【当たり屋 - FILE:006】Guillaum de Vergy / ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ ル・バロン ヴァン・ムスー・ドゥ・カリテ シャルドネ ブリュット NV <フランス> 




当たり屋006

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 その週末、我々は泡が恋しくなっていた。次の5本を手配したのは6月3日の「Է ༀ 教育的指導ナイト」においてであったが、取り寄せてから1週間しか経っていなかった。シャンパーニュは最低でも10日は泡を休ませるべきという常識があり、その週末、我々はそれらを開けることができなかった。

 金曜日に近所のスーパーに行くと、入り口付近で怪しげな泡モノが叩き売られていた──スパークリング! シャルドネ! 2,200円の品が1,100円!

 人間とは元来「懲りないバカヤロウの集合体」である。だからこそ「歴史」がある。もしも我々人類がすでに永遠の洗練と叡智を手にしていたのなら、「日本史」と「世界史」の教科書の最終ページでは、おそらく極々平凡な言葉たちの幾つかが、一見すると変哲のない、だがしかし二度読むと不可思議に感じる未知のコンビネーションを静かに奏でていたに違いない。

 我々人類はこうして恒久の平和と人生の真理を手に入れたのである。そして歴史は、もうこれ以上、動きようがない。

 ところが未だに人間はバカを続ける。だから歴史の教科書は永遠にその役目を終えることはない。これは喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか。いや、悲しむよりは喜んだ方がいいに決まってると思うことで我々人類は昨日を捨てて今日を迎えられるのである。だから哀れで愚かな自分たちを、せめて優しく慰めてみようと思うのだ。

 こうして我々夫婦は、またしてもロクでもない泡の酒 (ヴァン・ムスー) を買ってしまった。前回の「おならプスゥ〜マンテ」でスッカリ懲りたはずだったのにもかかわらずである。moukan1972♂は言った──dಠಠb「シャルドネ100%みたいだぜ? さすがにクソマンテより酸っぱいだろ!」。moukan1973♀は答えた──♡☺♡「本当に大丈夫??? でも、1,100円なら当たりに行くか〜」。土曜に買って1日冷やして、日曜には開けて飲んでいた。そして今は激しく後悔しているのである──違う、これは確かに、我々にとってのオッパイ踊る怪しくも楽しい航海だったはずである!


 いざ行かん、泡の海へ──。



 





【当たり屋 - FILE:006】Guillaum de Vergy / ギョーム・ドゥ・ヴェルジィ ル・バロン ヴァン・ムスー・ドゥ・カリテ シャルドネ ブリュット NV <フランス>
※一つ言っておくと、これはシャンパーニュではない。「ヴァン・ムスー」──単なる泡の酒である。



DSCN8374.jpg ご存知の方も多いとは思うが、その酒が「シャンパーニュ」を名乗るためには厳正なる審査基準があり、そもそもシャンパーニュ地方で採れたシャルドネやピノ種 (ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・グリ、アンフュメ、アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン) を使用することが義務付けられているので、いわば「地方名産品の究極版」こそが「シャンパーニュ」ということになる。なので、ラベルに「Champagne」と書かれていないモノは全て「スパークリング・ワイン」として扱われる──スペインでは「カヴァ」、イタリアでは「スプマンテ」、ドイツでは「ゼクト」などと呼ばれ、フランスではシャンパーニュ以外のスパークリングを総称して「ヴァン・ムスー」と呼ばれたりする。(※中には「クレマン」のようにAOCから指定されているモノもある)

 そこでシャンジュリアン先生が言うには、その意味で「ラベルに『Champagne』と書かれてる酒であれば何を飲んでもそう大きくハズれることはない」ということなのである。つまり、「Champagne」を名乗れるだけで、その酒は「スパークリング・ワインの王」なのである。最近ではフランス以外でも高品質なスパークリング・ワインは造られているが、マトモなモノは結局シャンパーニュと似たような値段になってしまうので、だったらシャンを買うよという話になる。たとえば、オレも飲んだギィ・チボーの長男はカルフォルニアでシャルドネを育てて「チボー・ジャニソン ブラン・ド・シャルドネ ブリュット」を造っており、就任当時のオバマ大統領がホワイトハウスで主催した「最初の晩餐会」に使用されたりしている。


 というわけDE、我々が買ったのは「ただの泡のワイン」ということになる。違いはいろいろあるけれど、最も人々に切実な思いを抱かせる違いは、何といっても「その値段の安さ」ではあるだろう。「Champagne」でも2,500円から買えるモノも中にはあるが、一番安価なNV (ノン・ヴィンテージ) クラスでも3,000〜5,000円は覚悟しなければならない。そこそこ名の知れたマニア向けのRM (レコルタン・マニピュラン=自社のブドウだけで製造するメゾンで、中には家族だけで経営している小さな日本酒蔵のような規模のメゾンもある) モノなら税込で4,000円〜が今の相場である。

 DE、1,100円。ナニコレ、なんでこんなに安いの!? その理由はいちいち書かないが、極めてざっくり言えば、日本酒における「兵庫県産山田錦35の純米大吟醸」と「田舎の火入れ普通酒」を思い出すのが一番わかりやすいかもしれない。


 立ち香──「辛口」言ってるけど──ドサージュは10g/L──、むしろ甘みの先読みあり。果実的な酸は旅に出ており、今ここにはいない。シャンパーニュらしい熟したトースト香は薄ぼけていて、想ひ出すのはサイゼリアの安ワインの香り (笑) 。香りだけなら前回のクソマンテの方が〝らしさ〟はあった。実は開ける時、コルクがグイグイ攻めてくる感じが弱かったので、ガスの強さはあまり期待できない。

 週のド頭で泡を求めたシャナリア──。

 ♡☺♡「あああ・・・薄い。あと、イヤな苦みが最後に残る。安ワイン特有の感じ

 またまた、事前情報に惑わされてるだけじゃないの???──。

DSCN8378.jpg はいこれ、安ワインのハイボール@レモン抜き。なんていうか、興味のない女と同じで、この酒について何かを知りたいという気持ちが全く起きない。もはやいいところを探す気力も沸かない。安いワインを炭酸で薄めてレモンを搾るのを忘れた感じなので、むしろそこらで売ってる500〜800円の白ワインの方が味は濃い。

 dಠಠb「これはダメだな。酷い
 ♡☺♡「なんで今アタシはこれ飲んでるのかわからなくなってきた。これこそ肝臓の無駄使い。あんたが『これはダメだな』て言うから、ますます気分が落ちてきた」──言ってることよく理解できてないんだけど、もしかしてオレ、責められてる??? まるで自分が一生懸命選んだ誕生日プレゼントをカレシにボロカス批難されて落ち込む女子高生のような言いぶり (笑) 。

DSCN8383.jpg しかし勉強になります。シャルドネ100%の泡でも全く酸っぱくないんですね。もはや果実味すら容易には探せない。自然な酸っぱさを表現するには、本当に質のいいブドウを使わないと無理なんですね。この変な苦みね。薄めた重油というか、確かにこれ、昔さんざ飲んだ安い白ワインにはみんなありましたね。

 もちろん、近所のスーパーの叩き売りという底辺な品質管理による影響もあるとは思うけど、元々ちゃんと酸っぱかった酒がここまで安っぽく甘くなるものなのか。せめて劣化するなら酸化して渋くなってみせろよ!

 前回はイタリアのスプマンテだったので、シャルドネ100%なら多少は飲めるかと思って買いましたが、皆様も決して近所のスーパーで安い泡モノを買ってはいけません。自分が良いシャンパーニュを知る前だったら飲めたかもしれないけれど、もう無理大根

 ただ、いつも買ってる意識の高いちゃんとした店でも安価な泡モノは扱ってるので、次はそういう店が独自にセレクトしたヤツを買ってみます。もう絶対に専門店以外で安い泡モノは買いません。


moukan1972♂moukan1973






Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん



毎度です。


──無理でしょね。 ブルのクレマンにシャン方式五年熟成というが有って買いましたが、¥2000のシャン並で飲めました。が、一本¥2500以上します。これが現実ですよ。寧ろ、うきうきとかで¥2000で売ってるシャンに当たりに行った方がどハズレはないかも?

まーたハッキリ言いますね (笑) 。とはいえ、銭を失うだけではないですね。サンジュリアンさんが通った失敗道をなぞってるに過ぎないですが、僕は逆説的にシャンパーニュの偉大さを知れるだけでも今は有意義です。


──私としてはやばい酒勧めた甲斐がありましたよ。 一方、モーカンさんのお陰で日本酒の全体像が掴めて、ワインの良さを再発見出来たので、ご恩返しに底なし沼のワインの世界に引きずり込ませていただきますよ。

だーから、どうして僕をワインの沼に引きずり込みたがるんですか (笑) ! もしも本当に僕をその沼に引きずり込みたいのであれば、一つだけ簡単な方法があります。ただ単に、僕に「旨い!!!」と思わせる酒を飲ませればいいんですよ。ですが、それは難しいことですよ。なんだかんだでシャンジュリアンさんが薦めてくれたシャンパーニュで僕が本当に心惹かれたのは、フルニにナチュール──しかもそのロット違いだけですからね (笑) 。

頑張ってください。

2017.06.13 Tue 22:36
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Name - サンジュリアン  

Title - No title

毎度です。
「これなら普段使いにいいっか」くらいの落としどころを探せれば
> 無理でしょね。
ブルのクレマンにシャン方式五年熟成というが有って買いましたが、¥2000にシャン並で飲めました。が、一本¥2500以上します。
これが現実ですよ。寧ろ、うきうきとかで¥2000で売ってるシャンに当たりに行った方がどハズレはないかも?

私としてはやばい酒勧めた甲斐がありましたよ。
一方、モーカンさんのお陰で日本酒の全体像が掴めて、ワインの良さを再発見出来たので、ご恩返しに底なし沼のワインの世界に引きずり込ませていただきますよ。
既に奥さんはもう片足シャンの沼に入っているみたいですね〜
2017.06.13 Tue 18:52
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Name - moukan1972♂  

Title - To めるろーさん



こちらこそさっそくの返信ありがとうございます。

なーんだ、普通に飲んでますね、日本酒。すでに好きな銘柄もあるようですし、久々にじっくりという感じでしょうか。しかもイイやつたくさん飲んでますね。僕は「黒龍」の高級ラインは「火いら寿」しか飲んでませんが、この手の酒との相性が良くないんですよね (笑) 。


──実は花巴と篠峯あたりをネットで注文しようと思っていたところです。もちろんモウカンさんの記事を参考に!

「花巴」は僕もほとんど飲んでませんが、今季はいろいろ漁ろうと思ってますので、機会があれば一緒に同じ酒を飲んで行きましょう。「篠峯」は去年 (27BY=2015年ヴィンテージ) から僕の中で下降の一途で、今季 (28BY=2016年ヴィンテージ) からは麹室の新設に伴い、いわゆる「木香問題」が発生しており、これには堺杜氏も頭を悩ませているようです。

要するに「樽酒」のような香りが全ての酒に付いてます。ワインのオーク香とは違い、日本酒は原料が果実ではないので元々自然な酸は出ず──どちらかと言えば甘い酒であって、この香りとの相性があまり良くないという問題があります。なので、今季の「篠峯」はオススメしてませんが、金曜に2本届くので、まずはそちらの記事をご覧ください。僕が飲んだ28BYで唯一飲めるのは「田圃ラベル 亀ノ尾 Vert 生」だけですね。今はむしろ27BYの売れ残りを漁った方がマシな状況です。26BYはさすがにもう買えませんが、この時期の「篠峯」はどれを飲んでも旨すぎる酒ばかりでした。


──あとは而今、梵、亜麻猫、紀土、荷札酒とか好きです。 「ただのミーハー酒…」とか「もう終わってる…」とか色々また教えてください! たぶん自分では甘い系が好きだと思ってます。

僕は今年の7月で日本酒歴が丸3年なので、「而今」のイイ時はギリギリ26BYで何本か飲めた程度ですが、今は正直、どうでもいいと思ってます。「新政」も今季は全体に味が出てないようですね。「梵」は10年くらい前にブルーボトルの山田錦50をよく飲んでました。当時は焼酎の息抜き程度だったので、日本酒そのものにはハマってませんでした。

甘い酒には徐々に興味を失いつつありますが、うちのブログからリンクを張っている「酔いどれオタクの日本酒感想記」のまるめち氏は大の甘党でガッツリ味の出てる濃い酒が好きで得意なので、かなり参考になるかもしれませんが、チョイスは相当にマニアックです (笑) 。

酔いどれオタクの日本酒感想記
http://marumechi.blog.fc2.com


僕が最近飲んだ甘めの酒だと、

◤六十餘洲 - 純米吟醸 雄町 生酒 28BY
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-933.html

これがダントツに旨いですが、1800mlしか出ておらず、しかも、もう買えないかもしれません。

あと、特に甘くはないですが、「篠峯」「花巴」と同梱するなら、同じ奈良の酒である、

◤みむろ杉 - 純米吟醸 露葉風 無濾過生原酒 中汲み 28BY
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-808.html

このへんは愛らしいジューシイさがあるので楽しめると思います。ただし足の速い酒なので、1日で飲み切るのがベターです。残す場合はキッチリ半分残さないと──残りが1合とかだと劣化のスピードは更に早まります。


ワインと違い、イマドキの日本酒は「早飲み文化」なので、売り切れるスピードも早く、なかなか追うのが面倒なジャンルですが、せっかくなので、何か1本でもイイやつを紹介できればと思ってます。

2017.06.13 Tue 18:33
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Name - めるろー  

Title - ありがとうございます!

実は花巴と篠峯あたりをネットで注文しようと思っていたところです。もちろんモウカンさんの記事を参考に!
過去に高級日本酒飲んだのは、石田屋、仁左衛門、しずく、火いらずあたりです。全部黒龍ですね、笑。今でもこのへんの日本酒はイケてるんでしょうか?
あとは而今、梵、亜麻猫、紀土、荷札酒とか好きです。
「ただのミーハー酒…」とか「もう終わってる…」とか色々また教えてください!
たぶん自分では甘い系が好きだと思ってます。
2017.06.13 Tue 17:52
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん



毎度です。

「泡の当たり屋」を始めたのではなく、無謀な旅に出たらまんまと船が沈没しただけです。途中moukan1973♀が涙目になりかけてたのには微妙にウケましたが (笑) ──人生を振り返る寸前までいった。つくづくヤバイ酒を諏訪の怪人に仕込まれたもんですね。もう飲めないです、こんなもん。

ま、フィッチやウメムラでも幾つか扱ってるので、「大手の缶ビールとどっちがマシか」レベルで何本か当たりに行くと思います。シャンの代わりにならなくても「これなら普段使いにいいっか」くらいの落としどころを探せれば。


──あと、泡で案外好きなのはフランスのシードル(林檎発泡酒)です。ドライタイプで度数5度、甘口は3度くらいなのでスターターに良いですよ。 多分モーカン♀さんお好きだと思います。

実は日本酒にハマりたての頃に渋谷のコンランショップでノリで1,500円くらいのを買って飲んだんですが、甘かったですね。当時は25BYの篠峯が我が家で大ブレイク中だったので、こっちの方がシードルより遥かに酸っぱいし果実感もありましたし、「なんだこのクソ酒は!?」と思ってました。

「やまや」はチャリで10分ちょいですね。今度行ってみます。よくわからんシャンを買ってしまいそうですが (笑) 。

情報ありがとうございます。ちゃんと酸っぱいシードルあれば教えて下さい。

2017.06.13 Tue 17:27
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Name - サンジュリアン  

Title - いや〜 同じ経験してますね

毎度です。

遂に泡の当たり屋まで始めたんですかね。

実は私もシャンの良さがわからなかった頃、値段につられてシャンパン方式の泡を買いましたよ。6本送料込み¥5000 なんてのがよく出てます。
まあ、他の酒飲んでる時のチェイサー位にしかならないでよね。

よくモーカンさんが書いていますが、シャンはどんなに安くてもシャン
これって結構大変な事かも知れませよね。
ボルドータイプの赤ワイン 最低価格 AOCボルドー¥600〜 ですが味は¥6-8000位迄ほぼ値段に比例します。
が、¥2000で売ってるシャン、一応シャンの味しますし、好みは別にして最低限飲めない事はないですよ。

カバの安いのを¥1500で買って味の薄さとコクの無さに何度も😞しました。個人的にはシャンパン方式だから最低限あるレベルが保証されてるとは思ってません、シャンパン方法でない泡に旨いのはないとは思います。つまりシャンパン方法は必要条件であって、シャンは最低限の品質が保証された充分条件?だと思います。
安物買いの銭失い を何度も経験した教訓です。

あと、泡で案外好きなのはフランスのシードル(林檎発泡酒)です。ドライタイプで度数5度、甘口は3度くらいなのでスターターに良いですよ。
多分モーカン♀さんお好きだと思います。
ウチの而今息子 一人で飲むならシャンよりシードルの方が気楽で美味く飲めると言っております。

値段は¥1000-1500 安いのなら こんなのも有ります。
http://item.rakuten.co.jp/kaldi/3271470759393/
実店舗なら新宿のr20沿でワシントンホテルの反対側に在る やまや に行けば何種類か売ってる筈です。勿論シャンも結構売ってます。
昔 此処に随分通いました。
https://www.google.co.jp/search?q=やまや+新宿店&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja-jp&client=safari#fpstate=lie

2017.06.13 Tue 17:01
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Name - moukan1972♂  

Title - To めるろーさん



めるろーさん

こちらこそはじめまして、moukan1972♂です。いつもアクセスありがとうございます。

HNや文面から察するにワイン派の読者さんのようですね。僕のような素人の与太記事に対して丁寧なアドバイスをいただき恐縮しております。

ご存知かとは思いますが、ワインについては何も知らないんですが、たまたま読者さんの中にハードなコレクターがいまして、彼の影響 (強制?矯正?凶星?) で最近はシャンパーニュのNVモノを月に数本飲むようになりました。もはやシャンはうちの奥さんの方がハマってます。

今回もダメだとわかりつつ、冒険心を捨てられず、当たりに行ってまんまと砕け散りました (笑) 。でもいいんです。日本酒もそうですが、クソ酒を通じて美酒のなんたるかを知るというか、はした金で「場数」を稼いだというわけです。


──この泡は販売ページを見ると「シャルマ方式」となってますね。フランスの泡でもその他の国でも泡を買うときは「瓶内二次発酵」かそうでないかを見た方がいいと思います。シャンパーニュと同じ作り方ですので、安いものでも瓶内二次発酵で作られてるとそれなりに美味しいものに出会えますよ。

ありがとうございます!

たしかに今回のヴァン・ムスーも前回のスプマンテも泡が弱いっすねー。スプマンテよりはありますが、全く心が躍りませんね。ま、今後はフィッチやウメムラなど、いつもシャンパーニュを買ってる専門店で扱ってる泡モノ以外は買いませんし、必ず「瓶内二次発酵」のモノにします。セロスがイタリアで造ったDUBLらへんは飲んでみたいですね。あとはフィッチが1,000円くらいで出してるアルゼンチン産の泡モノも (笑) 。

なんだかんだでシャンは高いので、4本に1本くらい混ぜ込んで平均単価を下げたいという貧乏人の発想ですが、なかなか難しいですね、一度「上」を知ってしまうと。


──いつもこっそり拝見させていただいてます。モウカンさんに影響されて日本酒飲みたい欲が止まりません(^ ^)

どの町にも必ず1軒くらいは地酒を扱ってる酒屋はあるので、まずはそこでこう訊くのがいいと思います。

最近、ご主人が飲んだ中で一番うまかった純米吟醸の生酒をください」──。

その酒屋が地酒を扱ってるかどうかを見極めるのは非常に簡単で、一升瓶 (1800ml) を立てて置ける冷蔵庫があるかどうかで〝ほぼ100%〟判別可能です。デカめのショーケースに1800mlがボカスカ収納されてる店は地酒に強い店です。

都内にお住まいならデパートなんかも便利です。新宿伊勢丹、池袋西武の品揃えはなかなかです。特に池袋西武は必ず毎週2つの蔵元さんが試飲販売に来てるので、ただでいろいろ飲めます (笑) 。

最近はワイン的なアプローチの日本酒も増えてますが、あまりオススメはしません。だったら「山廃 (やまはい) 」や「生酛 (きもと) 」など、元々の「酸のポテンシャルの高い酒の生酒」を飲んだ方がいいと思います。ワイン飲みなら初心者の壁を一気に飛び越えて「花巴 (はなともえ) 」とかに行ってもいいような気もしますが、ちょうど金曜に「花巴」の山廃が届くので、☆4以上なら試してみてもいいかもしれません。

最新記事の「酉与右衛門 純米 直汲み 亀の尾」も酸の出てる銘柄なので、ワイン飲みでも普通にイケると思いますが、やや漢臭い酒なので、オサレかどうかは微妙ですね (笑) 。こちらは「山廃」より「速醸」が良い出来です。

せっかくなので死ぬまでに死ぬほど旨い日本酒を2〜3本くらいは体験してほしいですが、僕は目線が厳しいので、なかなかそういう酒は多くはないです。今季はまだ2本ですね。☆6の「米鶴」と☆5の「黒澤」のみです。


2017.06.13 Tue 14:41
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Name - めるろー  

Title - はじめまして

いつもこっそり拝見させていただいてます。モウカンさんに影響されて日本酒飲みたい欲が止まりません(^ ^)
この泡は販売ページを見ると「シャルマ方式」となってますね。フランスの泡でもその他の国でも泡を買うときは「瓶内二次発酵」かそうでないかを見た方がいいと思います。シャンパーニュと同じ作り方ですので、安いものでも瓶内二次発酵で作られてるとそれなりに美味しいものに出会えますよ。同じ意味で「traditional method」とか「シャンパン方式」もとか書かれてたりもします。
シャルマ方式はタンク内で二次発酵させてから瓶詰めしてます。その他に白ワインに炭酸ガスを注入しただけのものもあります。
2017.06.13 Tue 12:59
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