もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 もはや日本酒は余暇。
〜 平日は日本酒、週末はシャン、毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評、超時々メガネ警察〜

◤上喜元 - 生もと 純米吟醸 八反 (35号) 無濾過生原酒 28BY ── dಠಠb「キュっと握られた掌の中に美酒の様々な表情が静かに寄せ集まってる」#Fruity, Fresh, Clear, Dry 



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 というわけDE、久々に我々夫婦を上機嫌にさせてくれた28BY、上喜元 (じょうきげん) です。前回は読者さんオススメの「純米吟醸 無濾過生原酒 渾身 仕込第61号 28BY」を飲んで、不意に「篠峯 ろくまる山田錦」の想ひ出なんかにも浸れて☆4でしたが、この銘柄は少し他のスペックを追い掛けてもいいカナートは思えました。

joukigen_kimoto_hattan28by3.jpg DE、ちょっと前に「百春」なんかと一緒に取り寄せたというわけ。そしたら偶然、ちょうど別の読者さんもこれを外で飲んで旨くて買ったそうで、「この上喜元の八反生酛、一月ほど前に外で飲んで思わずその日にネット注文しております。少なくともその日飲んだ中では一番良く、(他の酒に比べて)綺麗なのに味の情報量が抜群に多かった(詰まっていた)記憶があります」という感想を頂いてます。今こうして読み返すと、うん、たぶん、今から本篇で書かれる内容と被る部分もあるかと思います。全量「八反 (35号) 」使用の磨き50の生酛仕込み無濾過生原酒です。ちなみに「篠峯/ろくまる」が使ってるのも「Not錦な八反35号」の方です。

 いやー、久々に旨い28BYだった☆4.5です。残りがもう1合ないんだよなあ。それだけが残念。「綺麗なのに味の情報量が抜群に多かった」──これはオレなりに補足すると、「淡麗だけど薄く味気ないわけではなく、口の中がゴージャス」という意味だと思うんだけど、そう、こういう大人仕様の淡麗ジューシイな酒こそジャンルとして伸びて欲しいわな。もういいから、濃厚甘旨とか、翌日にガタガタになる足腰弱めの直汲み生とか・・・。




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 ▼「結婚という理想」──危ない発想 (笑) 。ま、本人も一応は自覚があるようで。
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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【407】上喜元 -じょうきげん- 生酛 純米吟醸 八反35号 無濾過生原酒 28BY <山形>

酒田酒造 株式会社 (by 木川屋商店) :http://www.kigawaya.com


Moukan's tag:




joukigen_kimoto_hattan28by6.jpg 立ち香──穏やかながら、程良い草感。アタリの「長陽福娘」なんかにもあるよね。うっすらセメダイン、うっすらバニラ、うっすら草という、我が家的には、まさに黄金のトライアングル。まだ冷たいから果実味はそこまで感じないなあ。そうね、「長陽福娘 限定直汲み 純米吟醸 山口9E 27BY」とかこんな感じよ。この酒にも似たようなドライな先読みあるね。ドライなんだけど、味が詰まってるんですよ。

 期待でオッパイが膨らむ──。

 ありがとうございます、最近飲んだ28BYの中で一番イイです。結構ワイルドな舌触りだけど、久々に結果として酸っぱい酒。「結果として」というのは、それ自体 (酸っぱさ) を狙ったわけじゃないけど、一連の醸造工程における必然的な結果として現れた、まるで飾り気のない酸っぱさがキレイに表現されているという意味。ま、生酛だしね。

 ガスはゴーストレベル。いいですね〜。スリムジューシイ。やっぱ26BYや一部の27BYの「篠峯/ろくまる」とか想ひ出すなあ。そして「上喜元」が我々にとって数少ない狙い目の銘柄であることを、今ここで再確認した。やはり「渾身」で感じた〝やってくれそうな雰囲気〟は偽物ではなかったことが何よりも嬉しい。ああもうね、ワリーけど「渾身」なんかより綾瀬はるかにイイ酒。


joukigen_kimoto_hattan28by7.jpg そして、どちらさんも、MEMOの用意はよろしいでしょうか?──あのな、これを軽いと言うのだよ! おそらくこれは何をどうやっても旨い酒。いちいち「こうして飲んで下さーい」というような面倒なマニュアルが全く必要ない酒。全温度対応だろうし、いつどのタイミングで飲んでも旨い酒。

 水は柔らかいけど、まるで白カビのようなパウダリーなミネラル感もあり、オレの中では「長陽福娘 限定直汲み 純米吟醸 山口9E 27BY ピチャっとヴァージョン」というイメージ。これ、間違いなくmoukan1973♀は大絶賛だろうね。クイクイ系ですね、完全に。山廃ライクなカロリーオフネスとも少し違う。軽いけど、やや旨みの筋肉がモチっと舌に乗っかる感じ。それでも全然軽い。さっきまで飲んでた「恵信」が「山廃詐欺」に感じるほど軽い。

 久々にイイ酒を飲んでるな。正直、味も香りもクワナリ穏やか。具体的な甘いだの酸っぱいだのの要素は実は幻想的ですらある。でも、口の中ではちゃんと知覚されるんだよ。つまり、不思議な話、甘くも酸っぱくも感じなくとも、舌の表面がそれらをちゃんとレシーヴするんだよ。基本的には淡麗で清冽な液性だけど、それでも美酒の実存性を力強く感じる。

 ワイングラスが良さそうだ──。

joukigen_kimoto_hattan28by8.jpg もはや何をどうやっても旨い。ようやく甘みが開いて来た。小さく清楚で麗しい果実感。小さいけどキュっと握られた掌の中に美酒の様々な表情が静かに寄せ集まってる (←ほらコレ、昨日書いた下書きの清書だけど、さっきの読者さんの感想と、言ってること同じじゃない?) 。これは間違いなく旨いな。ワイングラスだとガスも感じやすくなる。ミネラルも十分に感じれる。26BYの「篠峯」を将軍として、27BYの「長陽福娘」が参謀、28BYの「上喜元」は前線部隊の大将という感じか (笑) 。

 やっぱ軟水寄りなんだなあ。もう一つコアに力強さが足りないけど、今月はじめての28BYの☆4.5、出ました。これはいい。間違いなく熟成耐性もあるはず。もはや我々的にはこれを買わずして何を買うのかレベルの安心感。上喜元は今年まだまだ買うぞ!

 まさに「ドライ・ジューシイ」ですね。ちょうど「ろくまる山田錦 27BY」を取り寄せたので、これは楽しい対決になりそうだ。と同時に、これが「昇龍蓬莱 槽場直詰 八反錦」に負けるとか、オレには微塵も想像できないな (笑) ──見かけたら迷わず行け!

 今はグングンとフルーティーになってるよ。ハーブアロマに包まれつつ、白桃、リンゴ、ブドウ。そこそこミネラリーに苦いけど、全体としては軽いし、なにより五味の一体感だよね。個人的にはもっと酸っぱくていいけど、歴然とイイ酒。やっぱ小手先のモダン生酛とは物が違うな


 ちなみに「黒澤 Type-7」とは全く違うタイプのモダン生酛だと思います。「黒澤」は、ある種の〝豊饒さ〟〝怒涛感〟をミラクルに手仕舞う流れの中で現れる軽さで、この「上喜元」は、ある種の〝淡麗さ〟〝清冽感〟の隙間から軽やかに美酒のオーラを解き放って、最後はスっと大地に還って行きます。やや土っぽいミネラル感もあるんだよね。色で言えば「黒澤=赤紫」「上喜元=スモークホワイト」というイメージ。透明度はお互いに負けてない。果実味は「黒澤」の方が凄まじいけど、「上喜元」は鉛筆で書かれた繊細なデッサンのような果実感なので、どちらがどうというわけではない。単にオレの嗜好的に「黒澤」の方により魅せられるだけ。「巖 赤ラベル」とか「九郎右衛門 金紋錦」なんかは、申し訳ないけど、同じ目線で比較することすらできないです。格が違うよ、格が





 1973チャレンジ!!!
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joukigen_kimoto_hattan28by5.jpg ♡☺♡「あああ、悪くない感じもするけど。あんま匂いはしない。強くない、匂いは。でもちょっとニュウ (牛乳) ない?」──生酛ですから、そりゃあ多少は──「滑らか。ニュウあるね。でも酸が効いててうまい!」──生酛ですから乳酸ですよ?──「あああ、酸あるねえ。これは足りてると言っていいだろう。恵信より旨い。最後は苦い感じというか、草が残る。でもこれ、止まんないパターンじゃね? ペラくない。ちゃんと味がする。恵信とは違って芯があるねえ。もっと知りたくなって、ついつい『もう一杯おかわり!』と思う。進むなあ。クイクイ系と言うには旨みが濃いけど

 徐々に乳酸パートがチャーミングになってきた。柑橘系──グレープフルーツ様の果汁感も出てきた。ブっちゃけ、さっきまでオレが飲んでた状態より更に旨い。「長陽福娘 山口9E 27BY」のダイジェストみたいな酒だね。娘は速醸らしい怒涛感と凄まじい凝縮感あるけど、これはクリアで瑞々しい。

 moukan1973♀の分をKeepしたら、もう残り1合ない。旨い酒はなくなるの早い。「恵信」はまだ300mlも残ってるよ





── 2日目。

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 その前に「恵信」を少し唎いておくか。うーん、重いなー。ダメですね。跳ね返りも凄まじいし、なにより旨くないし、雑味だらけ。舌と喉が焼けるわ。舌上根性焼き&喉ティンコファイヤーのダブル攻撃。もはや「甘い」とかどうでもいい。しかしどうしたもんか。オレの1800mlだけがマズイのか??? まあ、初日の口開けは多少のゴマカシも利くけど、それでも27BYのように〝オカワリの連続〟は起きないわけで。


 ブっちゃけ、moukan1973♀なんかは27BYの味なんかまるで覚えてません。だからこそ逆に今季の出来の悪さが証明されるんじゃないの? だって、去年は帰宅後に一杯だけ飲んだ瞬間に、♡☺♡「今週呑んだ中で一番旨い!」と言ったわけで。いくら嗜好の変化があったにせよ、もしも出来そのものが良ければ、さすがに♡☺♡「もう飲みたくない」とまでは言わねえだろ (笑) 。ま、オレなんかは27BYとの違いは詳細にわかるからアレだけど、とにかく雑味フルで重いんじゃあ、この酒の存在意義はまるでないようなもの。残りは料理酒行きです。夏は肉をよく茹でるから、第二の人生でそこそこ活躍してくれるでしょう。






 さて、2日目の「上喜元」の機嫌は如何に──。

 立ち香──おっと、だいぶ乳酸な2日目です。今日はすごくキュートで、まるで美味しそうなキャンディー様の甘い香り。昨日の開けたてとはまるで別物。

 美酒の先読みあります──。

joukigen_kimoto_hattan28by10.jpg ああ、来ましたよ、麗しの、あの想ひ出が。MJK (マジか) 。えーと、別に煽るわけじゃないけど、かの「米鶴 山廃純大」をややエクストリームにミネラリーにした感じ。塩気のあるチョークなミネラル感はまさに白ワイン風。それでも「黒澤」よりは強くないかな。モダン山廃的な透明度を100とすると、多少くぐもった液性だけど──70くらい?──、全体にはキレイな酒ですね。そして含むとそこまで甘くない。

 やや粉っぽい苦みがアクセンテッドに着地するけど、まあ、なんというか、最近はシャンパーニュもよく飲んでるから許容というか、別にこのくらい余裕 (笑) 。個人的には初日の方が好きかな。今日は別にそこまで淡麗とも思わないけど、やや濁り気のある「桃の天然水」ライクな優しいフルーティネスに綿のような柔らかいミネラル感が折り重なるイメージ。このミネラル感は27BYの出来損ないな「篠峯/ろくまる/櫛羅」なんかにも同系統のそれがあるけど、さて「ろくまる山田錦 27BY」はやってくれるのだろうか (笑) 。


joukigen_kimoto_hattan28by11.jpg ☆4.5ですね。酒の意味合いは初日と違うけど、初日がこれでもオレは同じ☆4.5を付ける。今日は「長陽福娘 山口9E 27BY」は感じないなあ。やっぱカロリーオフネスあるわな、山口さん家の9E娘よりは。

 まあなんというか、このクラスの酒が簡単にホイホイ手に入れば、とりあえずは幸せかな。あまりに旨すぎても身体に障るし。オレが☆3.5を付けた幾つかの生酛に関しては、これを脇に置いて飲めば、どうして☆4にリーチできないのか、よーくわかると思います。

 ああ、ワイングラスから漂う香りは完全に白桃だね。オレとは異なる時空で呑んでるmoukan1973♀も♡☺♡「旨い!」とメールして来たよ。同時に♡☺♡「昨日はすでに酔ってたから、もったいないことした!」とも。

 間違いなく「上喜元」は今年中にまた買う。


moukan1972♂






日本酒 生酛 山廃 上喜元

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん



毎度です。


──「米鶴」や「黒澤」の別格感までいかないにしても、その他大勢の日本酒を単騎で薙ぎ払うくらいの酒ですね。ここまでの「ハズレ酒」をバッサリ切り捨ててくれた感じがします。爽快!

まさに砂漠の中のオアシス、ウンコの中のダイヤですね (笑) 。コンディションも問題ないようで良かったです──露骨に熟す感じはないですが。

今年は「モダン淡麗酒」の可能性を探る1年でもあったように思いますが、Type7も720mlと1800mlでは追えるドラマの質が違いますね。4合を切ったあたりからグングンと淡麗になりまして、そこに魅せられるというか。味も香りもそれなりに乗ってるだけに、余計に際立つんですね。美山錦65でここまで美しい酒がこの世に存在するのかってくらい鏡面仕上げになってましたね。


──「篠峯 ろくまる 八反 夏色純米吟醸 一火原酒 2016.06」

まだ売ってましたか、27BY。火入れは多少まだ残ってますかね。これも明利系なので、ミネラル成分が干物化してたんじゃないですか (笑) ? ポロっとカサブタが剥がれるような感じのアタックありますね。9号系の酒だと、これはないです。28BYなら「純米吟醸 山田錦 蒼 夏色生酒」あたり、6号酵母の酸っぱい酒なので、物置熟成させて──って凍るから無理か (笑) ──花見で飲むと面白いかもしれません。


──「譽国光 山廃特別純米 氷温生貯蔵」

おっと偶然! これ、あやうく買う寸前まで行きました (笑) 。クリスタルではないものの、そこそこ飲めそうな感じですね。まあ、買ってもいいカナートとは思ってます。「米鶴 鶴翔」くらいのレベルなら普段使いできそうですし。

「手取川」は一丁前のことを言いたいだけなんですよ。ガキなんですよ。急に小理屈こねはじめる中学生的な精神構造 (笑) 。


──こういう酒だけを飲んでいたいですね。

まさにその通り!!!
昨日は例によって例の如くお初銘柄にアタックしてスリップダウンして鼻を折りました。「秀樹、感激っ!」──せずです (笑) 。

2017.12.20 Wed 12:21
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Name - マイルド  

Title - 

こんばんは。

今夜この「上喜元 八反」が届きましたので飲んでおります。
ありがとうございます。おいしいです。
「米鶴」や「黒澤」の別格感までいかないにしても
その他大勢の日本酒を単騎で薙ぎ払うくらいの酒ですね。
ここまでの「ハズレ酒」をバッサリ切り捨ててくれた感じが
します。爽快!
昔ながらの「淡麗」って表現は、これ飲んで改めてほしいですね。


酔ってきたので、別の酒に移行します。
「篠峯 ろくまる 八反 夏色純米吟醸 一火原酒 2016.06」
これはとにかくミネラリーです(笑)というか、ミネラリーなのかどうかは
モウカンさんに聞いてみないとはっきり断言できないのですが。
篠峯についてはモウカンさんに勝る人はいないので。


「譽国光 山廃特別純米 氷温生貯蔵」
裏ラベルに「爽やかでクリアな旨み、後味にはまろやかでふくよかな、山廃らしさ」と
あるのですがまさにその通り!でして、手取り川の若人衆これが正しい裏ラベルの
記載方法じゃボケぇ!と思いました(笑)
これもったいない酒ですね。裏ラベルの通りの酒です。
この杜氏が「クリスタルな山廃や生もと」を醸そうとするならば
面白いのにねえ、と思いました。
現状ではおススメできません。ただ裏ラベルの記載通りの酒も
珍しいと思っただけのことです。手取川に送りたい(笑)


この「上喜元」はリピートしました。ありがとうございます。
まだあって良かったです(喜)
こういう酒だけを飲んでいたいですね。
ありがとうございますー!




2017.12.20 Wed 01:33
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Name - moukan1972♂  

Title - To kappa1970♂さん



毎度です。


去年の今頃の僕はKTRで26BYの「篠峯」なんかを漁りつつ「酸への覚醒 (酸、足りてない芸人への目覚め) 」を果たしましたが、今ではすっかり「有限会社クリスタル」の取締をやっております (笑) 。なんだかんだで2017年は「米鶴 山廃純米大吟醸」が引っ張ってくれた1年になりました。

DE、上喜元です。我が家の場合、720mlだと僕は2合ちょいしか飲めないので、やはり、この「生酛 八反」への再飲は今年最後の宿題のような気がしました。kappaさんも1800mlを入手したとのことなので、一緒に楽しんで行きましょう。


──篠峯の純米大吟醸愛山45もmoukanさんの記事によると飲み頃の様ですので、この2本でダラダラすることにしました。

退けにかけてのアタックはほとんど消え、目指すべき「紅茶」「熟れた巨峰」「アポロ」──そして本日は「バニラクリーム」まで現出し、26BYほどの溢れるジューシネスはありませんが、やはり我が家の鉄板銘柄としての存在感は十二分に発揮してくれました。

特にこの愛山は開栓後1週間くらいはヘタらずにグングンと楽しい変化を見せてくれる酒なので、むしろ3〜4日で飲み干さないように気を付けるべきですね (笑) 。大抵の場合──特にその酒が旨いと──、kappaさんは飲みの終盤でミイラ化するので、この酒は、是非生きたまま翌日に持ち越すように努めて下さい。そうしないと、何mlかを無駄にします!

上喜元の生酛八反に篠峯の愛山45、最強の家呑みコンビだと思います。是非楽しんで下さい。うちでも「上喜元×寿司」は決定事項です。


2017.12.11 Mon 01:54
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Name - kappa1970♂  

Title - 年末年始のダラダラ酒

moukanさん

毎度です。早いもので今年も残すところあと僅か。

年末年始の休みに、リビングで座椅子に寄りかかり、テレビを見ながらダラダラと飲んでアガってミイラになれる酒を思案しております。

昨年末は、仙禽雪だるまとか仙禽赤とんぼを飲んであがっていたことを記憶しています。

米鶴山廃純米大吟醸を経て、クリスタル一派になった自分ですが、まず最初に頭に浮かんだのはこの

上喜元 - 生もと 純米吟醸 八反 (35号) 無濾過生原酒 28BY です。
こいつは旨かったし、小さいながらも、クリスタルがありました。

という訳で、今日一升瓶で買い直しました。最早この生原酒を一升瓶で売っているところは、ネットで探しても無いのでとてもラッキーでした。

篠峯の純米大吟醸愛山45もmoukanさんの記事によると飲み頃の様ですので、この2本でダラダラすることにしました。
2017.12.10 Sun 18:34
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Name - moukan1972♂  

Title - To kappa1970♂さん



kappaさん


毎度です。まずは「レマコム・オーナー」就任おめでとうございます。これから冷蔵庫が「単なる酒保管庫」でないことを思い知らされると思います。これ、まさに「大人のオモチャ」ですね (笑) 。氷温などの低い温度で管理する場合、冷蔵庫から取り出した直後がキンキンに冷えすぎているので、ここでガブガブ飲み過ぎるとミイラ化が早まりますので御注意ください (笑) 。

上喜元は2日目になると乳酸パートの輪郭がクッキリしますね。1800mlだとまた違った変化の流れでしょうね。僕は初日の淡麗ルックも好きなんですが、ワイングラスで飲む2日目も好きです。総じて何をどうやってもイイ酒を保てる強さがあると思います。


──こちらも液性はクリアですが、総じて平面的で艶感がありません。つまり上喜元に比べると見晴らしが悪いです。 ピークで辛みを感じてから引けるまでは、穀物由来のノイジーな粉っぽさと苦味の出方が粗雑に感じます。上喜元に比べると少しクドイ。

一瞬、何かの拍子にクリスタルの青い鳥が目の前を通過する瞬間もあるんですよね (笑) 。でも、全体としては少し着地感が重い。最近これの火入れが出たようですが、生でこれなので、火入れはRSで飲むには渋くて硬そうな気はします。逆にユルユル&ファットな酒なら火入れで丁度良くなることは多いですけど。


──巖を単体で飲んだときは、とても美味く感じたのですが、呑みクラーベをしてみると、違いは顕著ですね。

その日のその時の気分にバシっとハマってしまったんじゃないですかね。僕の中の「やまとしずく 純米吟醸 直詰め生」のように (笑) 。そういうことはよくありますよ。その時に美味しく飲めた体験だけは消しようがない事実であり現実なので、そのまま大切に保持していただいて、今は今で目の前の巖を別酒として楽しめばいいんじゃないですかね。

本当は焼肉とか少し重めの脂っこい食事の食中酒として輝きを得る酒のような気はしますね。酒単体では少し重いですね。少し肌寒い時期のバーベキューなんかに1800mlを持参したらそこそこ英雄になれるくらいのキャラはあると思います。

2017.08.16 Wed 11:41
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Name - kappa1970♂  

Title - 生酛呑みクラーベ

moukanさん

おはようございます。

昨夜は、
上喜元生もと純米吟醸八反無濾過生原酒28BYの2日目

巖 生酛特別純米赤ラベル改本生28BY 初日(本年2本目)
を呑みクラーベしてみました。

先ずは上喜元の2日目から。
香りはやはり穏やかで、バニラと乳酸飲料の様な。
甘さの出方が初日に比べると、やや厚み(重いと言う意味では無い)〜シュガーパウダーの様な纏〜が出てきました。筋の通った微かな苦味と辛みで切れるので、変わらず見晴らしが良いです。
果実味はあまり感じませんが、強いて言うなら、チェリー?

ここで、巖生酛特別純米赤ラベル改本生にチェンジ。

ガス無し。
立ち香は殆どしないが微かにラムネ。
上喜元よりも、若干フルーティ。
含むとバニラの香りを感じます。こちらも液性はクリアですが、総じて平面的で艶感がありません。つまり上喜元に比べると見晴らしが悪いです。
ピークで辛みを感じてから引けるまでは、穀物由来のノイジーな粉っぽさと苦味の出方が粗雑に感じます。上喜元に比べると少しクドイ。

この後は、両酒を交互にちびちび呑み比べ。
含んだ直後のエンベロープがまるで違いますね。
上喜元は含むと瞬間的にスーンと下降曲線を描いた後に、酸でスーッと直線的〜スムーズ〜に伸びるのに対し、巖にはそれが無い。含んでからポヨーンと広がってそのままエンド。ストラクチャを形成するに至っていない。そんな感想です。

両酒に対するmoukanさんの星の違いを体感できました。

巖を単体で飲んだときは、とても美味く感じたのですが、呑みクラーベをしてみると、違いは顕著ですね。

野菜室環境ゆえに、劣化を考慮しこれまでは複数本を同時に開けることは無かったのですが、今月末にはレマコムが届くので、今回の様な飲み方をする機会も増えると思います。
2017.08.16 Wed 08:47
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Name - moukan1972♂  

Title - To kappa1970♂さん



毎度です。

上機嫌のようで何よりです。ここ最近のkappaさんの〝クリスタル・フェチ〟ぶりを眺めていた僕にすれば、このへんは間違いないとは思ってました。初日はモダン淡麗酒としての透明感が美しい酒ですが、2日目以降はいよいよ乳酸パートもしっかり出てきますので、少しは残しておいて下さい (笑) 。

ガスはなかったようですね。僕が飲んだ時には微かに残ってるレベルでしたので、抜けてる可能性もあります──あとは個体差ですね。


──含むと真っ先に感じるのは、透明感。

これは初日特典ですね──つまり、開栓済みの外飲みでは体験できない世界です。2日目は白ワイン的なミネラル感と芯の強い酸が前面に出てくると思いますので、また違った表情を楽しめると思います。


──引けに苦味がありますが、これが無いと締まらない様に思います。 ミネラリーなザラつきも微かにありますが、ノイジーでは無いのでこれも許容範囲かと。

このへんの味の出方が〝こなれた長陽福娘〟を想起させるというか、端的に言って極めて僕好みな要素ではあります。コアに潜む小さくて可憐な果実味にコネクトできるニュアンスに関しては同系統の長陽福娘よりもエレガントかもしれません。一糸乱れぬ力強い凝縮感は長陽福娘の方が格上ですが。


──こんな美酒があれば、夏酒なんて要らんです。 買い増し決定です!

熟成耐性もあると思うので、コンディションを変えれば、まだまだ違った魅力を飲み手に語ってくれる酒だと思います。僕も1800mlで買い直したんですよね。どこかに肝機能が倍化する薬、売ってないですかね (笑) 。

2017.08.14 Mon 23:39
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Name - kappa1970♂  

Title - 上機嫌っす

moukanさん

毎度です。

昨夜は、
・篠峯八反50純米吟醸無濾過生原酒26BY
・ギン生酛純米生原酒28BY
・昇龍蓬莱生酛純米山田錦75槽場直詰生原酒28BY
を飲んで、リビングミイラになりました。

今夜は、お勧めの上喜元八反50生酛純米吟醸無濾過生原酒28BYを開栓し、飲んで上機嫌です。

moukanさんの記事や他の読者の方のコメントを読み返さずにコメントさせて頂きますので、重複等あるかと存じますがご容赦のほどを。

結論から言うと綺麗で旨い美酒です。

ガス無し。
立ち香は穏やで、上品なセメダイン&バニラ&熟す前の硬めのバナナ臭!(これ、最近好き)

含むと真っ先に感じるのは、透明感。
生酛特有のカロリーオフ感有り。甘さ控えめのシロップ感と、寄り添う辛味が混ざり合いながら、赤い実を感じつつも弱いながらもコアへの収斂を経てゆっくりフェードアウト。引けに苦味がありますが、これが無いと締まらない様に思います。
ミネラリーなザラつきも微かにありますが、ノイジーでは無いのでこれも許容範囲かと。

飲み飽きない、ストレートで美しい酒。

今、ガバガバ杯を重ねています。

こんな美酒があれば、夏酒なんて要らんです。

買い増し決定です!
2017.08.14 Mon 22:29
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Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。


「雄町 vs 八反」はとりあえず「八反」の勝ちでしたか。ま、上喜元は使用してる酒米も多彩で、一体どこに大当たりが潜んでるのか見当もつかないんですが、なんとか年内に2〜3本は飲んでみようと思ってます。1本、当たりをつけてる酒はあるんですが。

「生酛 八反」は2日目以上にぐんぐん味が出てくるので、初日のような淡麗さはなくなりますが、白ワイン的なミネラル感を楽しめると思います。




2017.08.14 Mon 00:19
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Name - めい  

Title - 

おばんです。

今宵は「上喜元 生酛プチクラーヴェ」と洒落こみまして、雄町50 中汲み (火入・加水)と八反を開けました。

雄町は酸が足りてなくて、グラニュー糖的な甘さとわずかに熟感があって、まあまあでした。軽さはありますし、アルコール感が嚥下までにすっと消えるのは良いのですが、八反とはちょっと差がありますね。恵信寄りです。
軽いですし、山本 イエローよりは味が濃いのでだらだら呑む相手としては悪くないですけど。明日からはお燗にしてみようと思います。

好きな方は後に食べる(呑む)性質なので、まずは雄町を空けて、それから上喜元 八反と何かを比べて呑んでいこうかな、と。

ではでは~。
2017.08.13 Sun 20:04
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Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

「赤ラベル 雄町 中取り 生もと純米吟醸」──これ、良さげですねえ。「日輪田 ひまわりラベル」もストック済みなようで、レポート楽しみです。


──他所にはない、試飲レベルの300mlが有って四合瓶や一升瓶がないってのはマチダヤの謎ですね(笑)

忘れた頃に1800mlが奥の冷蔵部屋に入ってることありますね (笑) 。南部美人のこのシリーズは、都内だと、池袋の升新商店と渋谷の東急で売ってますね。愛山は1年生時代に買おうと思ってたんですが、今さら買って美味しく飲める自信ないですね。山田錦は25BYで飲んでます。まあまあですね。


──「鏡山 純米 生もと 無垢 生酒」は良かったです。九郎右衛門 金紋錦や恵信で書かれていた、☆が減る要素はあまり感じなかったように思います。

実は「鏡山」は26BYの「雄町」と「吟吹雪」を飲んでます。なんというか、少し人懐こい味の出方なんですよね。当時は「篠峯」をリアルタイムで飲みまくってたので、正直、どうでもいいという感じでした (笑) 。豊満な酒という印象なので、骨格の堅牢さが足りてないような──当然、酸なんかまるで足りてない。

とりあえず、26BYの「篠峯 愛山45」を飲んでみて下さい。僕はいちいち基準が高いんですよ。これ飲めばわかってもらえると思います。

2017.07.26 Wed 01:36
Edit | Reply |  

Name - めい  

Title - 

おばんです。

もちろん、「日輪田 ひまわりラベル」もストック済みです。

上喜元クラーヴェで「八反35号 生」と「赤ラベル 雄町 中取り 生もと純米吟醸」を一緒に飲み比べてみようと思います。

速醸ですが、マチダヤの300mlで感心した「南部美人 純米吟醸 愛山」も四合瓶で導入済みです。他所にはない、試飲レベルの300mlが有って四合瓶や一升瓶がないってのはマチダヤの謎ですね(笑)

そうそう、先日かがた屋へ出向いて買った「鏡山 純米 生もと 無垢 生酒」は良かったです。九郎右衛門 金紋錦や恵信で書かれていた、☆が減る要素はあまり感じなかったように思います。
2017.07.25 Tue 22:31
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Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん



毎度です。

おっと、行きましたか。イイと思いますよ。開けたての冷たいままの淡麗な感じも旨いですし、味と香りが開いて桃クリスタルな感じも白ワインみたいでいいですし。もしも「日輪田 ひまわり」をストックしてるなら、飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

サンテックは字がデカイんですよね (笑) 。まだ売ってましたか。「上喜元」はネットで買いやすい銘柄なので、僕も年内にあと3本くらいは開けたいですね。

2017.07.25 Tue 16:35
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Name - Guest  

Title - 

毎度です。

非速醸の会会員としてはもちろん追随しました。

で、サンテックさんのサイトを覗いてみたところ、相変わらずの分かりにくさ(笑)

「季節限定&オススメ」ページからだと、上喜元は「梅酒」しかなくて、そして梅酒の下に隠れてるという…

探索意欲を駆り立てるためにわざと…いやまさか…
2017.07.25 Tue 13:03
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Name - moukan1972♂  

Title - To 治五郎さん



毎度です。

いやー、旨かったですね、上喜元。まさに大人が落ち着いて呑める上質かつモダンな生酛でした。「八反」というチョイスもなかなか面白いんじゃないですかね。

九郎右衛門は「山廃 火入れ」の方がシックでWell-Madeでした。生酛は生酒ということもあり、ちょっと味わいに〝暴れ〟があり、今後の火入れで活きる酒質じゃないですかね。ややツンケンしてました──そのくせ締まりなく甘いという。


──そろそろ1年寝かしてある克正の生酛雄町27BYを引っ張り出すしかないかな、なんて思ったりしています。(どんな味になっているかは全く不明ですが…。)

おおお!!! こりゃイイ酒をストックしてますねえ。これ、去年の秋頃までは売れ残ってて買おう買おうと思いつつ買い逃したんですよねえ。そしたら杜氏が引退という・・・。「山廃」は凄く良かったので、これも期待できると思いますよ。たぶん、1年くらい余裕だと思いますね。飲み頃じゃないでしょうか。

上喜元は他の酒も何本か試してみようと思ってます。様々な酒米を自在に操る杜氏のようですが、逆に山田錦など、王道系の酒を手配してみますかね。「渾身」との通奏低音を聴く限り、上喜元としての際立った属性はすべての酒にありそうです。


2017.07.24 Mon 00:19
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Name - 治五郎  

Title - 最近は…

moukanさんの記事を拝見し、単純に嬉しいというか、ホッとしたと同時に、相も変わらず「読んでいて楽しい」内容に(何故か?)感謝しております。
実は、九郎右衛門の金紋錦の時もウンウン頷きながら拝見しておりました。(昨年末に飲んだ火入れの山廃が良かったから、今年の生酛を飲んだらちょっとイマイチだった。)
私も最近はナカナカ良酒に出会えないでおり、イマイチの酒からほんの少しのコアな旨さの片鱗を無理矢理探りに行くフェテシズムな飲み方が続いています。そろそろ1年寝かしてある克正の生酛雄町27BYを引っ張り出すしかないかな、なんて思ったりしています。(どんな味になっているかは全く不明ですが…。)
2017.07.23 Sun 23:12
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