◤米鶴 - 米の力 純米 亀の尾65 生原酒 28BY ── dಠಠb「だいたい、こういう酒がイマドキの地酒を扱う店で簡単に買えないことが問題なんだよ」#Fruity 



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鍾乳洞1


 ▲このへんは主に「火入れの通年レギュラー商品」なので、逆にイマドキの地酒を扱う酒屋では買えなかったりする。



 個人的に「ちょっと面白い」と思ってる商品を、ブログ仲間でもあるまったり日本酒道さんの紹介で手に入れることができました、筆者の力、米鶴です。一連のやり取りはコチラを御覧だくさい。簡単に言うと、彼曰く「これ、山廃純大に似てますよ〜」ということです (笑) 。

yonetsuru_kamenoo65nama_28by3.jpg もうさんざ言ったし書いたし、本家 (山廃純大) のコメ欄 (44件) でも語り尽くしたので、山廃の話はここではしないけど、オレ自身もこれの火入れ (定番の通年商品) を「試飲イベント」で含んだときに「あれ? なんか山廃純大っぽくね?」と思ってたのよ。

 生原酒の存在は今回はじめて知ったけど、これがなかなか簡単にはネットでポチっとできない。普段イマドキの地酒を買ってるような店で「米鶴」のレギュラー商品をアクティヴに推してる店が少ないからなんだけど、意外に近所の酒屋に転がってるかもしれないので、たぶん1800mlしかないと思うけど、ツクナクチャマ (少なくとも) 、山廃純大の想ひ出に浸りたいなら、黙って飲んどけ──とは言っておこう。もう昨晩、すでに呑んでます。




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 ▲長澤まさみ (30) の老け込み具合を少し心配しております。こうなりゃ「疲れエロ路線」を期待しています。


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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【395】米鶴 -よねつる- 米の力 純米 亀の尾65 生原酒 28BY <山形>

米鶴酒造 株式会社:http://yonetsuru.com


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 ▲今度はオレが秘書として潜り込んで、逆にババアを精神的奴隷にするか──とうそぶいたらmoukan1973♀が♡☺♡「なりなよ〜なりなよ〜」と言ったが、今なら誰でも秘書になれるんじゃないか? 『もう税金の無駄使いはしたなくない酒好き豊田秘書の毒盛りブログ』で日のアクセス10万超え確実 (笑) 。



yonetsuru_kamenoo65nama_28by5.jpg 立ち香──おっと、速醸なのに乳酸系の爽やかで甘やかな香り。確かにこれは「山廃」の想ひ出に浸れるわ。それでも透明度は高くないけどね。そこそこ液に質量のある感じ。でもいいですよ、香りは。明治CHELSEAヨーグルトスカッチ、佐久間キャンロップを明白に感じる。「生酛」のような粉っぽいニュアンスが少ないので、キレイで素直な淡麗酒の先読み。「山廃」より遥かに甘そうだけどな──「甘い」というより「酸っぱさが少ない」ということだけど。

 酸の発散もさすがにソフト。純米65だけど、非常に洗練された──それでいて柔らかい落ち着きもある、棘のない愛らしいタッチ。つまり、都会の阿修羅カラスであるオレとは真逆のタイプ。

 期待していいのか? 期待していいのか? 期待していいのか?──。


yonetsuru_kamenoo65nama_28by6.jpg なるほど (笑) 。足し蟹蟹 (確かにかに) 、たった今、目の前を青い鳥が横切ったし──それだけじゃない、ほら、そこ、そこに止まってオレの和らぎ水を飲んでるよ。えっ? 見えない? あああ、そんなこと言ってるうちにいなくなっちゃったじゃないか!

 とはイエイ、明らかに「山廃」と比べて相対的に高めのアミノ酸度 (カロリー) をハッキリと感じる。それでもオレにとっては問題なく旨い。むしろ素晴らしく旨い。☆5を目指す──。

 これ絶対旨い。山廃フォロワーはみんな笑顔 (幸せ) になれる。それは間違いない。徐々に速醸らしいリアルな果実感が出てきて、それは「山廃のブドウ」とは違い、甘酸バトルで「甘」が勝ったゆえの「白桃」のようなそれ。同じ桃なら「東洋美人 Ippoシリーズ」より旨い。まったり日本酒道さんは何をためらってるんだ (笑) !? 旨い。オレ的には問題なく旨い。

yonetsuru_kamenoo65nama_28by7.jpg 確かに「山廃」よりは重いし、舌への着地感は強い。でも全体的にはクリスタル・フルーティーだと思うし、2017年6月末の時点でオレが求める「ポスト淡麗酒」に必要なヒントはすべて兼ね備えてると思う。つうか、今の十四代、これに勝てるの? それこそラベルを張り替えて「これ十四代っすよ〜」と言って出したら、みんな普通に感動すると思うわ (笑) 。この苦み (渋み・エグみ) は「桃の皮」に寄せてください。これはもう、残りの「鶴齢 純米吟醸 山田錦50 生原酒 28BY」を飲む気がしねえ・・・。

 いやあ、これをオレが買わないとかアリエナイわー。まあ確かに細部に対するアラ探しはいくらもできるけど、これ、磨き65の純米規格だぜ? オレ、ここまで美しい磨き65の純米生原酒を飲んだ記憶、少なくともこの3年、たぶん「速醸」では記憶にねえなあ。舌が諸々の味要素に慣れてくるとアミノ酸パートにアクセスしやすくなるという弱点は認めよう。だがしかーし! これでいいのだ!


yonetsuru_kamenoo65nama_28by8.jpg やはり、速醸ポテンシャルの限界なのか、山廃仕込みに比べて、酸のコアは弱い。その分、少しシュガーな甘みが液面にまとわりついて、それが減衰していく流れの中でアミノ酸由来の雑味 (渋み・苦み・エグみ) が相対的に前に出やすく、山廃のようにハイテンションな酸による筆入れ (縁取り) が弱いので、ジューシネスの輪郭が少しボヤっとするね──この点をまったり日本酒道さんは「ジューシーさが足りない」と感じるんだと思うけど。「桃」より「イチジク」に近いフルーティネスの輪郭というか (笑) 。

 まあ、こうしたノイズは米鶴ラヴァーとしては得意のイクラ攻撃で意識の外に追いやります! まあでも、もしもこの酒を「山廃」よりも先に飲んでいたとしたら、きっとオレは間違いなく「これが山廃だったらもっとイイ酒になりそう」とは書いていただろうね──と思わせるような酒質であることは事実なので、そこはまったり日本酒道さんがコメ欄に書いていたことは正しいし、全面的に同意。タダーシっ! 残念ながら感じ方は同じでも受け入れ方は違うんだな (笑) 。オレは香りや甘みを日本酒にそれほど求めないので、探すべきイクラの味質がそもそも彼とは少し違うということだな──それは山廃純大に求める属性においても同様──ま、それが面白いんだよな──同じ結論に対する受け入れ方が違うという。

 チロリ二段攻撃──ワイングラス&グイ呑み。

yonetsuru_kamenoo65nama_28by9.jpg まずはワイングラス──ああ、蜜な球体に出会うね。まだ冷たいな。少し放置。グイ呑み──やや跳ね返り強め。ワイングラスの方がいいな。なんだかんだ言っても、速醸の純米65生で、しかも──ここ大事──人気地酒をバンバン扱ってる都内の酒屋で「ほぼ買えない酒」の中に、こんな魅惑的な酒が実際にあるんですよ。「ネギバカ」は明日に持ち越し (笑) 。

 温度が上がると甘みが伸びるものの、少し辛いかなあ。やっぱRSをグイ飲みでクイっとやるのが我々流儀な楽しみ方。別に香りや甘みはそれほど求めないんでね。もう頭の中がとっ散らかって来たので、あとは1973チャレンジに備えます。もうすぐ帰って来るみたいなんで。






 というわけDE、久々の1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「鶴齢はダメだな。飲んでるとどんどん甘くなるし、どうしちゃったの?という感じ」──それでは改めて「米鶴」をイタダキマス──「んっ!?!? なにこれ、旨い! 酸、来てるわ〜。クリアーで割りと余韻が舌の上に残るけど、それがいいアクセント。いい口直しだ。なんかちょっとドライフルーツ感もある。割りと飲みごたえあるね。山廃より重量感ある。飲んでくうち舌が慣れて来て、どんどん旨味成分が積み上げられていく感じ。でも旨い!

yonetsuru_kamenoo65nama_28by11.jpgどんどん旨味成分が積み上げられていく感じ」──という表現はオレが3年近く聞いてきたmoukan1973♀の感想の中で一番マシな表現じゃないだろうか。これは「1年に3回」どころか「3年に一度」の名パンチラインだ (笑)

 確かに開けたての最初の一口目が一番旨い──というより、この瞬間が最も「山廃純大の想ひ出」に浸れる。徐々に味や香りに慣れてくると、少しずつ舌に余剰成分の残骸が意識下で積み上げられていく感じだ。それはある種の「美酒の借金」のようなもので、ある瞬間を境に、その借金の膨らみに気づく。つまり、そこに気づくと、最初に感じた「美酒の面影」が消えている (感じにくくなる) 。

 口の中の景色で言うと、なんというか「山廃純大」は天井高めの青い鍾乳洞をマイナスイオンと神秘的な冷気に包まれながら静かに一歩一歩進んで行く感じだけど、一方「速醸 (亀の尾65生) 」は、少し足場の悪い新緑の林を絶景求めてザクザク分け入って行く感じだ──なんだ、諏訪旅行初日のオレじゃないか (笑) 。



 鶴齢と味クラーヴェ!!!
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 ♡☺♡「これはヤバイ。重重 (おもおも) 。おばさんツライ。中年女には重すぎる

 もはや「鶴齢」は単なる酔える苦い水。これは飲めない。雑味天国。

 ♡☺♡「米鶴はなんだかんだでクイクイ飲んじゃう。磨いてないから米感あるね

 まだ初日なので今日もこれから飲むけど、山廃純大ラヴァーなら間違いなく楽しめます。そもそも☆6の──下手すりゃオレの中で2017年のNo.1酒になるかもしれないほどの大傑作と、純米65の速醸生原酒をガチンコで競わせること自体がナンセンス。

 それでもここには歴然と美しい米鶴イズムが横たわっているし、外様の矢崎氏がこうした銘柄属性に敬意を表しつつも、移籍1年目の27BYで彼自身初となる「山廃仕込みの酒」を造り、2年目の28BYでああいうアプローチで完成させたという、その連綿として受け継がれた酒物語における新たな1ページの誕生こそが感動的なんじゃないだろうか。まさに「美酒は一日にして成らず」──だよ。つまり、この「純米生原酒」があればこそ──これだけに限るわけではないが──、あの傑作は生まれたんだと、何よりそれを知れたことがオレには嬉しいし、感動的なんだな。2日目も☆5を目指す





── 2日目。

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シルバー1 さあ、今日も相棒の青い鳥を従えて──まるでオウムを肩に載せるジョン・シルバーのように──、極上イクラ (宝) を探しに行くか。(ヤベえ、知らない間に『おにいさまへ… COMPLETE Blu-ray BOX』がリリースされてる・・・これは欲しい・・・。我々夫婦のオールタイムBestな怪作ですね。夏になると観たくなる。ソロリティーw)

 立ち香──今日は山廃ライクな乳酸フレイヴァーに出会えない。むしろ甘酸バトルから「甘」が一歩も二歩も抜け出して、うっすらミルクキャラメルみたいなローストされた甘さすら感じる。

 圧倒的な酸化キボンヌ──。

yonetsuru_kamenoo65nama_28by14.jpg オレには十分「甘い」けどな (笑) 。やっぱ少しキャラメルっぽい甘み。昨日の一杯目のようなクリスタル感はないなあ。それでも十分旨いと思うよ。ていうか、いちいち裏切らない感じ。そりゃあ、もっとスカっと見晴らしの良いビビッドなフルーティネスがあれば尚良しだけど、磨き65だしねえ。このままのニュアンスで磨き50の酒なら少しは違った表情も見せてくれるんだろうね。

 やっぱ酸が少し足りてない。やや甘みが流れちゃうかなー。味覚の桶から漏れちゃう感じ。苦いというよりは渋いんだよね、最後が。今日は別にフルーティーだとも思わないし、東洋ピーチもどこかに消えたよ (笑) 。じゃあ、どんな酒なのかと言われると──んんん、どうでしょう〜 (長嶋茂雄調) ──という。そうだなあ、なにかなあ、味にニゴリのある甘めの淡麗酒? 「旨口」ジャンルを形成するには味幅がファットじゃないし、なんとも「進化の途中」という感じの、不思議で愛らしい〝どっちつかずさ〟のある酒。


yonetsuru_kamenoo65nama_28by15.jpg ちなみに「ネギバカ」だけど、完全にカップ麺ライクなネギ香ね。あとは餃子のタレみたいな甘酸。煎餅そのものは硬めなので、オレの中では「おかき」というより「あられ」な感じで、あまり惹かれない。まあ、オレくらいの煎餅プロ (1975年発売の三幸製菓「ぱりんこ」歴40年) がこれ食って笑顔になることはないですね。☆3.5です。

 DE、酒の話──オレにとっては「淡麗モダン」という方向性で花開く酒ではある。2日目に関しては正直「山廃純大」の想ひ出には浸れないけど、これはオレの中では「諸々の物語」を楽しむ酒なので──ある意味で「山廃純大」誕生の起源を探す旅なので──、今日も別に美味しく飲んでます。だいたい、こういう酒がイマドキの地酒を扱う店で簡単に買えないことが問題なんだよ。

yonetsuru_kamenoo65nama_28by16.jpg まあ、このスペックの速醸でサクっと小粒にジューシイな酒は難しいわな。もともとそこまで生酒商品に重きを置いてる銘柄でもないし、これは番外編というか、まさに限定の季節商品なので、最初から「生酒でございドヤっ!」という酒とは存在意義そのものが異なるわけで。

 それでもオレは、これが「米鶴」じゃなくて、どこかの知らない酒だとしてもハっとできるな。それに、イマドキの人気銘柄を大量にラインナップしてる攻めてる地酒屋に、これより明白にモダンで美麗な純米65の生原酒、あるんですか?と訊きたいよ。そう簡単には提示できないと思うぞ〜。

 ワイングラスで──。


yonetsuru_kamenoo65nama_28by17.jpg もはや「山廃純大」というよりは、少しくぐもりのある──酸にもう一つパワーの足りてない「生酛 純米 中取り生 仕込み22号 28BY」という感じだけど、まあ、飲めますね。実際、すごい勢いでなくなってるし、残りはもう3合強だよ。

 フルーツというよりはスイーツな2日目です。ちょっと甘さの出方がルーズだけど、これを「愛らしい」と感じる飲み手もいるだろうね。何度も言いますが、☆6の大傑作と付き合わせながら飲んでるのでブツクサ言ってますが、このレベルの純米生酒の720mlが都内──に限らず全国の──攻めてる地酒屋で気軽にいつでも買えるなら、オレはそれだけで十分に幸せですね。実際、最近のSAKE INDEXを見渡しても、これと同等に語れるのは「六十餘洲 純米吟醸 雄町 生酒 28BY」と先の「生酛 純米 中取り生 仕込み22号」くらいだもの。





 moukan1973♀合流!
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 ▲さっきまで◯◯で飲んでいたので、あらためてワイングラスで飲みたいと言う。



 ♡☺♡「あ、全然、違う! 旨い! これ磨き65とは思えない。すごいクリアだしモダンだし洗練されてる。鶴齢 (笑) 。旨い! ワインか! ほどよく甘みもあって、疲れも取れるし、なにげに超バランスいいかもしんね。キャラメルわかるぅ〜。クリームブリュレだね」──ちょっと溶け始めたバニラアイスみたいな甘さ。もともと酸の出てる蔵なので、そこまではダレないけど、山廃や生酛に比べたら酸のポテンシャルは低いというだけ。

 初日に関してはmoukan1973♀は軽い味見程度だから、2日目が終了した時点で残り2合強はクワナリのハイペース。もしも土日フルスロットルで飲んでたら確実に2日で空いてたよ。初日のクリスタルな青い鳥に敬意を表するのと、何度も言うが、そこらの攻めてる地酒屋でこれが簡単に買えないという状況はマズイことから、オレは堂々と☆4.5を付けるのである。「六十餘洲 雄町」と「米鶴 生酛」はほとんど☆5なのでこれらには劣るが、大満足の1本です。


moukan1972♂






日本酒 米鶴 亀の尾

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん



毎度です。


──2日目は、モウカンさんにとっては十分甘かったですか(笑)。僕もやっぱりドッカンファイヤー寄りの人間かもしれません(笑)。

今日 (4日目) は4合瓶に移し替えた残りを飲みましたが、甘いは甘いですが、ローストされた甘さで、まさにミルクキャラメルですね。そういう意味では、酸の少し足りない「生酛」という感じです。アフターにホロ苦いタッチもありますが、イイ酒ですね。少しボヤっとしてる感じは相変わらずですが、ギリギリで酸が支えてる感じです。もともとスッキリした酸でスリムな味幅にとどめる銘柄だと思いますので、まあ、これが「米鶴」なんだろうなあという印象です。

マルマスの青は読者さんが薦めてたからです。ただそれだけです (笑) 。あと、もう一人の読者さんも外飲みでマルマス青を飲んで酸足りてるみたいなことを言ってたので。マルマスがどうのこうのというよりは、単に「米鶴」という銘柄を多角的に理解したいという感じでしょうか。

http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-657.html#comment1378
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-737.html#comment1487
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-657.html#comment1716


青赤緑とあるみたいですが、発売時期は決まってなくて、蔵元で完売したら次を出すみたいな売り方みたいですね。今は青が完売で赤が出回ってます──もちろん、酒屋には青も残ってます。

あまり酒米とかは気にしてなくて、どうせいつか全部飲むだろうから、まずは話題に上がっていた青からカナート。意外に飲む (買う) 前のポリシーやコダワリはないんですよ。なにせ飲んでる量 (種類) がそこそこ多い方なので、1本1本にかける意気込みはたいしてありません。

飲んでからが本番ですね。僕は酒を通じて自分の頭から不意に引き出される未知の表現や、想像もしてなかった新たな知見に到達することが楽しいので、言っちゃえば「お題」はなんでもいいんです──もちろん旨いに越したことはないですが (笑) 。


──次が「中取り 大吟醸」でした。この結果を見ると、十四代は純米大吟醸より大吟醸を飲んだ方が良いのかもしれません。

おおお、中取り大吟醸!!!
マチダヤの「十四代」放出 (ポイント保有者限定) で「極上諸白」と毎回コンビで出されるんですが、どうにも「アル添かあ」という先入観があって、二回とも「極上諸白」を選んだバカ──それが僕です (笑) 。最近は全然「十四代」を出してくれないんですが、次回は狙いにいきますよ、「中取り大吟醸」!!!

かつては「双虹」と「七垂二十貫」も出てましたが、僕が日本酒に目覚める前だったので機会を得ず。本当はそこまで高級じゃなくても、逆に「本丸」や純吟クラスを家呑みしたいんですが、このへんは飲食店の稼ぎ頭なので、我々のような下々のエンドユーザーには回って来ないという・・・。

2017.07.02 Sun 22:36
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Name - まったり日本酒道  

Title - To moukan1972♂さん

毎度です。

2日目は、モウカンさんにとっては十分甘かったですか(笑)。僕もやっぱりドッカンファイヤー寄りの人間かもしれません(笑)。

十四代は27BYを飲み比べする機会があったのですが、確かモウカンさんが飲んでた「極上諸白 純米大吟醸」と「超特選 純米大吟醸」は、僕の中で8本中、下位2つでした(笑)。「双虹 斗瓶囲い大吟醸」が一番良くて、次が「中取り 大吟醸」でした。「双虹」は初めて飲んだし、もう飲むこともないだろうと思ってます(笑)。この結果を見ると、十四代は純米大吟醸より大吟醸を飲んだ方が良いのかもしれません。

「双虹」は高級酒のお手本のような酒でしたよ。口の中の「小さな演奏」というよりも、「口の中のオーケストラ」ですが(笑)。「小さな演奏」という意味合いでは、甘み、香りが程良い感じでキレもある「中取り 大吟醸」の方が良かったと思います。

28BYはどうか分からないですが、何かの参考になれば。今のモウカンさんの求める方向とは少し違うので無理して飲む必要もないですが(笑)。

で、これを聞きたかったのですが、マルマスはなぜ青を買おうと思ってるんですか?青は出羽燦々だと思いますが、出羽燦々が良さそうだからということですかね。僕も外でマルマスに出会わなかったら、何か買ってみようかなと思ってます。
2017.07.02 Sun 19:07
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Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん



毎度です。

このたびは貴重な体験をナビゲートしていただきありがとうございました。まさかこの手の、そこそこ大手な銘柄のレギュラー商品の生酒でここまでモダンな美酒に遭遇できるとは思ってもみませんでした。これが都内の地酒専門店で気軽に買えないのは罪な話だと思います。ブっちゃけ、値段やスペックを考えた場合、そこらの人気銘柄がこれを簡単に駆逐できるとは思いませんね。このレベルの酒がいつでもどこでも720mlで買える時代が来るまで、本当の意味で日本酒が世間に認められたとは言えない──とまで、あえて挑発気味に言っておきましょうか (笑) 。


──今、思い出したんですが、これを外飲みで飲んだとき、1杯目にドッカンファイヤーの「百春 ひだほまれ」を飲んで、2杯目にこれを飲んだので、より軽さとクリスタルさが強調されたんだと思います。

そりゃあ、クリスタルになるわけだ (笑) 。ご存知の通り、僕も最近は複数同時飲みを取り入れてますが、酒質の強弱は残酷なまでに正直に出ますね。重い (と感じていた) 酒が軽くなったり、軽い (と感じていた) 酒が重くなったり、少し混乱しますよ。ただ一つ言えるのは、旨い酒を引けば、他の酒を飲む気にはならないということですね (笑) 。その意味で、2日目は「米鶴1本」でしたし、初日も「鶴齢」を少し舐めた程度なので、この減り方は真実だと思います。

「リトマス酒」は自分の得意な酒であれば何でもいいと思いますよ。ま、山廃とか、少し偏りのあるスペックの方が面白いですが、得意な銘柄にすると、その得意銘柄に対する理解も同時に深まるので、副次効果あります。


──僕にとっては「山廃純大」のように2日目以降に甘みがにゅるにゅると出てきてくれたほうが良かったわけですが、

あれ、なんなんですかね。カロリーオフの地平線から突如にゅるにゅると豊満な味の立体物が出てくるという (笑) 。この亀の尾は「山廃」と「生酛」の両方をフラフラと漂ってる感じがありますかね。これ単体だと少し捉え所のない印象もあると思いますが、全部飲んでる身としてはなかなかに興味深い中庸性があって面白いですね。


──液性としてはそうかもしれませんが、「香り足りてない芸人」としては、香りは「東洋美人 Ippoシリーズ」に軍配があがります(笑)

確かに香りは磨きの差もありますので (笑) 。ただ、僕にとってはサイズ感というか、東洋美人はあれはあれで魅力的ですが、キレ上がりの鋭さが香りの身の丈に合ってないと感じることがないわけじゃないです。その意味で、この亀の尾は、少しボヤけてますが、口の中の収まりはマイルドというか、柔らかな落ち着きがありますし、ましてや磨き65の純米生原酒という属性に照らせば、ほとんど純吟のような美酒ラインがあるので、そこにハっとさせられます。


──また、「香り足りてない芸人」が十四代の瓶に入った米鶴を飲んだら、液性はともかく、あれ十四代香り出すのやめたのかなと、首をひねると思います(笑)。

ここも「十四代」のどこに魅力を感じるかの認識の違いでしょうね。「十四代」に関しても僕が重視するのは味わいのサイズ感であり、液性における球体感なんですよ。香りは「抱く前」の印象で、サイズ感は「抱いた後」のそれという感じでしょうか (笑) 。「嚥下の心地良さ」というか、口の中で繰り広げられる「小さな演奏」というか、そういうものが「十四代」の魅力だと思ってるんですが、去年飲んだ「極上諸白」は大仰で人懐こすぎますね。香りは出てますが、僕にとっては重要な要素ではありません。


──僕はグラス内での温度上昇が原因だと思っていたんですが、確かにこういう面もありそうですね。飲み続けてると、「んっ」って、ちょっとだけ顔をしかめちゃう瞬間があるんですよね。「美酒の借金」、なんかまた使えそうな用語ですね。「美酒の負債」より「美酒の借金」のほうが語感がいいかな。

この酒に限らず、良い印象とそうでもない印象の振れ幅の大きい酒というものは確かに存在します。5分前の美酒は何処へという (笑) 。普段もいろいろ思いを巡らせてはいるんですが、得意な酒だと細部に対するフォーカスも冴えるので、実り多いですね。そういう意味でもこの酒は僕にとっては飲まなくてはならない酒でしたね。


──色々弱点も書いちゃいましたが、昨日飲み終わった時、「もう終わっちゃった〜」と感じたし、この酒買って良かったなと満足感がありました。後悔としては、僕も家で、他の酒と味クラーヴェしておけば良かったなと(笑)。

うちも残り2合ちょいなので、ここ最近の中ではTOPクラスの減りの速さです。似たような酒質の純米生原酒はそう簡単に頭に描けないですし、やはり、興味の尽きない酒だからこそ、ブツクサ言いながらも飲んでしまうんだと思います──つまり、他の似たような酒に重ねられないから、真偽を確かめようとして進んで飲んでしまう。

米鶴の外飲み情報もありがとうございます。矢崎氏プロデュース以外の酒は自分の巡回コースには置いてないので、まあ、マルマスの青は近いうちに通販してみます。マルマスは「社長スペシャル」という位置付けで味も香りも「米鶴」にしては足りてるみたいなので、もしかしたら、まったり日本酒道さん的にはピタっと収まりのイイ酒かもしれません (笑) 。

というわけDE、このたびはお世話になりました。これ買わない (飲まない) とか、僕にとってはアリエナイ話でした。


2017.07.01 Sat 01:36
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Name - まったり日本酒道  

Title - また長いコメント(笑)

毎度です!

高評価で良かったです。紹介したかいがありました。でも、元はと言えば、「山廃純大」を紹介してもらったおかげなので、恩返しできて良かったです。

今、思い出したんですが、これを外飲みで飲んだとき、1杯目にドッカンファイヤーの「百春 ひだほまれ」を飲んで、2杯目にこれを飲んだので、より軽さとクリスタルさが強調されたんだと思います。家飲みだと1本をずっと飲み続けるので単調になりがちで、その酒の良さが逆に分かりにくいかもしれませんね。その意味で、リトマス酒を置いておくというのは家飲み術として発明ですね(笑)。いつか、まったり日本酒道で「家飲み編」を書くときは、参考にさせてもらいます。

実は昨日全部飲み終わったのですが、1日目に2合飲んで、四合瓶2つに取り分けて、それ以降は1合ちょっとづつ飲んでたんですが、最後の日(8日目)まで、酒質はほとんど変化しなかったですね。僕にとっては「山廃純大」のように2日目以降に甘みがにゅるにゅると出てきてくれたほうが良かったわけですが、「山廃純大」の1日目が好きなモウカンさんにとっては、「亀の尾生」はずっと「山廃純大の1日目の青い鳥」がいる状態なわけで、好ましいと思います。

と書いていたら、トップのヘッダーが更新された(笑)。どうやら違ったようですね。。2日目の記事も楽しみにしてます。

> 同じ桃なら「東洋美人 Ippoシリーズ」より旨い。

液性としてはそうかもしれませんが、「香り足りてない芸人」としては、香りは「東洋美人 Ippoシリーズ」に軍配があがります(笑)。東洋美人、今年のはまだ飲めてないですが。。

また、「香り足りてない芸人」が十四代の瓶に入った米鶴を飲んだら、液性はともかく、あれ十四代香り出すのやめたのかなと、首をひねると思います(笑)。

米鶴にもモウカンさんが書いている香りはありますが、香りの方向性が違う感じですね。

と、「香り足りてない芸人」からの自分フォローでした(笑)。

> この点をまったり日本酒道さんは「ジューシーさが足りない」と感じるんだと思うけど。

解説ありがとうございます。確かにそうですね。なんかコメント書こうと思ったけど、モウカンさんが書いてる通りだ(笑)。

> オレは香りや甘みを日本酒にそれほど求めないので、探すべきイクラの味質がそもそも彼とは少し違うということだな──それは山廃純大に求める属性においても同様──ま、それが面白いんだよな──同じ結論に対する受け入れ方が違うという。

「山廃純大」でもモウカンさんは1日目、僕は甘みが出てきた2日目だったので、同じ酒でも求めてるものがちょっと異なってますね。

> 徐々に味や香りに慣れてくると、少しずつ舌に余剰成分の残骸が意識下で積み上げられていく感じだ。

僕はグラス内での温度上昇が原因だと思っていたんですが、確かにこういう面もありそうですね。飲み続けてると、「んっ」って、ちょっとだけ顔をしかめちゃう瞬間があるんですよね。「美酒の借金」、なんかまた使えそうな用語ですね。「美酒の負債」より「美酒の借金」のほうが語感がいいかな。

色々弱点も書いちゃいましたが、昨日飲み終わった時、「もう終わっちゃった〜」と感じたし、この酒買って良かったなと満足感がありました。後悔としては、僕も家で、他の酒と味クラーヴェしておけば良かったなと(笑)。

あ、あとついでに、米鶴を外飲みで見つけたら飲むようにしてるのですが、夏酒の蛍とカッパの赤色の酒を飲んでます。蛍は夏酒にしては濃い味なんですが、速醸的な味の太さ(ぶっとい酒ではない 笑)が出てしまっていて、イマイチでした。コンディション問題の可能性もあります。

カッパの赤色の酒は、素直に甘みが出ていて、キレもまずますなので美味しかったですよ。ただ、モウカンさんが家で真剣に飲む酒ではないです(笑)。赤色だし、パーティー向けのお酒ですね。

コメントが長い(笑)。。
2017.06.30 Fri 23:06
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