な畑で採れたレモンの細かい味と香りの違いを食べ比べしている」みたいものなので、迂闊に手を出すとトラウマ (二度と飲むか!) になります (笑) 。

 そういう意味で、ボランジェモエヴーヴ・クリコなどの大手のNVなんかは世界中で大量に売られてるという事実に照らしても「誰が飲んでも楽しめる酒」という言い方ができると、今はそう理解してるよ。そろそろ大手のNVマラソンやらなきゃな──どうせ酸は足りてないだろうけど (笑) 。





◤Brun Servenay / ブリュン・セルヴネイ ブリュット “セレクション” NV

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 立ち香──パーフェクトなバランス。澄み渡る青空のように清々しく伸びやかなシャルドネ・メロディーが美しく響き渡る。ステレンスタンク使用のメゾンなので樽香なんかは全くないです。シャンパーニュをシャンパーニュたらしめる様々な香りが全て詰まってます。

 ♡☺♡「おおおう、結構しっかり酸っぱい。旨い!



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 ▲自家製「鳥皮ポン酢」──ミツカンのポン酢に「純リンゴ酢」「醤油」「千切り生姜」「味の素」「砂糖」「ごま油」をブレンドして1時間くらい漬けておけば完成。



 やはり好きだ。前回のロットより薄い感じもするけど──厳密には「薄い」というよりは「軽やか」──、この見晴らしの良い透明感のある液性とシャープで堅牢な骨格、流れる余韻の中でいつまでも歌いつづける果実の賛歌。ともすれば暴力的な塩気の足跡を舌に残していくアヴィーズ産シャルドネのミネラルだけど、このキュヴェにはそれが極上のバランスで程良く散らされてるんだな。そして、炭酸パートそのものに果実味が宿り、いつまでも舌の上に果実の残像が横たわってる。美味しい果実を噛んだ時のジュワっと感の余韻が非常に長い。



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 ♡☺♡「炭酸うまいのわかるぅー!

 このクラスのNVだと──特にメニルのシャルドネだと、オレ的には薄いと感じることが多いけど、この「セレクション」は温度が上がっても飲み進めても、そうした「薄さ」や「はんなり風情」に出会うことがない。今のところ、個人的にはコート・デ・ブランのシャルドネ100%のNVブラン・ド・ブランとしてはNo.1。まだまだ無名というか、マニアの覚えめでたくはないようなので、この値段で買えるのも今だけだと思うな。まさに直球勝負の、極めてフィネスに満ちたクリスタルかつエレガントなブラン・ド・ブラン。


moukan1972♂moukan1973






メガネと酒 Brun_Servenay コート・デ・ブラン

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