◤長陽福娘 - 純米吟醸 山田錦55 マチダヤオリジナル生熟成 28BY? 2本目!── dಠಠb「開栓から1週間が過ぎて新たにガスが生成されたかもしれないという疑惑の真相を確かめる」#Well-Cured/YBC エアリアル『ホットチリ味』 




musume_namajuku_29_7_3.jpg BY表記のない「生熟商品」なので中身 (醪) が同じかは謎ですが、ブログでは3回目の登場となります、長陽福娘のマチダヤオリジナル、山田錦55、生熟成酒です。前回前々回余裕の☆5なので、今回もそこそこ期待してますが、ボチボチ中身はチェンジしてそう。

 マチダヤ試飲会の時に岩崎社長に聞いた話だと蔵で (瓶で囲って) 氷温熟成させてから出荷しているようだけど、最近は1年に何度も入るので (以前は秋〜冬限定だったような) 、ますます何がなんだかわからない。今年はオレが確認しているだけでも3ロットが発射されてます──「29.2 (前回) 」「29.5 (未飲) 」「29.7 (本ロット) 」。クワナリ前に、この件に関して岩崎社長にメールで問い合わせたんだけど、28BYの純吟に関して素人だてらにボロカス書いたので──あんなに華やかに香る酒なら紛らわしいから出さないでくれとか──、それで気を悪くして無視されてるのかもしれない (笑) 。ま、今年の試飲会もマチダヤのK部長に誘われてるので──「今年は奥様も是非」──、もしかしたらmoukan1973♀と一緒に行くかもしれない。タイミングが合えば訊いてみます──岩崎社長からは「どこかで見かけたら声を掛けてくれ」と言われてるし。




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 ▲桑田真澄の息子のマットくん。



 ※無関係です。

 ▼数値は同じだが、ラベルの「使い回し説」もないわけじゃないし (笑) 。
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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【415】長陽福娘 -ちょうようふくむすめ- 純米吟醸 山田錦55 マチダヤオリジナル生熟成 28BY? 2本目!<山口>

岩崎酒造 株式会社:http://www.fukumusume.jp


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 7/17新発売☆エアリアルでお馴染みYBCの新商品「クックロール」!
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 ▲YBC『クックロール ピザ味』は惜しいな。もっと味を濃くしなきゃ。クリームの量がじぇんじぇん足りてねえよ。ピザ味としてのリアリティがあるだけに惜しい。なんか、ピザトーストの端っこみたいなんだよ。なんとなくピザソースだけ付いてるだけというか。まるでパンの耳が嫌いな子供の残飯処理をさせられてる母親みたいな気持ち。☆3.5ですね。つうか、マヨ塗るわ。うん、旨い!






musume_namajuku_29_7_5.jpg 立ち香──さあ、どうなんだ? やや草&ゴム (© temakinori) あるな。なんかギスギスと硬い感じ。これ、前回 (29.2) と同じか?──となると、かれこれ2年以上寝てることになるんだが。液面を動かしまーす。ああ、粉雪ライクなバニラ系ミネラル来たね。この酒でよく出会うカルアミルクな感じも、熟れ茶けたリンゴもまだ見つからんな。

 とりあえず飲んでみます──。

 えーとね、まだ硬い。これどうなんだろうな。もう3本目だけど、それぞれに微妙な違いはあるものの、最初の2本は同じ仕込みだと思える──少なくとも同じ意味合いで旨さを堪能できる。これはなあ、もしも同じなら、もっと熟成が進んでも良さそうだけど、なんか今までの中で一番若いな。ガスも細かくて張りのあるツゥーっとしたミクロ粒子な感じで、これまた若々しいんだよな。でも、ちゃんと「生熟シリーズ」としての通奏低音はある。

musume_namajuku_29_7_6.jpg これ、違うと思います。やや細いな。まあ、旨いけど、オレが過去に飲んだ2本はもっと旨いし、柔らかいんだよね。でもちゃんと娘ですよ。ややミネラルパートが強いけど、煮リンゴな熟れ茶けタッチも出てきたし。とはイエイ、もうちょい甘い方がいいな。このバランスだと「キチンと甘酸っぱい」まではいかない。なんかドライなシードルみたいな感じというか。「澤屋まつもと Tojyo」よりは好きだけど、オレがこの酒に求める理想はもっと高いんでね。ひとまず☆5は否定された。

 ちょっとミネラルの塩気が強いかなー。温度の問題だろうか。ワイングラスで温度を上げながら飲んだ方がいいかも。ジューシイで凝縮感もちゃんとあるけど、もうちょい甘酸の拮抗感がないとチュンとした果汁感が得られないんだよなあ。なんかモノトーンな百春みたい。チョーク感も強いなあ。



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 ▲まるで長ぁ〜い鳥のフンのような一筋のマヨネーズ。



 これ、完全に別モノ。オレが飲んだ2月ロットとは絶対に違う。若いしドライ。全然若いな。もしも買ってまだ開けてない人がいたなら、とりあえず室温が15℃を下回るまでは冷蔵庫で、冬場は常温 (10〜15℃前後) で追熟して、春になったら開ける。これがいいでしょう。今はまだ硬いです。これだったら昨日まで飲んでた「辛口純米」の方が全然甘みも出てるしフルーティー。

 ワイングラスでチビチビと──。

musume_namajuku_29_7_8.jpg ああ、ますますドライ。ちょっとこのまま少し放置するわ。☆4.5の崖から転がり落ち始めてます

 少し間を空けました。香りにミルクキャラメルが出てきました。さっきよりはイイかな。でも硬いし細いし渋い。シードルっぽいドライ感はそこそこいいんだけどね。これなら27BYの百春の方が上だわな。なんか瑞々しい──つうか、とにかく若い。

 今、ほぼ常温。やっぱ細いな。細いつうか、少し渋いんだよな。熟成が進んで逆に渋くなることってあるのか? でも冷たいよりいいっかな。レンジ燗──ミルクネス増量中。やっぱ渋いな。冷酒返し──悪くはないけど特別に良くもない。「常温&お燗」経由だと甘みのイクラは探しやすくなるけど。

 まあ、明日以降の味の開き&酸化に期待かな。なんならこのまま数日放置してもいいかな。なんとか☆4で踏み止まってほしい。





「タイ料理」帰りの1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「あああ、なんかリンゴっぽいと思うんだけど。なんか〝熟れ茶け〟を感じるんだけど」──「あああ、なんか黒糖じゃないんだけど、糖分を感じる。さっきまでタイの薄いビール飲んでたからな、とにかく味がするわ (笑) 〜。あああ、スッキリしてる中でも味が濃い。でもなんかペラいな。☆5はない。☆4も微妙。辛口純米の方が全然旨い

 ひとまず残りは、100mlほど残ってる「八反錦 27BY」の瓶にそのままブレンド。この一升瓶は3合強を残す状態にして、あえて瓶内の空気の体積を増やして、それで2日目に挑む





── 2日目。

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 あえて一升瓶の中をスカスカにして酸化を促進させてみた。別で720mlに採ったので、そちらはリトマス酒として第二の人生を歩むことになる──100mlほど「八反錦」も〝秘伝のタレ〟として混ざってるので、コイツの役割 (静かなる暴走) に期待。

 立ち香──やっぱ甘酸の輪郭がボヤっとしてるんだよなあ。バニラアイスなニュアンスはあるけど、そこにプラス「果実」が絡んでこないというか。

 力強い酸化キボンヌ──。

musume_namajuku_29_7_11.jpg 最初の一口目は〝甘酸っぱさ〟もあるんだけど、すぐに追えなくなる。ちょっとミネラルパートが強いかなあ。少なくとも〝こなれた熟成感〟はないかなあ。ま、飲めるんだけど、この酒はサクっと☆5を付けてみんなに買わせたいんだよね (笑) 。

 とはイエイ、昨日よりはイイっかな、今のところ。そこそこ〝酸っぱさ〟にはコネクトできるしね。「酸化バンザーイ!」と言いたいところではある──GA!──何が足りないって、和みの要素なんだよね。この酒の要と言ってもいい、和める柔らかい旨みの輪郭が全くないんだよなあ。むしろソリッドというか、まるで急ブレーキをかけた車のタイヤが摩擦でアスファルトに煙を撒き散らすかのような渋みへの着地感なんだよ。もうちょいフワっとした肉付きの良い甘酸の球体がないと、なんかこの酒を飲んでる気持ちになれない。顔は少し似てるけど所詮は他人という。


musume_namajuku_29_7_12.jpg ま、それでも☆4はあるか。あんま「生熟」を飲んでる気はしないけど、28BYの八反錦よりは良さそうな予感 (笑) 。なんか熟れたリンゴが完全にお隠れになった今は単なるバニラ酒だなあ。今思ったんだけど、これ、中身28BYじゃねえの??? 1月に搾って7月出荷なら「生熟成酒」と言えるだろ。なんかミネラルパートの音色が28BYっぽいんだよなあ。ということはつまり、オレが前回飲んだ「29.2」ロットが中身27BYなのか!?

 ワイングラスで──。

 ほんわかした甘みにもコネクトできるけど、うーん、普通の新酒とあんま変わらんな。グイ飲みよりは柔らかさも出る。開けたてはガスもあるし、ジューシイ狙いでグイ飲みの方が楽しめたけど、この感じならワイングラスでチビチビもありか。プリンとかミルクキャラメルのニュアンスを膨らませつつ、着地は暴力的とまでは言わないものの、それ相当にストロングな塩気のあるミネラル感を伴って少しテンション強めの渋み (酸) へと収斂して行く流れ。

 やっぱ常温付近は悪くない。☆4ですね。声高に薦めることはないけど、他の凡庸銘柄との違いくらいは静かに耳元で囁いてくれるでしょう。





── 3日目の昼間。

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 オレは「吐き出しスタイル」で確認するだけ。moukan1973♀は「昼飲み推進派」だけど、オレは胃が張るから昼飲みは好きじゃないし、あまりしない。moukan1973♀のここまでのこの酒に対する評価は♡☺♡「別に飲めるし、牛乳@お花畑より全然マシだけど、なんかペラい」というもの。

 ♡☺♡「やっぱペラい。結構バニラ。でも飲める」──「ペラい」というより「相対的に渋みへの着地感が強すぎる」ということではあると思う。日本酒的な豊満さに欠けるというか。そのくせ速醸なので、クリスタル感やモダン淡麗主義の領域で花咲く酒ではないから、結果的に「細い (渋い) =ペラい」という認識に立ってしまう。

 なんか28BYの「而今 純米吟醸 八反錦 無濾過生」の「渋酸の出方」を思い出したな。もちろん「而今」よりは全然旨いけど。オレの結論としては「中身28BY説」をここで表明しておく。27BYの「長陽福娘 山田錦」は5本呑んでるけど──前回の「29.2」ロットが27BYなら6本──、これらを想ひ出すことは一切ない。むしろ頭をよぎるのは28BY的なミネラル感とソリッドなバニラ酒としての表情。

 9月に岩崎社長に会えたら確認してみます





── すでに1週間ほど経過。

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◤YBC エアリアル『ホットチリ味』 (8月7日コンビニ先行発売。量販店は9月4日〜)

 相変わらず触感は神懸かってるけど、味としては、これはビールや缶チューハイのツマミ向けですね。そこそこヒリヒリと辛いんで、繊細な酒 (吟醸酒) のアテには不向き。なんか日清カップヌードルのチリトマト味みたいな感じなので「濃厚チェダーチーズ味」のようなコクはなく、割りとサラけた (サラっとした) 軽さ。そして、そもそものコーンBodyにこのパウダーが最高のマッチングを果たしてるかは微妙。コーンだから、むしろカレーとか味噌の方がいいんじゃないの? ニンニクを効かせた味噌ラーメン味なんか面白いと思うけどな。あとは素直にクラムチャウダーとかコンポタとか。もしくはハーブミックス系だな。バジル系のイタリアン・ドレッシングテイストも面白い。チーズを効かせてね。ま、オレが開発すれば大ヒット間違いナシですね (笑) 。

 ジャンクなスナックとしてのクオリティは一定以上あるので☆4ですが、決して日本酒呑みの最適なアテにはならず、なかなか買う機会はない──全く同じ理由でキムチやチャンジャも一切買わなくなった。もちろん繊細な香りを楽しむシャンパーニュにも合わないので、お菓子大好きな食いしん坊が食後にテレビでも観ながらバクバク食べるのに相応しいスナック。


エアリアエル_ホットチリ
 ▲なんか2012年頃にも販売してたみたいね。






 さて、陽子。実は昨日飲んだときに〝ガスを感じるという怪〟があったんだけど、すでに1800mlを開けてから1週間ほど過ぎてるし──しかも残りを720mlに移してもいるので、ガスが残ってること自体が〝アリエナイ〟わけだが、もしも新たに生成されたとしたら!?──そんなことがあるのかは謎だか。

 というわけDE、今宵は一番最初に飲んでます──。

musume_namajuku_29_7_17.jpg ガスなんかねえよ (笑) 。おかしいなあ。まさに夏の怪奇現象。いや待て、飲み込む前に舌で受け止めると微かにチリっと来るな。まさにゴーストレベルだけど。生酒だから酵母は生きたままだけど、一度ピークアウトしたガスが新たに生成されるなんてこと、化学的にあり得るのか!?

 DE、肝心の酒の味だけど、悪くないな (笑) 。いろいろ惜しいことに代わりはないけど、少し熟れたリンゴ様の甘酸の果実味にコネクトできる瞬間がわずかに延びたかな。薄いっちゃ薄いけど、まあ、☆4はあるかな。今は逆に薄まったことでミネラルのトゲが和らいだ印象。それでも全体のバランスの中では少し強いけどな。とはイエイ、これなら「純吟 直汲み 雄町50 28BY」の方が上だとは思う。


moukan1972♂






日本酒 長陽福娘

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