もう肝臓の無駄づかいはしたくない夫婦のワイン&日本酒備忘録

 突然ですが、ブログ名を変えました。近日中に[hello !][about us][site policy]を改訂するので、今後の方針はこれらを御参照ください。【近況】日本酒は「2019 (R1BY) 」の発売ラッシュ中だけど、ワインはようやく各蔵の「2018」が上陸し始めて来たところ。日本酒とは違い、基本、飲みたいワインは近所の酒屋で買えないから、楽天に出回る数にも限りがあり、実は結構、人気蔵の瓶は奪い合いが激しい。ま、国も産地も数が桁違いだから、買うモノがヌワイという状況にはならないけれど。
〜 たぶん年ベースだと余裕で300本以上の酒瓶を空にし、メインは7,000円以下のChampagneとStill Wineと1.8Lの火入れ純米、日本酒はそこらのマニアの10倍はマニアック (役に立たないクイズ的な知識は少ないけど) 、オマケと思わせておいて「本日の1曲♪」が実はプロ級に専門的、合間に安煎餅&女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめなので気弱な人&単に優位に立ちたいだけの身の程知らずのマヌケは (必ず〝返り討ち〟に遭うので) 絡まないで下さい、夫婦仲はオレ主導で常に円満&爆笑の連続 (今年で結婚16年目&子供は作らなかった派) 〜

◤星泉 (ほしいずみ) - 純米吟醸 夢吟香 7号酵母 無濾過生原酒 28BY ── dಠಠb「まさに『悪くない』の極限」 




hoshiizumi_jungin7_28by3.jpg 去年、これの酵母違い (6号) を飲んで☆4.5を付けた星泉 (ほしいずみ) です。決して露骨に酸っぱい酒ではありませんが──そればかりか甘い酒として認識している飲み手もいるくらい──、スカっとした見晴らしの良い液性で、オレの中では十全と「酸、足りてる」と思えた酒なので、今季は7号酵母でエントリー。酒米は同じ「夢吟香」の磨き60だけど、27BYも今季も7号酵母の方が数値的にはメリハリ強めです。

 6号酵母「日本酒度:+0.5、酸度:1.6」
 7号酵母「日本酒度:+2.0、酸度:1.8」

 27BYの7号Verもまだ買えたんだけど、流石に怖いので、今回はスルーしました。ここの酒は決してアミノ酸度は高くないんだけど──1.0前後で推移──、やや舌に残るイイ意味での雑味感があるので、これ、チョコ化する可能性が高いタイプの要素です。




hoshiizumi_jungin7_28by1.jpg

hoshiizumi_jungin7_28by2.jpg
bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆


【423】星泉 -ほしいずみ- 純米吟醸 夢吟香 7号酵母 無濾過生原酒 28BY <愛知>

丸一酒造 株式会社:http://www.sake01.co.jp


Moukan's tag:



hoshiizumi_jungin7_28by4.jpg
 ▲moukan1973♀は翌日が会社の人間ドックの為、休肝です。職場の友人がシンガポールのユニバーサル・スタジオに行った際のお土産の「ミニオン・ビスケット」は「チキン味」と書かれてるけど、この味、絶対に知ってると思い、数分後に引っ張り出した答えはズバリ、グリコ『PRETZ サラダ あっさり塩味』の形状違いという (笑) 。細かい部分で大味で粗雑だけど、意外に食えたので捨てずに完食。海外土産のスナック類は大概食えないモノが多い。






 真横に酒を飲まない (飲めない) moukan1973♀が居ますが、全く気にせずに参ります。


hoshiizumi_jungin7_28by5.jpg 立ち香──穏やかなキャンディー。あんま香らないね。セメダインは文房具屋に行かないとないです。果実も特にないね。だったら何が!?という感じではあるんだけど、ほんのり甘やかな、特に◯◯味というわけでもない、テカっとした透明なキャンディー。酸っぱさの先読みもない。テカりはあるな。強いて言えばラムネ系かね。そして静かに漂う「ややニュウ (乳) ?」なニュアンス。グラスに注いでも香りは穏やかなまま。ま、これは香らない酒と言っていいでしょう──少なくともこの段階では。少し吟醸規格ライクなアルコールの浮きがある。

 とりあえず飲んでみる──。

hoshiizumi_jungin7_28by6.jpg いわゆる一つのピチャっとジューシイ。やや思ってたのと違うし、あんま7号酵母的なテカりやクリスタルなエキス感はないな。それでも感じるピーンとした張りと見晴らしの良さが口の中に広がって、やや淡麗ながらも速醸らしい (イイ意味での) 雑味フルなテクスチャーに包まれて、時折エレガントなジューシネスに出会える瞬間もあるんだけど、やや余韻の甘みがダラんといつまでも舌に残る。そこそこクリスタルな見晴らしの良さもあるんだけど、なんか砂糖水みたいな甘さで、酸は明らかに足りてない

 これなら27BYの6号酵母の方がキラン☆とした酸の輝きがあったかな。それでも同じ通奏低音は探せるし、特別に思ひを馳せるという味覚のロマンを発動させなくても、はいはい、星泉ってこんな酒だったよね、という印象は簡単に得られる。むしろ嚥下におけるスムースネスや跳ね返りの穏やかさは27BYの6号酵母Verよりも勝ってる──だからこそ少しボヤけてるとも言えるわけだが (パキーンとしてない&酸、足りてない) 。


hoshiizumi_jungin7_28by7.jpg それでも、やっぱここの酒は「甘」ではなく「酸」で引っ張る流れはあると思えるんだよな。表面的には砂糖水みたいに甘いんだけど、球体感を象るための〝面で効く酸〟を感じる瞬間もそこそこある。まあまあかな。ひとまず捨てずに飲めることに安心

 なんだろうなあ。ある意味、この捕らえ所のないニッチなモダニティがこの銘柄の売りなのかな (笑) 。まさに「悪くない」の極限。平凡っちゃ平凡だけど、そうかと言ってすぐに似たような味と香りの酒が頭に浮かぶわけではないという意味においては「非凡」という、なんとも捕らえ所のない酒。旨いか不味いかで言っても「旨い」というより「飲める」という感じだけど、まあ、苦しゅうない酒ではある。強いて言えば、メリハリの穏やかな「みむろ杉 純米吟醸 露葉風 28BY」という感じ。基本的には口の中が心地良い透明感で満たされるタイプの酒です──それでも「上喜元 生もと 純米吟醸 八反」なんかとは異なり、速醸ライクな雑味感 (豊満さ) は漂います。

hoshiizumi_jungin7_28by8.jpg 去年飲んだ6号酵母Verの方が数値以上に酸を感じたんだけど、今季の7号酵母Verはむしろ甘いなあ。温度が上がってくると、酸っぱくない「ろくまる山田錦 27BY」みたいなニュアンスにもアクセスできるけど、どうにも7号というよりも10号 (明利) 系の甘みの出方なんだよな。もっとキリっと酸っぱくてもいいし、やや足腰がフラつくかな。

 とはイエイ、なんだかんだで飲める (←超重要事項) 。大きな声を張り上げるほど旨くもないけど、同時に、それこそ過剰な文芸スパークネスを振りかざしてディスるほど不味くもなく、なんとなぁ〜くWell-Madeで、なんとなぁ〜くキレイな酒で、なんとなぁ〜く邪魔に感じない味わい。すでに熟味の芽も出てるので──moukan1973♀ごときが全く気づかないレベルの芽──、前から思っていたことだけど、ここの酒はあまり引っ張らない方がいいとは思う。

 ま、2日目の酸化に期待かな。さて、moukan1973♀はこれを飲んで何を思う。これくらいは大丈夫だと思うけどな。このまま行けば☆4です。

 晩飯の時間はまだ少し先だけど、香りだけ確認してみるか──今日も匂わん (笑) 。ややメントールなミント感 (人によっては薬品系のアル感) も昨日より浮いてきたかな。青リンゴ系の香りとセメダインとのコンビネーションを7号酵母に期待してたんだけど、今回はそこに関しては狙いがハズれたかな。そして今日もしっかり砂糖のように甘そうだ。レモンを少し搾れば完璧な酒になる気配アリマクリータ





── 2日目。

hoshiizumi_jungin7_28by9.jpg
 ▲三幸製菓『ひとくちのり塩餅』は酒のアテに最適な軽さ。これはいいな。バカ旨いわけじゃないけど、ちょうどいい存在感。やはり亀田にこの軽さは出せない。☆4です。そこそこレア。夫婦でまさかの4袋 (小包装×4) を一晩で消費。






hoshiizumi_jungin7_28by10.jpg 立ち香──まあ、ラムネ? やや7号酵母的なテカリが出てきたか? 夕食前に軽く嗅いだときよりも香る。やはり空腹で感覚が鋭敏になっているようだ (笑) 。♡☺♡「ややトゥワん?」──「トゥワん」というより「ポヨん」?

 昨晩は休肝だったけど昼間に外でビールを呑んだ麦ババア──。

 ♡☺♡「今ならなんでも旨いって言いそう・・・」──「あああ、飲める (笑) 。結構キリっとしてる。わりと今日のムシムシしてる感じに合ってる


hoshiizumi_jungin7_28by11.jpg 昨日よりはいいかな──細部がハッキリするというか。とはイエイ、やっぱ少し余韻に粉っぽい甘みがあって、おそらくこれが育つとチョコになります。冷たい方がいいし、酸は足りてない。だからフルーツにはならない。でも見晴らしは悪くないし、口の中は眩くキラン☆とした明るさもある。カァーっとした酒感もそこそこあるけど──これは銘柄属性なのだろう──、これがないと、この余韻はますます重くなるし、キレを構成するためには必要かな。

 ♡☺♡「思ってたよりいい。でも、温度が上がると途端に甘みが出てくるね。でも許容。1972が言うところの『悪くないの極限』はドンピシャの表現 (笑) 。わりとクイクイ飲めちゃうんだけど」──そりゃよかったなハニー。

 そして砂糖水な甘さは今日も健在。たとえば「福田 純米大吟醸 幸 無濾過生原酒 28BY」のような氷砂糖系のミネラル感はないんだな。

 ♡☺♡「ただずっと飲んでると飽きるよね。2〜3杯で十分」──ま、ちょい透明感のあるチャーミングなモダン辛口酒ではあるのかな──表面的には甘いがこの酒の本質はそこではないだろう。27BYに関しては6号酵母の方がフルーティーではあった。どんなに頑張っても☆4ですね。最後にもう一度言うけど「悪くない」の極限酒です。


moukan1972♂






日本酒 ほしいずみ

Comment

Add your comment