◤篠峯 - 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 27BY 1本目!── dಠಠb「個人的に27BYの篠峯の中で最も大いなるポテンシャルを感じさせる!」#High Grade 




shinomine_aiyama45nama27by3.jpg 今や26BYの「篠峯」が大当たりというのは日本酒界の常識だけど (笑) 、それでも15本くらいは飲んでる27BYの篠峯です。もう買えないけど、27BYの「篠峯」でオレが「もう一度呑みたいなあ」と思うのは「純米 愛山65 無濾過生酒」と「ろくまる 八反うすにごり 生酒の上澄み」くらい。あとは「鳴海 特別純米 直詰め生 白ラベル 28BY」や「賀茂金秀 純米吟醸 雄町 生 28BY」や「多賀治 純米 雄町 限定直汲み 無濾過生原酒 28BY」なんかと同じ組の「純米大吟醸 雄町 中取り生酒 クラシック9」が「味の出てない赤い果実組」の醜いアヒルの子の代表として──熟成によって今は白鳥として大空に羽ばたいてくれていることに期待という感じ。正直「櫛羅 純米 無濾過生原酒 〜Kodama Tuning〜」程度じゃ満足できない。だったら「純米 愛山65生」の方が「同じ組」ならオレの見立ては上。

 そんな27BYの篠峯だけど!


 ついに積極的に肩入れしたいと思わせる酒に邂逅。それが今回の「純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒」というわけだ。これは当時フレッシュ・コンディションで飲んでないので、27BYに関しては今回が初呑み。正直、今のこの状態じゃ完全には満足できないけど、27BY的な細さ&シャープさが幸いして、むしろ熟成スピードはグラマラスな26BYよりも遅い。だから1800mを1本、720mlを2本、買い直しました。moukan1973♀なんかは普通に♡☺♡「ウメえ!」と言って喜んでましたが、ちょっとまだ硬い──つうか辛みが鋭いです。熟香や熟味はまだまだ全然だし、同じ熟成期間なら26BYの方が遥かに熟れてたはず。

 ぼちぼち買えなくなってるけど、もしかするとアナタの「美酒観」に新たなアプローチを与えてくれるかもしれない。やっぱ洗練されてるんだよね。「東洋美人」も「冩樂」も「十四代」もオレにとっちゃ単に人懐こい田舎の小娘。カワイイけどね。




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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【416】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 愛山45 無濾過生原酒 27BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:



※土曜に食前酒として「セロス・パジョン」の前に軽く100mlほど呑んでます。
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 立ち香──開けたては〝ほぼ無臭〟に近い。うっすら熟香もあるけど、無理に探して見つけるほどの宝でもない。

 とりあえず味見というか、買い直すかを決めたいだけ──。

 ♡☺♡「う〜ん、ああ。いや、そんなに熟感はないよ。少しあるかもだけど、言うほどない。旨い。薄さはある。わたしは淡麗に寄ってると思う。ガスはちょっとある。結構淡麗。酸はあります。ただ、シノちゃん的なパンチが足りない気もするけど、美味しい

shinomine_aiyama45nama27by5.jpg うん、超淡麗 (笑) 。ガスは清楚なレベル。これは冷たいと味も香りもわからんね。味曲線 (Bodyライン) はキレイだし、イヤな熟味もないけど、やっぱ27BY的な「細さ」「薄さ」「味の出てなさ」感はある。でも、飲める ←ココ重要。

 ♡☺♡「ぜんぜん飲める! 美味しい!

 ちょい渋いかなー。とはイエイ、本来的 (熟す前の状態的) には、この〝麗しの美酒ライン〟こそが「篠峯」の愛山45ではあるんだよな。かの26BYはコンディション違いで2本呑んでるけど、フレッシュ・コンディションだと、そもそも他のどの「篠峯」よりも「美酒風情」が強いんだよ──出品用スペックの大吟醸商品は別にして。去年の秋に呑んだ熟成状態にはこの〝麗しの美酒ライン〟はなかったんだけど、逆に27BYの熟成コンディションを呑んで26BYのフレッシュ・コンディションを想ひ出すという複雑な時空マップ (笑) 。

 ▪︎26BYの新酒時期──麗しの美酒ライン。
 ▪︎26BYの1年7ヶ月熟成──グラマラスな熟成酒、紅茶。
 ▪︎27BYの新酒時期──未飲。
 ▪︎27BYの1年5ヶ月熟成──麗しの美酒ライン。
←NOW !!

 27BYはこれだけ (約1年5ヶ月) 熟しても全然キレイだな。温度が上がると〝紅茶のルック〟もうっすらと。これは「2年熟成」を目指して追加で買い直した方が良さそうだ。

 今は瓶口から結構バニラも来てるな。あとは他の幾つかの「愛山酒」でも感じることの多い「ショコラなニュアンス (ガトーショコラ with ラズベリーソース) 」も。ぐんぐん香りが開いて来てるな。こりゃじっくり飲まなきゃダメだ。思ってたよりイイ──とはイエイ、飲み頃はまだ先。これは嬉しい誤算だ。大いなるポテンシャルを感じさせる数少ない (はじめての?) 27BYの「篠峯」だと思う。

 篠ヲタ的解説としては、開栓後にぐんぐん味が開いてくるのが「愛山45」の取説なので、今日は軽い味見程度で。720mlが2,700円、1800mlが5,400円、さあどうする!?





── 2日目。

 マクドナルドのハッピーセットを買うと!!!

 ▲読者さんからのタレコミ有り。


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 ▲店の姉ちゃんが無造作に選ぶ。中身は外から見えない。


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 ▲まさかのダブり (笑) 。そして、思ってたよりデカい・・・。


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※時間軸があれなんだけど、2日目は日曜に「シャン」→「クソマル吐痰 (くそまるはったん) 」→「愛山」の順で飲んでます。


shinomine_aiyama45nama27by9.jpg ♡☺♡「旨い! (クソマルと比べて) 味が濃い! なんかチョコレートと飲みたい。旨いよ、単純に。美味しい酒は『旨い』の一言で終わる。格が違う。なんかブランデーみたいな感じもある」──〝美味しい酒は「旨い」の一言で終わる〟←これ、久々の名パンチラインか (笑) !?

「紅茶」ある。まだまだ細くて渋いけど、これはポテンシャルが高いし、今のところ27BYの「篠峯」の中ではオレにとって唯一魅せられる酒と言える。これでも初日より香りも味もグンと開いてきたが、まだまだ未完。これはオカワリ分が楽しみだ。やや跳ね返りにアルコールの辛みを感じるものの、これを追熟で除去したいんだ。

 ♡☺♡「やっぱシノちゃんは洗練されてる! 旨い!





── 3日目。

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 またしても「クソマル」経由ですが──ちなみに今夜はオレ独り(´∀`艸)⌒。+♬

 立ち香──ちょっとシャンパーニュっぽいナッツやクリームも出てきた。柔らかいな。「紅茶」は特に探せない。露骨な果実もない。まさにスイーツな甘さと膨らみ。

 ワイングラスで──残りはこれだけ。


shinomine_aiyama45nama27by11.jpg 旨いですやん。クソ酒の後に呑むと余計に旨く感じる。若干だけど「紅茶
」もあるね。まだ薄いけど、酸はしっかり。今日は渋みや辛みはそこまで感じないなあ。残りが100mlくらいなので水っぽいけど、まさに美味しい奈良の水や (笑) 。今日は薄いレモンティーみたいだな。「クソマル吐痰」が不味いから、moukan1973♀が3日目の権利を持ってっちゃったんだよ。だからオレはこれしか飲めないし、瓶内が残り少ない状態のBadコンディションで3日目を迎えてるというわけだ──家庭の事情。でもいいや、これから3本届くし。

 いいですね。まるで今をときめく人気女優のオーディション合格時のような状態。まだまだ完成されてないけど、☆5のポテンシャルは十分にある。別にこの状態でも普通以上に美味しく飲めるし、moukan1973♀は♡☺♡「☆4.5!」と言ってるし (笑) 。

 やはり他の「田舎酒」や「粋がり系オサレこじらせ銘柄」とは明白にフィールドが違うな。この酒の良さを理解できないことは──嗜好の問題はあるにせよ──少し同情するかな。だってこっちはそっちの酒の全てを見通せるもの。もはや我々にとって、速醸の酒で「篠峯」や「長陽福娘」以上に魅せられる銘柄が他にあるのだろうか。

 最後に一つ言っておくと、この「愛山45生」に関しては、26BYと27BYでは熟成のスピードがまるで違う。それは元々の (酒の持つ) 情報量の差だ。全般に26BYは早飲みでも十分にグラマラスな味の出方なので、熟成スピードも速い──もちろん他の凡庸銘柄よりは遥かに遅い。27BYはソリッドでシャープで味も26BYに比べて全然出てないから、熟成スピード (時間に対する味の変化) は遅い。だから「櫛羅 純米 Kodama Tuning 27BY」は仕上がりが甘かった (熟味に大胆さがなかった) と言える。

 これをオレはまだ飲めるのか。幸せだ

 クソマル返し──料理酒確定。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 篠峯 愛山

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To pukuichi1965さん



pukuichi1965さん

こちらこそ初めまして、moukan1972♂です。いつもアクセスありがとうございます。


──高評価の篠峯・愛山純大吟無濾過生27BY、さっそく購入してみました。一緒に伊勢錦うすにごり27BYとろくまる八反無濾過生27BYも購入。ちいとばかし自家熟させてみようかな~と楽しみに思っております。

27BYの「篠峯」は、25/26BYを飲みまくった僕からすると、全体に薄くて細くて果実味がボヤけてるんですが、この愛山45生は逆にその細さが幸いしたのか、まだまだ伸びそうなポテンシャルがありますし、純大としての凛とした美酒風情もエレガントなので、正直、27BYの「篠峯」で初めて「素直に旨い」と思えました。この段階でもそこそこ楽しめますが、瓶のサイズにもよりますが、真の飲み頃はまだ先というのが僕の印象です。追加で3本 (1800ml×1、720ml×2) 買ったので、まずは3ヶ月くらい寝かせて720mlで飲み頃を探って、追記レポートできればと思います。

伊勢錦は通常版を27BYで買いました。これは25BYからの新商品ですが、僕は未飲なので楽しみです。27BYの「伊勢錦うすにごり」は確か某酒屋のオリジナルだと思うので、興味ありますね。28BYからは正規リリースされています。

ろくまる八反27BYはフレッシュ・コンディションの720mlを飲んでますが、ちょっと味が出てないんですよね。明利系酵母なので、あまりエレガントに熟成しない可能性も高いです。こちらは過度に熟成させる必要はないと思います。僕の印象だと「ろくまるシリーズ」は、ある程度フレッシュさが残ってるくらいが丁度いいです。2年超えは瓶内二次発酵的なガスのある「ろくまる雄山錦うすにごり」以外は厳しいですね。それでも甘みはピークアウトします──ドライ化します。

先日飲んだ「ろくまる山田錦27BY」も明利系ですが、少しだけ酵母由来の硬めの苦みが不恰好に育ってるかなという印象です──開けたての2合くらいは気になりません。その点、愛山45生は9号酵母なので、堂々とした風格のある佇まいを維持したまま熟成中です。


──当方飲食に携わってる都合上、日本酒を舐める機会はほぼ毎日です。

おっと、これは飲んでる種類が僕らのような個人の家呑み派とは桁違いですね。なにか面白い酒があれば気軽に御推薦ください。僕が買えなくてもここを見てる貪欲な読者たちが密かに参考にすると思います (笑) 。


──そんななか28BYの篠峯では案山子の白ラベル伊勢錦28BYうすにごり、そして濃茶ラベルの山廃雄町66%無濾過生がヨイ出来かと思います。キュッとした酸が非常に肉に合います。お試しの機会があればぜひ

ありがとうございます。28BYだと「山廃雄町66生」と「純米吟醸 山田錦『蒼』 夏色生酒」をストックしていますので、ぼちぼち開けようかと思ってるところです。


このたびはコメントありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。


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追記 (17:58)

すみません! リンクに気づかず、今、お店のfacebookを見ました。酒屋さんで熟成されてるヴァージョンなんですね。なかなか野心的な酒屋さんです (笑) 。ろくまる八反は1月リリースの酒なので、ちょうど飲み頃だと思います。


moukan1972♂


2017.08.13 Sun 17:47
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Name - pukuichi1965  

Title - 愛山純大吟27BY

moukan1972♂  さま
はじめまして、こんにちは。
pukuichi1965と申します。
酒レポ、いつも楽しみに拝見させていただいております。
高評価の篠峯・愛山純大吟無濾過生27BY、さっそく購入してみました。
一緒に伊勢錦うすにごり27BYとろくまる八反無濾過生27BYも購入
ちいとばかし自家熟させてみようかな~と楽しみに思っております。

当方飲食に携わってる都合上、日本酒を舐める機会はほぼ毎日です。
そんななか28BYの篠峯では案山子の白ラベル伊勢錦28BYうすにごり
そして濃茶ラベルの山廃雄町66%無濾過生がヨイ出来かと思います。
キュッとした酸が非常に肉に合います。お試しの機会があればぜひ
2017.08.13 Sun 17:01
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Name - moukan1972♂  

Title - To kappa1970♂さん



毎度です。

想像の範囲でしかないですが、これ、もしも去年にフレッシュ・コンディションで飲んでいたとしたら、僕自身「味しねえな」で終わってた可能性大ですね (笑) 。27BYの「篠峯」はとにかく味が出てないので、もともと淡麗寄りの「美酒ライン」である愛山45は、それで買わなかったんですよね。

ただ、その後に「モダン山廃」などへの知見を深めたことと (旨みの立体構造に関する理解の再構築) 、あとは、これが一番の理由ですが、「上喜元 渾身」を飲んだ時に「これなら27BYの篠峯でも勝てるんじゃねえか説」が湧いてきたこと、あとは最近の我々のドライ志向等 (結果、上喜元も美味しく飲めた) 、そうしたいくつかのファクターが重なり、今になって27BYの「篠峯」を洗い直してますが、結果的にこの「愛山45」でようやくポテンシャル豊かな酒と邂逅できたという印象です──これを待っていた!

kappaさんも1800mlで買い直したということですが、良い選択だと思います。凡酒100本飲んでも、得られるものなんかたかが知れてます。僕もいろいろな愛山酒を飲んでますが、「九郎右衛門」はどうでもいいとして (笑) 、それらの中でも、なかなかにスケール感のある、「篠峯らしさ」と、いい意味での「篠峯らしくなさ」の拮抗感が美しいと思ってます。逆に26BYよりキレイに熟成するんじゃないかとすら思ってます。


──さて、先日飲んだ遊々純米無濾過生原酒27BYが開栓二日目にしてツルッツルでソリッド感ゼロになってしまったのに対し、愛山純米大吟醸無濾過生原酒27BYは細いボディーながらも、ソリッドさを失うことなく〜決して堅牢とはいえないけれど〜日増しに魅力が増す不思議な酒でした

もともと味の開きの遅い酒なので、開けたてはマジで淡麗でしたね (笑) 。そういや「上喜元 生酛 八反」も開けたては超絶淡麗なんですよね (これはこれでいいですけど) 。やはり僕にとって両銘柄には重なる部分がありますね。

1合くらい飲んだらぐんぐん香りが出てきましたし、2日目はスイーツな甘さも膨らんできました。まだまだ渋くて辛い部分もありますが、このへんが追熟で取れてくれればという感じです。


──紅茶成分の多いレモンティーような赤茶けたテイストも微かに感じられます。飲み干した空のグラスを強く嗅ぐと、醤油のような濃醇な香ばしさも感じました。

結構アケスケな酸っぱさありますね (笑) 。コアというより、名刺代わりの、挨拶の酸です。このへんの寄り添い方が26BYの方が奥深いんですよね。追熟で甘みが前に出て来れば酸がコア域に引っ込んでくれると思いますが。

「香ばしさ」は「穀物由来のミネラル」でしょうね。清楚にミルキーな甘みの豊満もあります。ここが暴走すると「麦チョコ」になるんですが (笑) 、この酒は大丈夫だと思います。


──今度はチーズバーガーを是非。薄っぺらくてケチャップと苦酸っぱいピクルスの味しかしませんが、昭和のミドル層にとっては懐かしくて涙する代物ですよ。昔と変わりません。moukanさんがどうアレンジするのかもちょっと楽しみだったりして。(笑)

ナゲットは超久々でしたが、何を隠そう、ハンバーガーは一時期よく食べてました。しかし理由は「反ダイエット」です。2〜3年前に体重が落ちすぎたことがあり──寝起きに60kgを割る──、それで増やすためにマチダヤの帰りなんかに100円マックを3つ買って食ってましたよ (笑) 。

つまり、基本バーガー類は100円じゃないと買わないです。それと「チーズバーガー」の「チーズ」は「ざるそば」における「海苔」のような存在で、どうにも割高に感じます。そんなに食いたいなら自分で足しますよ。つまり、「ハンバーガー」を「チーズバーガー」にするのが僕のアレンジです。

お後がよろしいようで。


2017.08.09 Wed 11:04
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Name - kappa1970♂  

Title - レモンティーの片鱗は幻か?

moukanさん

毎度です。愛山の星確定待ってました。
僕も土曜の夜からダラダラと、今夜も愛山純米大吟醸無濾過生原酒27BYを飲んでます。残り1センチ位。

ところで、ハッピーセット。オマケのコンプを考えておられるのでしたらお急ぎください。今回はDVD付じゃないので大丈夫かもしれませんが、思いの外早く品切れになり、何シーズンも前の余ったオマケを押し付けられることが良くあります。
今度はチーズバーガーを是非。薄っぺらくてケチャップと苦酸っぱいピクルスの味しかしませんが、昭和のミドル層にとっては懐かしくて涙する代物ですよ。昔と変わりません。moukanさんがどうアレンジするのかもちょっと楽しみだったりして。(笑)

さて、先日飲んだ遊々純米無濾過生原酒27BYが開栓二日目にしてツルッツルでソリッド感ゼロになってしまったのに対し、愛山純米大吟醸無濾過生原酒27BYは細いボディーながらも、ソリッドさを失うことなく〜決して堅牢とはいえないけれど〜日増しに魅力が増す不思議な酒でした。

開栓直後はグラスに泡がつく程度にガス有り。立ち香は無し、強く嗅ぐとバニラを極々微かに感じる程度。
含むと、細いボディーと光沢のあるテロっとした甘み、背後に寄り添う結構な酸を感じ、渋味で切れていきます。僕は苦味と渋みに対する耐性が弱いのですが、許容です。

常温になるにつれて、香りがマシマシ〜セメダインバニラバナナ。
甘みの出力もマシマシ。味も開き調和してきます。紅茶成分の多いレモンティーような赤茶けたテイストも微かに感じられます。渋味も開いて調和しますが、代わりに余韻の切れ際のカーッとした辛味がノイジーに感じますね。この具合がもう少し柔くなると良いですね。
飲み干した空のグラスを強く嗅ぐと、醤油のような濃醇な香ばしさも感じました。

これらのインプレはリーデルで感じたものです。つまり、ぐい呑みでは感じ取り難い位繊細であるといえます。

ただ、僕としてはmoukanさんがいうところの〝紅茶〟テイストを初めて体感したこともあり、一升瓶で買い増ししたことをお伝えします。

2017.08.08 Tue 23:46
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