◤Selosse Pajon / セロス・パジョン グラン・クリュ “アヴィーズ” ブラン・ド・ブラン NV 




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 毎度アクセスありがとうございます。


「モウカンの野郎、最近あんま日本酒を飲んでねえんじゃねえか!?」というお叱りを受けそうですが、呑んでます。単にシャンだと飲める量が増えるので──750mlを二人でペロリ──、それでそう見えるだけで、基本、土曜以外は日本酒ですよ。それにほら、もはや量じゃないからさ。クソ酒をいくら飲んでも「下手な考え休むに似たり」という言葉もあるし。ここ最近は「得意銘柄」ばかり呑んでるから、むしろ充実してますよ。まだまだ買いますよ、篠峯。



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 さて、セロス・パジョンです。RM界の巨人「ジャック・セロス」の現当主アンセルム・セロスの甥っ子ジェローム・セロスが手掛ける銘柄です。パジョン家の御令嬢コリーヌが彼と結婚したとき、ついでに畑も嫁入り道具に「セロス・パジョン」が誕生したというわけ──それぞれの親はこの機に引退。

2017_8_5Pajon1058.jpg 「ジャック・セロス」とは畑も隣同士ということで──もちろん叔父貴から様々な知識や技を伝授されたということで──、叔父貴のシャンパーニュは高くて買えないし (いっちゃん安いNVでも22,000円〜) 、じゃったら甥っ子のヤツで我慢しとくか的な (笑) 。

 ま、別にオレは「ジャック・セロス」うんぬんはどうでもいいです。だって叔父貴のシャンパーニュを飲んだことねえから比較のしようがないし──もちろん「セロス・パジョン」が旨ければ何の問題もない。シャルドの聖地「コート・デ・ブラン」アヴィーズ産 (グラン・クリュ) のシャルドネ100のブラン・ド・ブラン。マロラクティック発酵100%、ドサージュは10g/1L。木樽で熟成したヴァン・ド・レセルヴ (いわゆる「秘伝のタレ」) を35%アッサンブラージュ──叔父貴直伝ソレラ方式なのか?←イメージ的には「老舗鰻屋のタレ」や「老舗洋食屋のデミグラスソース」の継ぎ足しに近い (笑) ?





◤Selosse Pajon / セロス・パジョン グラン・クリュ “アヴィーズ” ブラン・ド・ブラン NV




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 立ち香──フレッシュだなあ。青くミンティーな清々しいフローラル感。ピノ種ばりのクリーミイなバニラ香も。おっと、リンゴ、はちみつ、バター。樽香はそこまで強くない。そして何と言っても、ブラン・ド・ブランにしては柔らかく甘やかなんだよな。目が醒めるよりも気持ち良くなって野原の真ん中で昼寝をしたくなるよ。

 ♡☺♡「あああ、ブラン・ド・ブランだね。酸っぱい。いいじゃん



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 ▲岩塚製菓『大人のおつまみ 米粉でできた塩レモン 揚げスティック&味付けピーナッツ』は一度会っただけじゃすぐに顔を忘れてしまうような、まるで業務用の美人ちゃん程度の旨さ。☆3.5。街でスレ違っても二度見はしない。



 まるで田舎の優等生 (笑) 。これをボキャ貧の一般人たちは「飲みやすいブラン・ド・ブラン♪」と言うのだろう。つうか、もはやオレには甘い。テクスチャーは典型的なマロラクティック済みのそれだが、液性はソフト。アヴィーズ産シャルドネ特有の塩気の強いミネラルやストラクチャーの堅牢さはそこまで強くないかな。アグラパールとフランク・ボンヴィルを足して2で割って0.75を掛けてチャンボツの屈託のない笑顔をドサージュみたいな (笑) 。ハチミツ的なポヨみとコクはアグラパールの方が一枚も二枚も上手。泡はややモコモコ。

 樽パートは程良いアクセントくらいなので、重厚さやリッチ感を押しつけるほどじゃないけど、香りの模様を彩るには──時間的ドラマを楽しむためには、そこそこ機能しているとは言える。別にあってもなくてもいいけど、あったらあったで前向きに楽しめる程度の奥ゆかしさではある。



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 ▲斉吉商店『炭火焼牡蠣 オリーブオイル漬け』は割りとどうでもいい☆3.5


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 ▲やはり本命は『〆さんま 檸檬』です。今のところ、これ以外に用はない。



 ♡☺♡「確かにゴージャス感はない。ハチミツはあるよねー。まあまあか?」──簡単に言うと〝凄み〟がないというか、お行儀の良さ、若さ、真面目さがワインに一廉のフィネスをもたらしているものの、ちょっとキャラ不足かなー。正直、この酒がどうやって他の猛者たちを蹴散らしていくのか、そのサクセス・ストーリーが全く見えてこない。

 でも、キチンとした酒ではある。「エレガント」とまでは言わないが、諸々の細部に「礼儀正しさ」は感じる。人で言えば「育ちの良さ」というか。非の打ち所がない所が逆に欠点みたいな人、いるじゃん、あんな感じ。

 開栓後、徐々に骨格の強さ、塩気のあるミネラル感も前に出てきてアヴィーズの酒を飲んでる気分にさせてくれるものの、そうなるとジュース・パートの優しさが少しアダになる。誰かに外で御馳走になる分には大いに満足できるものの、買って家で飲んで何かを閃くことはない。でも、美味しいし、いいワインですよ──ただ我々にとっては面白くないだけ。





 これがイケなかった・・・。
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◤Ballast Point / バラストポイント スカルピン IPA (ALC.7%) <USA>


 酸は足りてないけど旨いは旨い。もはやオレには甘く感じる。苦くて甘い。液性は柔らかなので、ALC.7%だけど優しい飲み口。酸が少ないから柑橘系にならん。イセカドの方が好きです。また飲みたいとは思わないかな。





 今宵もミイラの一丁あがり。
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シャン→クラフトビール」はダメージがデカいですね (笑) 。だったら日本酒を軽く舐める方がいいかもしれない。あ、そっか。シャンの前に日本酒を少し飲んだんだ。それに利子が付いたな。


moukan1972♂moukan1973






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